【中学受験】6年生になってから必要な親のサポート~その2

前回は、6年生になって初めて気づいた「苦手単元の穴」に親子で気づいた話をしました。そこで決めた、「塾のGW特訓にはいかず、苦手単元を個別の先生に教えてもらってフォローに努める」という方針。それを実践するために探し始めた家庭教師と個別塾・・・。

6年生になって初めて塾のカリキュラムに参加しなかった息子。その際に探した先生との出会いが、中学受験における私(母親)の息子への関わり方を考え直すきっかけになったのです。

やっと出会えた先生

前回、個別に先生に苦手単元の穴を見てもらう決断をしたわが家。そして始めた先生探し。先生選びは。20人から10人に、最後は2人に絞られました。

最終的には息子が選んだ先生にしましたが、その理由は、「もう一人の先生の方がわかりやすいけど、こっちの先生の方だとやる気がもっと出る」というものでした。「やる気が出る」とは、なんともうれしい言葉ですよね。ちなみに最終的に選んだ先生は、もともと大手メーカーのエンジニアで、サラリーマン時代にご子息を二人ともご自分で教えて御三家中学に合格させたという方で、息子にとってはおじいちゃんのようなお歳の方でした(こんなお父さんだったらなー、と思ったのは言うまでもありません)。

ここでみっちり、朝から晩まで苦手な6単元に取り組み、GWあけの塾のクラス分けテストでは成績が上がって大喜びでした。

衝撃を受けた、家庭教師の先生の授業

滑り込みセーフで見つけたGW特訓期間の家庭教師の先生。家庭教師ではあるのですが、先生のご自宅での指導もOKということだったので、GW中は20分ほどの先生のご自宅に通うことにしました(その方が費用的にもお得ということもありました)。「授業、見ていていいですよ」とおっしゃってくださったので、「初めて」中学受験の指導風景を見ることになったのです。

塾にもよりますが、コンプライアンスの問題なのか、はたまた企業秘密なのか、サピックスは入塾を検討していても、親は授業を見学することができません。四谷大塚や日能研も、実際の授業見学は不可でしたが、その代わりテレビで指導風景を見たり体験授業はありました。サピックスはいわば「ブラックボックス」だったので、どのような指導をされているのか、6年生になってもよくわかっていなかったのです。

そして、初めて見た家庭教師の先生の指導風景に衝撃を受けました。まずは「何がどこまでわからないのか」を測るような指導方法。そこで、「あ、ここまでは分かるんだね。じゃあ、もうちょっとじゃないの」と、息子に自信を強くつけさせてくれる手法。そして、解く「コツ」の伝授。それも子どもにわかるように簡単に。「こうだから、その結果こうなる」的な、机上の理論とは全く異なる方法だったのです。もちろん、私がやれと言われたら全く無理な話でした。

餅は餅屋、勉強はプロに任せるべし

わかっていらっしゃる方も多いと思いますが、中学受験において、よほど経験があるかその分やに詳しくない限り、親が勉強のアドバイスをしたり、やり方を教えない方がお互いのため、私は先生の指導を見て、強くそう思いました。

朝から夕方までびっちり勉強しても、息子はとても楽しそうでした。やっぱりできなかったところができるようになったり、全面的に自己肯定してもらえると、子どもながらに嬉しいんですよね。

息子が勉強している間、親はフリータイムというボーナスが出たようなものでした。最初のうちこそ勉強している姿を見学していたものの、そっとフェードアウトしました。子どもはできないところができるようになり、その一方で親である私は仕事をしたり、下の子と遊んだりする時間が作れるようになりました。

GW最後の日が終わり、案の定息子が、できればこの先生の指導を継続したいと言ってきました。それは予測していたのですが、正直なところわが家にはサピックスの月謝、各種講習関係の費用、継続していたスポーツ関係の習い事もそこそこ費用がかかっていたので、さらにプラスして個別指導を入れる金銭的余裕は残念ながらなかったのです。

ですが、この方法が息子の中学受験の勉強にも、そして私自身にもかなりプラスになったことは明らかな事実です。何とかできないか、と方策を考え始めました。詳しくは、次回に書きたいと思います。

今回のまとめ

この先生との出会いがあって、親として考えさせられることがありました。やはり、餅は餅屋、「勉強はプロに任せるべし」と実感しました。計画を立て、フォローをすることはできても、子どもに「わかった」「できるようになった」という実感を与えてあげることは、やはりプロでないと難しいと思いました。また、親自身も気持ちの上でゆとりを持てるようになり、結果的に良かったと思います。

それぞれのご家庭で考え方はいろいろあると思いますが、わが家は勉強はプロにお任せし、それ以外のサポートをする、という役割分担を行うことで、いろいろプラスに働いた点がありました。参考になれば幸いです。

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