【古都鎌倉の人気校】鎌倉女学院中学校中学校の理科の特徴とは?最新の出題傾向や入試対策方法についてご紹介します!

鎌倉女学院中学校は、神奈川県鎌倉市由比ヶ浜にある、私立女子中学校です。神奈川県内の私立女子校の中でも歴史が深く、創立は1904年に遡ります。

完全中高一貫校となっており、高校からの生徒募集は行っていません。

今回は、そのような鎌倉女学院中学校の、理科の出題傾向と入試対策方法についてご紹介します。

入試情報

問題構成・解答形式

鎌倉女学院中学校の理科は、試験時間45分に対して大問が4問、総設問数が25〜35程度となっています。ここ数年で大問数は安定していますが、総設問数は年度によって多少変化しています。

基本的には物理・化学・生物・地学の4分野からそれぞれ1問ずつ出題されており、同じ分野から複数問出題されるということはほとんどありません。

近年の出題内容

2020年度

2019年度

2018年度

出題傾向

概要

鎌倉女学院中学校の理科は、試験時間45分に対して大問が4問、総設問数が25〜35問程度となっています。

基本的には、各分野からそれぞれ1問ずつ出題されており、融合問題などは出題されていません。

難関男子校で見られるような、難問・奇問は見られません。高度なひらめきや思考力を必要とするというよりは、単元についての本質的な理解を問うような良問が揃っています

また当校の理科は、出題形式がある程度偏っていることが特徴のうちの一つだと言えるでしょう。一般的な中学受験理科でよく出題されるような、記号選択・用語記述・並び替え問題・正誤選択問題が大部分を占めるものの記述問題や作図問題などはあまり出題されていません。

出題傾向についての詳細

鎌倉女学院中学校の理科では、物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されることが特徴的です。基本的に、各分野からそれぞれ1問ずつ出題されています。

なかでも物理からは「電気回路」「熱」「光の反射」といったエネルギーに関する問題が、化学からは「ものの溶け方」「ものの燃え方」「水溶液の性質」といった問題が、生物からは「植物や動物の分類」「生態系」「食物連鎖」が、地学からは「地形」「天体・宇宙」に関する問題がよく出題されています。

難問・奇問といった、高度なひらめきや思考力を問うような問題は見られません。あくまで受験生の単元についての本質的な理解を問うような問題がほとんどです。

知識問題の割合が大きいため、受験生の演習量や知識の豊富さがそのまま得点に直結するような内容となっています。難易度がそこまで高くない分受験生同士で点差がつきにくいことも特徴的です。

また当校の理科では、出題形式がある程度一定であることが特徴としてあげられます。一般的な中学受験理科でよく出題されるような記号選択・用語記述・並び替え問題・正誤選択問題が大部分を占めているのに対して記述問題や作図問題はあまり出題されていません。

当校の理科は、時間にあまり余裕がないことが特徴的です。試験時間が45分と、かなり短いなかで、全25〜35問にもわたる問題を解き終えなければなりません。1問あたりにかけることのできる時間は1〜2分程度となっています。

完成度の高い解答が求められるので、高得点を取る上では解くスピードも非常に重要です。

入試対策法

分野別対策法〜実際の過去問を解いてみよう〜

鎌倉女学院中学校の理科では、物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく出題されることが特徴的です。

そのなかでも生物の問題について、実際の過去問を抜粋しつつ、対策法をご紹介します。

(2019年度第1回・第1問より抜粋)

〔1〕次のⅠ、Ⅱの問いにそれぞれ答えなさい。

Ⅰ 次の図は、10種類の植物をある特徴をもとに分けたものです。あとの問いに答えなさい。

問1 ①と②のグループは、どのような特徴で分けられていますか。分け方の説明として正しいものを、ア〜エから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. 仕様の数が1枚か2枚か。

イ. 花びらがくっついているか離れているか。

ウ. 光合成をするかしないか。

エ. 花が咲くか咲かないか。

問2 ②のグループの植物を何と呼びますか。名前を漢字で答えなさい。

問3 ③のグループのみが持つ特徴として正しいものを、ア〜オから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. 種子を作らない。

イ. 胚珠が子房にくるまれている。

ウ. 子房がなく、胚珠がむき出しである。

エ. 葉脈が網目状である。

オ. 葉脈が平行である。

問4 ⑤のグループのみが持つ特徴として正しいものを、問3のア〜オから1つ選び、記号で答えなさい。

問5 ⑥のグループの中の植物の根、茎、子葉のつくりとして正しいものを、ア〜カからそれぞれ1つずつ選び、記号で答えなさい。

問6 ⑥のグループの中の植物の根、茎、子葉のつくりとして正しいものを、ア〜カからそれぞれ1つずつ選び、記号で答えなさい。

問6 ソテツとタンポポは、①、③、⑤、⑦、⑧のグループの中でどこのグループに入りますか。正しいものを、それぞれ1つずつ選び、番号で答えなさい。

Ⅱ 次の図は、7種類の動物をある特徴をもとに分けたものです。あとの問いに答えなさい。

問7 ①〜⑦の動物を背骨がある動物とない動物で分けるとA〜Fのどこで分けることができますか。正しいものを、ア〜カから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. Aより左側の動物だけが背骨のない動物である。

