大学受験必見!東大生が実際にしていたオススメの勉強法をご紹介します(心構え編)

こんにちは!

今回は僕の勉強に対する心構えというか、勉強するときに意識していること、ルーティンや考え方のようなことを書きます。

僕の勉強に対する心構えということですが、実はそこまで多くないです。

その理由はこの後出てきますが、とりあえず思いつくものを箇条書きで列挙します。

勉強に対する心構え

絶対に「基礎→応用」という順で

シンプルに文字を見たままこれです。基礎を学んでから応用に移るというスタイルでやっています。

これは勉強に限らず、僕の日常生活を通底するポリシーです。

例えば水泳なら、最初から平泳ぎ全部の動きを習うのではなく、まずは手の水かき、次にカエル足の動き、そしてそれをどのタイミングで組み合わせるかという段階を踏んで泳法をマスターします。

応用は結局基礎の組み合わせであることが大半、ということと繋がっています。

正直こんなの言われてみれば当たり前、というかだれもがやっているであろうことです。

青チャートもやらずにいきなり大学の過去問から解き始める人なんて稀です(いるっちゃいますが)。

しかし僕の場合、この順序の徹底の仕方が尋常じゃないです。どの教科をやるにしても、必ず基礎をこれでもかと固め(たつもりになっ)てから次のステップに移ります。

例えば参考書を選ぶときも、ググって出てきた参考書紹介サイトを見ながら、自分の実力に一番近い参考書をスタートラインにして、そこから一つ一つレベルを上げて取り組みますし、問題集の中で問題にレベルづけがされているときは、絶対に簡単な問題を全部解いてから次のレベルの問題に移ります(分野ごとに)。

イメージで言えば、ピラミッドを下から丁寧に積み上げている感じ。下に作った土台の上に新しい土を盛っていき、少しずつ高さを上げていく。

別に、何がよくてこの方法を取っているというのはありません。

基礎はめちゃくちゃ大事だよ、というだれかの言葉を盲目的に信じた結果です。

しかしそれでも、特に大学に入ってからこの勉強法は自分に合っているなと強く思えるようになりましたし、結果オーライなのです。

計画を立てない

学校でも塾でも予備校でも、ほぼ確実に勉強計画は立てさせられます。

ですが僕は計画を立てない、仮に立てたとしても超テキトー、挙句の果てにはその計画を無視して勉強をしてしまいます。

じゃあどうやって何を勉強するか決めてるの?というと、そのときの気分です。

そのときそのときで「これやりたいなー」と思うものがあったらそれをやります。

こういう「これやりたい」という気持ちは非常に大切です。やりたいことをすぐにやったときって、めちゃくちゃ気持ちいいです。定着速度も全然ちがいます。

この「これやりたい」という気持ちに極力応えてあげるのです。

だれしも、勉強したくなくて時間を潰してしまうときがやってきます。そのときに無理して勉強して力を得るなら、自分の計画に沿わない「これやりたい」の衝動に乗って勉強して力を得るほうが絶対に幸せです。

計画を立てることが悪いとは言いたいわけではありませんが、計画に縛られるのはただのアホです。

勉強を始めたら集中が切れるまでやめない

②に繋がっています。これはこの問題数だけ、この時間だけといって区切るのではなく、集中が続く限りは手を止めません

これは経験がないと分かりませんが、人はどんなことにでも、集中しているときには、ゾーンというか自分だけの世界に入りこんで、しばらく出てきません。そのことに一点集中できるときがきます。

分からない人は、子供が自分の好きなこと(ゲームとか)に熱中しているときを想像してください。話しかけても返事が来る可能性は限りなく低いくらい集中しているのが想像できると思います。

その集中のゾーンを大事にして、決められたとおりにやるのではなく、そのときの状態やノリでいけるところまで突っ走ります。

逆に、集中が切れた、勉強以外の他のことが気になりだしたらそこで粘らずに絶対に休憩を取ります。

集中しているときに高密度でがんばっていれば、5分くらいの休憩には罪悪感を感じる必要はありません。粘っても効率は低くなる一方です。

③を読んで薄々気づき始めた方もいらっしゃるかと思いますが、僕はけっこうそのときの気分に任せて勉強しています。

勉強に対する心構えなどがそんなに多くないというのは、これが理由です。

最後に

僕が書いた3つの要素に共通点があるとしたら、勉強の質を重視しまくっているということです。

僕は現役と浪人時代を合わせても、1日12時間以上勉強した日は多くても3日くらいしかありません。

その分、質にこだわって「いかに時間あたりの成長量を大きくできるか」ということを常に念頭に置いて勉強をしています(スポーツも同じです)。

ということで今のところ思いつくのはこのくらい、というわけです。

みなさんも自分はどういう人間なのかを早く理解して、それに合った姿勢で勉強して、効率を最大まで高められるようになってください!!

量も大事ですが質のほうが圧倒的に大事です!!

では今回はこのへんで!次の記事は東大生の勉強法(英語編)です!

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参考

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駿台予備学校お茶の水3号館東大理系演習コースでの1年の浪人生活を経て、2019年に東京大学理科一類に入学。浪人中に書いていたAmebaブログ「東大理1を目指す浪人生の物語」は、その悲喜こもごもの浪人生活を絶妙な筆致でつづることにより、東大受験生ブログランキングで半年以上に渡って1位を獲得するのみならず、Amebaブログの高校生・浪人生ジャンルでも長きに渡って頂点に立ち続けた。地方の非進学校出身で、都心の名だたる有名校との格差を感じながらも工夫をして成績を伸ばした姿が共感を生み、いまも受験を控える高校生・浪人生から支持を得ている。東大進学後も「とある東大生の脳内をのぞく」と銘打ったブログを開設し、Twitterで受験生の質問に親身に答え続けるなど、精力的に活動している。