問題
右の図で、Aの部分の面積は7㎠、Bの部分の面積は6㎠、Cの部分の面積は20㎠です。このとき、Dの部分の面積は何㎠ですか。
解説
図形(特に三角形)の性質には、底辺が共通しているなら高さの比が、高さが共通しているなら底辺の比が、その三角形同士の面積比になるという重要な性質があります。
今回は問題で面積が与えられていますから、それを用いることで辺の比を知ることが出来ます。
まずは、面積の比を考えると、
\(A:B=7:6\)
とわかります。また、△Aも△Bも高さが共通なので、辺の比も7:6であることがわかります。
次に△Dと△Cについて考えると、こちらも高さが同じであるため、面積の比は、
\(D:C=7:6\)
と言えます。
今、Cの面積は20㎠なので、Dの面積を求めると、
\(20 \times \frac{7}{6}=\frac{70}{3}\)
\(=23\frac{1}{3}\)
となります。
答え:\(23\frac{1}{3}cm^2\)
おすすめ記事
- 難関校頻出!複雑な平面図形の面積を求めるには
- 平面図形の全体像を理解しよう!平面図形と比の問題の要点をわかりやすくまとめてみました!
- 平面図形の苦手を解消!三角形の面積比~基本編~
- 平面図形が苦手な人は必見!三角形の面積比と辺の比の関係~基礎編~
- 平面図形をマスター!三角形の面積比~応用編その1~
- 平面図形をマスター!三角形の面積比~応用編その2~
- 三角形の面積比を解説!問題演習で平面図形をマスターしよう<応用編その3>