イ. Bより右側の動物だけが背骨のある動物である。

ウ. Cより左側の動物だけが背骨のない動物である。

エ. Dより右側の動物だけが背骨のない動物である。

オ. Eより左側の動物だけが背骨のない動物である。

カ. Fより右側の動物だけが背骨のある動物である。

問8 次のグラフは、周囲の温度を変化させたときの動物の体温の変化を表したものです。①〜⑦の動物はグラフのように2つのグループに分けられます。グループ(あ)のような特徴をもつ動物の組み合わせとして正しいものを、ア〜クから1つ選び、記号で答えなさい。

ア. ①、③ イ. ③、⑥ ウ. ④、⑤ エ. ⑤、⑥ オ. ⑥、⑦ カ. ①、③、⑤ キ. ③、⑤、⑦ ク. ②、④、⑥

【答え】

  • 問1 エ
  • 問2 種子
  • 問3 ウ
  • 問4 オ
  • 問5 根:ア 茎:エ 子葉:オ
  • 問6 ソテツ:3 タンポポ:7
  • 問7 イ
  • 問8 オ
  •  

〔ポイント〕

  • 鎌倉女学院中学校では、毎年各単元からそれぞれ1問ずつ出題されています。
  • 今回の問題のように、用語記述や記号選択といった基本的な知識問題がほとんどです。
  • 難しいことは出題されていないため、受験生の演習量や知識量がそのまま得点に直結するような内容となっています。

高得点を目指す上での「カギ」とは?

知識問題では満点を目指す

鎌倉女学院中学校の理科では、難関男子校で出題されるような難問・奇問は出題されていません。

あくまで単元についての本質的な理解を問うような良問が揃っています。受験生の知識量や演習量がそのまま得点に直結するため、苦手分野を残さないようにしっかり対策を行いましょう。

一方で、問題によって難易度に少しばらつきがあることも特徴的です。問題によっては「今まで学習したことを関連づけて、論理を組み立てる」ような、一筋縄ではいかないようなものも見かけられます。

覚えていればすぐに答えることができるような知識問題は、時間をかけずに解き終え、なおかつ満点を目指しましょう。

過去問演習は入念に

鎌倉女学院中学校の理科では、出題形式がある程度偏っていることが特徴的です。

一般的な中学受験理科でよく見られるような、記号問題、適語補充、用語記述といった問題がほとんどですが、記述問題や作図問題はあまり出題されていません。

入試本番で独特の形式に戸惑うことがないよう、過去問演習は事前にしっかりと行うと良いでしょう。

時間配分は慎重に

鎌倉女学院中学校の理科は、試験時間45分に対して大問が4問、総設問数が25〜35問となっています。

1問あたりにかけることができる時間は約1〜2分弱程度と、あまり時間に余裕がないことが特徴的です。

試験時間が始まったらまず全ての問題に目を通し、得意な分野や解きやすそうな問題から手をつけましょう

試験終了前の5〜10分間は必ず見直しの時間とし、計算ミスや解答の抜け落ちがないかどうかしっかりと確認しましょう。

まとめ

今回は、鎌倉女学院中学校の入試情報や、理科の出題傾向、入試対策方法についてご紹介しました。

当校の理科は、試験時間45分に対して大問が4問、総設問数が25〜35問程度となっており、試験時間に対する問題量が多いことが特徴的です。

高度なひらめきや思考力を問うというよりは、単元についての本質的な理解を問うような問題がほとんどで、受験生の知識の定着度や演習量がそのまま得点に直結するような良問が揃っています。

また「記号選択、用語記述の問題がほとんど」、「様々な分野からまんべんなく出題される」といった点も特徴的です。過去問研究は抜かりなく行い、入試本番で動揺しないようにしましょう。

入試本番まで時間は限られていますが、他教科とのバランスを考えつつ、できる限りの対策を行いましょう。

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こんにちは。東京大学教育学部の福久はなです。 中高一貫の女子校出身で、中高6年間でバトントワリングというスポーツに熱中していました。大学受験を経て東京大学文科3類に入学してからは、大学から始めたダンスや、塾講師や家庭教師のアルバイトに打ち込んでいます。休日は友人とカフェ巡りをしたり、ショッピングをしたりなど外に出ていることが多いです。大学では教育学部に在籍しており、教育財政や教育経営などについて学んでいます。趣味は旅行で、夏休みや春休みなどの長期休みを利用して様々な国に旅に出ています。大学は高校時代に比べて長期休みの期間が長いので、海外など遠出の旅行をするのには絶好の機会です。世界史の教科書で見ていたような建築を実際に目にしたときには、なんとも言えない感動があります。これから私の中学受験・大学受験を含めた学習経験をもとに、皆さんの役に立つような、面白くて分かりやすい記事を書いていきます。 よろしくお願いします!