大学受験必見!東大生が実際にしていたオススメの勉強法をご紹介します(物理編)

こんにちは!今回は僕の物理の勉強法について書きたいと思います。

僕は駿台に入って1年間みっちり本当の物理というものを勉強したので、学校の教科書に載っている「物理」をやっている人にはぜひ読んでほしい記事になっています。

オススメ参考書なども載せているのでご活用ください。

始めに

物理の勉強法についての記事を作成するにあたって、みなさまにひとつお伝えしておきたいことばがあります。

「微積を使わない物理は物理じゃない(by駿台の某物理講師)」

当然僕も最初は学校の教科書に沿って、微積を使わない「物理」をやっていた時期もありました。

そのときは学校で配られたセミナーや重要問題集をテキトーに解いて終わりだったって感じで、ただ漫然と新しいことを吸収していました。

しかし高3の夏休みが始まるあたりで、微積を使っている普通の物理が存在することを知りました。

高校物理の備忘録」というサイトなのですが、僕の高3の夏休みの物理の勉強はほぼそのサイトの写経に充てました。備忘録に書いてあることを紙の裏に丸写しして覚えたという感じです。

すると、なぜかは知りませんが、いままでテキトーに解いていた問題が「これはこうだからこう」ときちんと理屈立って考えて解けるようになりました。

たぶん微積のおかげではなく写経によって物理の世界に慣れて物の見方がわかるようになったからだと思いますが、そういう意味でもごまかしではない本当の物理を経験しておくのは大事だと思います。

とにかく現役時代はこんな感じでめちゃくちゃテキトーに勉強をしていたので、この記事では、僕の浪人中の勉強法を中心に紹介していきたいと思います。

最初からちょっと変なことを言いますが、僕は物理の勉強には2種類あると思っています。

以前書いた心構えの記事にある「基礎→応用の順で」ということと繋がっています。

物理の勉強には2種類ある

理論

物理で使う道具をきちんと固めて自分のものにする、という段階です。

先ほどの「高校物理の備忘録」というサイトを書き写して理解する、というのもこの段階に入ります。

これだけではなにを言っているか全くわからないと思いますので具体例を挙げておくと、例えば「新・物理入門」を読むことがこれに当たります。

これは僕らが高校で学ぶ物理すなわち古典物理の流れを、高校数学+αを使って解説している本です。

例えばエネルギー保存則や運動保存則の導出の仕方とか、重心運動・相対運動についての話とかを(この本を使わなくてもいいですが)一回さらっておくのが非常に重要です。

これでなにができるようになるかというと、まずは古典物理の流れがわかる

次に物理を解くときの手の動かし方(式の運用の仕方)がわかる

この後者が非常に重要で、物理は大げさに言えば「運動方程式があれば大半のことができる」という科目で、とりあえず運動方程式やその他複数の原理から出発した一通りの手の動かし方、基本となる考え方を身に着けておくのは有効です。

駿台の物理の通期授業では主にこのことをやっていて、先生がテキストに載っている問題を解説しながら、その分野の大切なことを一通り話していく、というスタイルを取っています。

では実際に僕はどうしていたかというと、その「新・物理入門」をまとめながらこれまた写経していました。

しかし写経といってもアホみたいに全部写していたのではなく、自分で物理の講義ノートを作成しているつもりで、要点だけをまとめていました。

したがって書いた量はその本の実際の文章量の半分以下ですが、自分が例えば後に「気体分子運動論ってどんな流れだったっけ」となってそのノートを見返したときに、最大級の効率で復習ができるように考えながら写しました。

未来の自分が楽になるように。

ものの見方

物理をやる上で核となる式の運用を学んでも、入試の問題は解けません。

では次になにが必要かと言うと「問題文中でなにが起こっているかを把握する能力」ということになります。

具体的には「どの物体にどのような力が働いているのか」「床がなめらかとはどういうことか」などなど。

この力がなければ、いくら式の運用の仕方がわかっても、そもそも問題文の条件を式に落としこむことができません。

物理はこの①と②が揃って初めて問題が解けると思っています。

じゃあその力を養うためにどうするかということですが、これを養うために僕は一問一問をじっくり研究するということをしていました。

物理の勉強においてこの「じっくり研究する」ということは非常に大切です。

では「じっくり研究する」というのは具体的にどうすればよいかというと、それは駿台が出版している青本の東大物理25ヶ年の「まえがき」に書いてあります。

ぜひ買うなり立ち読みするなりして目を通してみてください。

大事なことなのに明らかに「じっくり研究する」については説明が薄い気がしますが、ここで僕が説明するよりも、青本のまえがきを読んだほうが、どうすればよいかはもちろん、この研究がどのように役に立つのかとかまで何となくおわかりいただけると思います。

僕の問題研究はその青本のまえがきにあったことを丸パクリしてやっていたのですが、具体的に言えば、エネルギー保存則を使って解いた問題を時間追跡してみる(またはその逆)とか、ある文字を変数扱いしてグラフを書いてみるとかです。

いまなにが起こっているのか?を常に考えることが大切です。一問一問を骨の髄までしゃぶりつくすつもりで。

オススメの参考書

新・物理入門

まず1つ目は、上述した「新・物理入門」です。

これは駿台で物理を教えている山本義隆氏が著した本で、高校で学ぶ物理とは一線を画した本格的な物理がこれまでにない明快な筆致でつづられている本です。

難しい概念も巧みにわかりやすく記述していて脱帽という感じです。多くの受験関係者を「義隆さんの説明はわかりやすい」と唸らせるほどです。

微積を使った物理はちょっと…という人には向いていないかもしれません。

難問題の系統とその解き方

次に2つ目ですが「難問題の系統とその解き方」、いわゆる「難系」という本です。

そもそも新・物理入門が出てきた時点でかなり上級者向けの記事であることが確定してしまいましたが、これはその流れを勢いづけるくらい難しい問題集です。

しかし「重要問題集は解けるけど東大入試レベルになると無理」という人がこの本の問題研究をすると非常に効果的です。

問題数が多すぎるのでまずは例題をすべてこなして(それでもかなりの分量ですが)、余裕があれば例題以外にも手を出してみるのがいいかと思います。

ちなみに解説は微積を全く使ってないので気をつけてください。

最後に

僕は入試本番で物理の点数があまりよくなかったので書いていることにそこまで説得力がないのですが、この記事で一番伝えたかったのは「問題研究をしよう」ということです。

これは今年の物理で50点以上を取った僕の友達もずっと言っているので本当に大事なことだと思います。

物理は現代文と同じように初学者に敷居が高い科目で、いままで全然できなかった人がある日突然目覚めたように物理ができ始めるということがたまにあります。

ですから、物理の能力が終わっていて諦めかけている人も、粘り強く学習を進めてみてください!

では今回はこのへんで~!次は東大生の勉強法(化学編)です!

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参考