【神奈川女子御三家!】横浜共立学園中学校の理科の特徴は?直近の出題傾向や入試対策方法・過去問対策も!

横浜共立学園中学校は、神奈川県横浜市中区山手町に所在する、中高一貫の私立女子中学校です。

完全中高一貫校であるため、高校からの募集は行っていません。

また、創立は1871年に遡り、首都圏の女子校のなかでも歴史が長いです。

フェリス女学院中学校・高等学校、横浜雙葉中学校・高等学校とともに「女子御三家」と称され、神奈川県内でもトップクラスの難易度をほこります。

今回は、そのような横浜共立学園中学校の、理科の出題傾向や入試対策方法についてご紹介します!

入試情報

問題構成・解答形式

横浜共立学園中学校の理科は、試験時間40分、満点が100点となっています。また、大問数は5問、総設問数が25〜35程度となっています。ここ数年の入試では、大問数総設問数ともに大きな幅もなく、安定した傾向が見られます。

基本的には物理・化学・生物・地学の4分野からそれぞれ1問ずつと、4分野すべての融合問題が1問出題されています。

近年の出題内容

2021年度

2020年度

2019年度

出題傾向

概要

横浜共立学園中学校の理科は、試験時間が40分、満点が100点となっています。試験時間に対して大問が5問、総設問数が25〜35問程度出題されています。

一般的な学校に比べると、試験時間が短いわりに、問題数は標準的なので、あまり時間に余裕がないことが特徴的です。

基本的には、各分野からそれぞれ1問ずつと、4分野の融合問題が1問出題されています。

難関男子校で見られるような、難問・奇問は見られません。高度なひらめきや思考力を必要とするというよりは、単元についての本質的な理解を問うような良問が揃っています

また当校の理科は、さまざまな形式の問題が出題されることが特徴のうちの一つだと言えるでしょう。一般的な中学受験理科でよく出題されるような、記号選択・用語記述・並び替え問題・正誤選択問題が大部分を占めています。

そのほかにも、各大問につき、1〜3問程度の記述問題や計算問題、グラフに記入する問題などが出題されていることも特徴的です。

出題形式は様々ですが、どれも基本的な知識を問う問題ばかりなので、高得点を目指したいところです。

出題傾向についての詳細

横浜共立学園中学校の理科では、物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されることが特徴的です。基本的に、各分野からそれぞれ1問ずつと、4分野全ての融合問題が1問出題されています。

融合問題は、各教科の基本的知識に関する正誤問題で、すべての大問の中でももっとも難易度が易しいです。そのため、試験時間が始まったらまずは融合問題から手をつけると良いでしょう。

次に各単元ごとの出題についてですが、横浜共立学園にはこれといって「必ず出題される定番の単元」のようなものはありません

ですが、ここ最近の傾向としては、物理からは「電気回路」「熱」「光の角度・反射」といったエネルギーに関する問題が、化学からは「ものの溶け方」「化学反応」「水溶液の性質」といった化学物質に関する問題が、生物からは「光合成」「生物の分類」が、地学からは「地形」「地層」「天体」に関する問題がよく出題されています。

難問・奇問といった、高度なひらめきや思考力を問うような問題は見られません。あくまで受験生の単元についての本質的な理解を問うような問題がほとんどです。

知識問題の割合が大きいため、受験生の演習量や知識の豊富さがそのまま得点に直結するような内容となっています。難易度がそこまで高くない分受験生同士で点差がつきにくいことも特徴的です。

合格平均点や受験者平均点などについては、4教科の合計点は公開されていますが、各教科では特に公開されていません。

しかし、問題の難易度などをふまえても、7〜8割の回答率を目指したいところです。

また当校の理科では、出題形式がある程度一定であることが特徴としてあげられます。一般的な中学受験理科でよく出題されるような記号選択・用語記述・並び替え問題・正誤選択問題が大部分を占めています。

そのほかにも、各大問につき、1〜3問程度の記述問題や計算問題、グラフに記入する問題などが出題されています。内容は、基本的な知識を問うような問題がほとんどです。

また当校の理科は、時間にあまり余裕がないことが特徴的です。試験時間が40分であるのに対し、総設問数は25〜35問となっており、1問あたりにかけることができる時間は1分あるかないかというくらいしか与えられていません。

一見余裕があるように思えるかもしれませんが、記述問題や計算問題などは時間がかかる問題も多いため、決して時間に余裕があるわけではありません。

完成度の高い解答が求められるので、高得点を取る上では解くスピードも非常に重要です。

入試対策法

分野別対策法〜実際の過去問を解いてみよう〜

横浜共立学園中学校の理科では、物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されることが特徴的です。

そのなかでも頻出の融合問題について、実際の過去問を抜粋しつつ、対策法をご紹介します。

(2019年度第1回・第1問より抜粋)

