國學院大學久我山中学校-2019年度算数大問2(6)辺の比と面積の比に関する問題-過去問解説

問題

右の図で、Aの部分の面積は7㎠、Bの部分の面積は6㎠、Cの部分の面積は20㎠です。このとき、Dの部分の面積は何㎠ですか。

解説

図形(特に三角形)の性質には、底辺が共通しているなら高さの比が、高さが共通しているなら底辺の比が、その三角形同士の面積比になるという重要な性質があります。

今回は問題で面積が与えられていますから、それを用いることで辺の比を知ることが出来ます。

まずは、面積の比を考えると、

\(A:B=7:6\)

とわかります。また、△Aも△Bも高さが共通なので、辺の比も7:6であることがわかります。

次に△Dと△Cについて考えると、こちらも高さが同じであるため、面積の比は、

\(D:C=7:6\)

と言えます。

今、Cの面積は20㎠なので、Dの面積を求めると、

\(20 \times \frac{7}{6}=\frac{70}{3}\)

\(=23\frac{1}{3}\)

となります。

答え:\(23\frac{1}{3}cm^2\)

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