パターン別・ケアレスミスの減らし方 その1

ケアレスミスって、なぜ起きるのでしょう?テストのたびに、「またケアレスミスで何点も落として…」「これがなければ何点取れたのに」と思っていらっしゃる方も多いと思います。

ですが、「ケアレスミスだから」と放置しがちなこともまた事実です。そのままでは、ケアレスミスは減らすことはできず、失点を重ねるばかりで、苦手意識ばかり強くなりかねません。

ケアレスミスを減らすには、まず、なぜケアレスミスが発生するのか、その原因を考えなければなりません。様々な理由がありますが、代表的な3つのパターンをご紹介します。

  1. 問題文を間違って解釈するパターン
  2. 解答までの道筋をまとめずにすっ飛ばしてしまうパターン
  3. 見直しによる不安感から正解だったにもかかわらず解き直しをして不正解になるパターン

今回は、1.の「問題文を間違って解釈するパターン」について、分析していきたいと思います。

問題文を間違って解釈するパターンに陥るのはこのタイプの生徒が多い

問題文を間違って解釈する、勘違いして解くパターンは非常に多いです。中でも、様々な問題を解くうちに、解ける問題が増えてきた生徒によく見られます

また、基本的に問題を解くスピードが速い生徒にもよく見受けられます。このような生徒は、「熟慮が苦手」な生徒といってもいいでしょう。

克服するにはどうしたらいい?

問題文を間違って解釈するパターンのケアレスミスを克服する対策としては、「解くスピードを上げる」ようにしています。解くスピードが速い生徒に多いタイプなのに、もっとスピードを上げるの?と思われるかもしれません。本来なら、問題文をしっかり読ませるというアドバイスをするのですが(最初はそのように指導していました)、こういった生徒は問題文の解釈を一度決めてしまうとなかなかそれを変えるのが難しいのです。

ですから、問題文をしっかり読ませても克服することは難しいです。そこで、限りなく問題を速く解かせて、「解き直し」をさせるのです。このパターンの生徒には、解き直すときには同じ問題なのに、全く違う問題に見えているそうです。つまり、解き直しというより、解く問題数が増えているという認識に生徒たちはなっているようです。

このように指導するように方法を変えてみてからは、特にケアレスミスが多かった生徒でも、すぐに10問から3問くらいにケアレスミスが減り(本当はゼロにしたいですが)、成績も安定してとれるようになりました。そして、多くの問題を解いている(という認識でいる)ので、着実に成績を上げることに成功しています。このようにミスのパターンを分析し、生徒に合った方法で指導していくことにより、対処法を見つけていくことが必要です。

生徒に起こった変化

ちなみに、先ほど書いた指導を行ってから平均して半年くらいで多くの生徒に変化がみられるようになりました。それは、問題文に対して熟慮するようになったということです。

そもそも、今回のパターンの問題点は「問題文を間違って解釈して解き始める」というところにあり、問題文を正確に解釈できれば何ら問題なく解くことができるのです。そこで、まず多くの問題に取り組めば「正しい解釈にたどり着く確率が上がる」と思い、この指導を始めました。効果が表れる時期はバラバラです(遅くて1年、早くて3カ月くらいかかりました)が、問題文の解釈を正しくできるようになった生徒が多いです。

まとめ

熟慮が苦手な生徒には、頭から「よく考えろ」「よく読め」というより、問題をたくさん解かせることにより良い解答を書かせる訓練を積ませることが大事です。「問題文を正しく解釈できるようになる」ということは受験勉強において非常に大切なことです。ぜひ、問題文を間違って解釈するパターンでケアレスミスを重ねている方は、実践してみてください。

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