〔1〕次の①〜⑧の文章を読み、正しい場合は○、誤っている場合は×で答えなさい。

  • ①同じ長さの電熱線に同じかん電池を1個つなぐと、太い電熱線の方がより発熱する。
  • ②ピンセットはてこを利用した道具で、支点が力点と作用点の間にある。
  • ③スチールウールを燃やすと、酸素が使われ、二酸化炭素ができる。
  • ④火を使う実験では、いすを片づけ、立って作業し、加熱器具は机のはしに置かない。
  • ⑤ダイズやゴマの種子に最も多くふくまれているのはタンパク質である。
  • ⑥ヒトのたい児は受精後約4ヶ月で心臓が動き始める。
  • ⑦地球は1つの大きな磁石であり、北極付近がN極になっている。
  • ⑧ヒマラヤ山脈の地層にはアンモナイトが見られることから、海の底でできた地層であることがわかる。

 【答え】

  • ①○
  • ②×
  • ③×
  • ④○
  • ⑤×
  • ⑥×
  • ⑦×
  • ⑧○

〔ポイント〕

  • 横浜共立学園中学校の理科では、毎年物理・生物・化学・地学の4分野各単元からそれぞれ1問ずつ出題されるとともに、4分野すべての融合問題が必ず1問出題されています。
  • 今回の問題のように、各単元でおさえておくべき必須事項や基本的な知識をベースにした問題がほとんどで、すべて正誤選択問題となっています。
  • 難しいことは出題されていないため、受験生の演習量や知識量がそのまま得点に直結するような内容となっています。

高得点を目指す上でのポイントとは?

4分野の融合問題では満点を目指す

横浜共立学園中学校の理科では、難関男子校で出題されるような難問・奇問は出題されていません。

あくまで単元についての本質的な理解を問うような良問が揃っています。受験生の知識量や演習量がそのまま得点に直結するため、苦手分野を残さないようにしっかり対策を行いましょう。

一方で、問題によって難易度に少しばらつきがあることも特徴的です。問題によっては「今まで学習したことを関連づけて、論理を組み立てる」ような、一筋縄ではいかないようなものも見かけられます。

覚えていればすぐに答えることができるような知識問題は、時間をかけずに解き終え、なおかつ満点を目指しましょう。

特に、毎年必ず1問出題されている4分野の融合問題は、各単元で必ずおさえておくべき暗記必須事項や基本的な知識をベースにしたような問題がほとんどです。融合問題は必ず満点を目指すようにすると良いでしょう。

過去問演習はしっかりと!

横浜共立学園中学校の理科では、さまざまな形式の問題が出題されることが特徴的です。

一般的な中学受験理科でよく見られるような、記号問題、適語補充、用語記述といった問題がほとんどです。

また、各大問につき1〜3問程度は、記述問題や計算問題のほかに、グラフにデータを記入させるような問題なども出題されています。

入試本番で独特の形式に戸惑うことがないよう、過去問演習は事前にしっかりと行うと良いでしょう。

時間配分は入念に行おう!

横浜共立学園中学校の理科は、試験時間が40分、満点が100点となっています。また、試験時間に対して大問が5問、総設問数が25〜35問となっています。

1問あたりにかけることができる時間は1分程度しかなく、まったく時間に余裕がないことが特徴的です。

試験時間が始まったらまず全ての問題に目を通し、得意な分野や解きやすそうな問題から手をつけましょう

試験終了前の5〜10分間は必ず見直しの時間とし、計算ミスや解答の抜け落ちがないかどうかしっかりと確認しましょう。

まとめ

今回は、横浜共立学園中学校の入試情報や、理科の出題傾向、入試対策方法についてご紹介しました。

当校の理科は、試験時間が40分、大問が5問、総設問数が25〜35問程度となっており、試験時間に対する問題量が多いことが特徴的です。

高度なひらめきや思考力を問うというよりは、単元についての本質的な理解を問うような問題がほとんどで、受験生の知識の定着度や演習量がそのまま得点に直結するような良問が揃っています。

また「記号選択、用語記述の問題が大部分を占めているが、記述問題や計算問題の出題もあり」、「様々な分野からまんべんなく出題される」といった点も特徴的です。過去問研究は抜かりなく行い、入試本番で動揺しないようにしましょう。

入試本番まで時間は限られていますが、他教科とのバランスを考えつつ、できる限りの対策を行いましょう。

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参考

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こんにちは。東京大学教育学部の福久はなです。 中高一貫の女子校出身で、中高6年間でバトントワリングというスポーツに熱中していました。大学受験を経て東京大学文科3類に入学してからは、大学から始めたダンスや、塾講師や家庭教師のアルバイトに打ち込んでいます。休日は友人とカフェ巡りをしたり、ショッピングをしたりなど外に出ていることが多いです。大学では教育学部に在籍しており、教育財政や教育経営などについて学んでいます。趣味は旅行で、夏休みや春休みなどの長期休みを利用して様々な国に旅に出ています。大学は高校時代に比べて長期休みの期間が長いので、海外など遠出の旅行をするのには絶好の機会です。世界史の教科書で見ていたような建築を実際に目にしたときには、なんとも言えない感動があります。これから私の中学受験・大学受験を含めた学習経験をもとに、皆さんの役に立つような、面白くて分かりやすい記事を書いていきます。 よろしくお願いします!