中学入学後に驚いた数々のエピソード1~中学でも退学はあるってホント?

いろんなこともがまんして、時間や様々なことをやりくりし、どこを受験しようか頭を悩ませた中学受験。ちょうど今の時期、受験生をお持ちのご家庭では、毎週のように模試を受け、過去問をといてはなかなか解けない問題もあったりして、モチベーションをどう上げようか、試行錯誤していらっしゃると思います。

まだまだ時間はありますから、最後の最後までできる限りの力を発揮して志望校に合格していただきたいと思います。

そういうわが家もいろいろ悩み、ドキドキしながら中学受験を経験したわけですが、入学してみてはじめて知って驚いたエピソードがいくつもあります。受験勉強をしているときには気にもしなかった、また、外から見ているだけでは知ることのなかったびっくりエピソード、今回はそのうちの1つ、「退学」について書いていきたいと思います。

せっかく入学したのに退学!?そう思いますよね。でも、実際に起こり得ることなんです。

入学してはじめて知った、中学校での「退学」

受験勉強と習い事の両立を乗り越え、なんとか無事に受験を終了したわが家の息子。今では毎日元気に中学校に通っているわが息子ですが、入学してみてはじめて、入学した中学校の「成績に対する厳しさ=退学」という現実に少なからず驚きました。

入学する前、受験勉強をしているときは考えてもみませんでしたが、中学校でも「退学」ということがあるということをはじめて知りました。もちろん、各中学校のカラーや方針によって差があるとは思いますが、今回は息子が通っている中学校でのエピソードをご紹介したいと思います。

けっこうな頻度である「自己都合退学」

中学校に通いだして最初の夏休みが終わったころのことでした。息子から、夏休み明けに学校に突然来なくなったクラスメートがいたと聞きました。何かあったのかな・・・と思っていたところ、ほどなくそのクラスメートのお母様から、「うちの息子にはこの学校は合わないので、退学することになりました」というLINEがあったのです。そのクラスメート以外にも、中学1年生の終わりに数名、自己都合退学者が出たということを、息子を経由して耳にしました。

このように、中学に入ってすぐの1年生の段階で「自己都合退学」をしたお子さんが数名いたのです。中にはそういうお子さんもいるかもしれないと全く思っていなかったわけではありませんでしたが、想像していたよりも退学した人数が多かったので(せいぜい1年に1〜2名程度かな、と思っていたので)、まずはそこで大変驚きました。

退学の理由はどこにある?

聞くところによると(あくまで噂レベルではあるのですが)、退学理由の多くは「成績」のようでした。息子の通う学校では、通知表の評定しだいで、上の学年に上がれないというボーダーラインがあります。そして、そこには温情はまったくありません。

このように成績を理由として入学そうそう退学する生徒さんがいるということは、他の私立中学に通っているお子さんのご家庭からも聞くことがあるので、意外によくある話なのだと思います。でも退学したらそのあとそのお子さんはどうするのでしょう?

退学後のいわゆる受け入れ校は、高校生の場合は用意されていることも多いとよく聞くのですが、中学校は義務教育でもありますし、おそらく受け入れ校などほとんど用意されていないと思います。息子の通う学校にも受け入れ校はなく、退学されたお子さんは、地元の公立中学校に通っている方がほとんどのようです。

退学者の数や理由は公表されない

成績不振というわけではなく、成績も優秀で部活も頑張っているような、いわゆる優等生と思えるようなお子さんであっても、その意に反して退学となってしまうケースもありました。正直なところ、「え、そんなことで?」と思うような理由でです。

たとえば、友達と何かでもめて、その際にちょっとした身体接触があったなどの理由を聞いたことがあります。詳しいもめ方は不明ですが・・・。息子の通う学校では、退学者の数や理由が公表されるわけではないので、退学の本当の理由はわかりません。もしかすると他の学校ではそのあたりの事情は異なるのかもしれませんが、退学するお子さんは「いつの間にかいなくなっている」、そんな状況です。

そして、先ほどのお子さんのように、成績に限らず、ちょっともめて身体の接触があった、そんな理由で退学になってしまい、いつのまにか学校からいなくなってしまう生徒さんも実際にいらっしゃいます。このような退学のケースは他の学校でも聞くので、私立の学校ではそれほど珍しいことではないのかもしれません。

大学附属校でも意外と多い塾通い

息子が通っている学校は大学附属校です。そのため、先に挙げたように一定以上の成績をおさめていれば、8割程度の生徒さんがそのまま大学まで進学するケースが多いようです。残りの2割の生徒さんは他の大学を受験したり、留学する、といった具合です。8割程度がそのまま附属の大学に進学するので、他の中高一貫校に比べて塾に通う生徒さんの割合は少ないのではないかと思います。わが家が大学附属の中学校を受験校に選んだのも、それが一つの大きなポイントでした。

皆さんわが家と同じような考えで入学されてきたのかな、と思っていたのですが、実際にいろいろな保護者の方と話をしていると、大学附属校といえども、思った以上に塾に通っている生徒さんは多いという印象を受けます。中学1年生の時は2~3割程度の生徒さんが塾に通っているという印象だったので、これから学年が上がるにつれて、塾に通う生徒さんの割合は増えていくのかもしれません。

わが家では、中学1年生の最初の中間試験のときに1度だけ、中学受験時代にスポットで教えていただいた家庭教師の先生にわからないところを聞くなどしてお世話になりました。ですが、それ以降は学校の勉強をしっかり自分でやるようにして、いまのところ何とかなっています。ここだけの話、実はどうにかしなければならない教科が1つあるのですが・・・。それでも今のところ、成績もキープできていますので、コンスタントに塾に通うということはしていません。

まとめ

親である私自身は、私立校に通って経験は大学だけだったので、「退学=よっぽどのこと」というイメージをもっていました。ですが、息子が通っている学校の場合、入学前に思っていた以上に成績に対してシビアです。

また、成績も優秀で部活や課外活動に一生懸命取り組んでいるとても良い生徒さんであっても、成長の過程で誰にでも起こりそうなちょっとしたトラブル、しかも1回のトラブルで退学になってしまうケースもあるということをはじめて知りました。

このあたりは、他の学校に通う保護者の方と話をしてもあまり大きく変わらない点なので、ある程度私学のデフォルトの形なのかもしれません。私学では成績や、ちょっとしたトラブルで退学することはよくあること、気に入っている学校ならばそういう点に気をつけなければいけない、私学とはそういうところだ、という割り切りも必要なのかもしれない、と今まさに感じているところです。

このような現実もある、ということを知ったうえで入学を決めるためには、学校説明会などで退学や学校のフォロー体制などについて、よく学校の先生に聞いてみた方が良いのではないでしょうか。事情をよく聞いたうえで進学する学校を決めることも案外無視できない学校選びのポイントといえるのかもしれません。

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