子どもに自信を持たせるためにできる親のサポート3つ

中学受験を目指すなら、小学生の学齢期に学習習慣を身につけさせることがまず必要です。学習習慣が身についてこそ、中学受験を経て中学生になったその先にもわたって「勉強ができる子どもになる基礎」ができると言われています。

では、どのようにしたら学習習慣が身につくのでしょうか。そのポイントとなるのが、「子どもに自信を持たせること」です。自信を持っているからこそ、子どもは継続して学習していくことができるのです。今回は、子どもに自信を持たせるためにはどのような親のサポートが必要なのか、3つご紹介します。

サポート①点数ではなくプロセスをほめる

子どもが「勉強ができる」という自信を持てるのは、テストでよい点数をとることができたとき、というのがまず頭に浮かぶと思います。テストで良い点数がとれると、子どものモチベーションはもちろん上がります。良い成績が取れたときには、まずほめてあげましょう。

ときどき、「あと1問正解だったら100点だったのに」というような減点方式をとってしまう親御さんがいらっしゃいます。もちろん、嫌みでもなんでもなく、親としての素直な気持ちが口に出るのだと思います。でも、お子さんにとっては頑張って、「あと1問で100点取れるところまできた」わけですよね。きっとモチベーションが上がっているはずです。そんなときに、「あと1問正解だったら・・・」あるいは「なんで100点じゃないの?」などという減点方式のことばをかけてしまうと、子どもに自信を持たせることはできません。「頑張ってもほめてもらえないんだ」と思い、学習に対するモチベーションは確実に下がってしまいます。

声かけのポイントは、点数ではなく「努力したことをほめること」です。「努力したからよい成績がとれたんだね」「頑張ってたものね」など、プロセスをほめてあげるようにしましょう。お子さんのモチベーションはさらに上がり、「次は100点だ!」と張り切ること間違いなしです。

うもし、「惜しい」間違いをしてしまっている場合には、まずプロセスをほめてあげたうえで、「ここが惜しかったね」「どうしたら正解するだろう」と一緒に考えてあげて、次回に向けてのモチベーションアップにつながる声かけをしてあげるとよいと思います。

自信を持たせる声かけ

子どもが自信を持つことができるのは、何も成績からだけではありません。毎日の生活での声かけによっても自信を持つことができます。自分から進んで宿題をやった、集中して勉強できた、苦手な科目に挑戦した、など、なんでもよいので、その日取り組むことができたことをほめてあげてください。

このときに注意すべきことは、「否定的な声かけ」をしないことです。「もっと早くやっていれば」とか、「そのぐらいじゃ勉強したうちに入らない、もっとやらなきゃ」など、せっかく頑張って勉強したのにそれを否定されてしまっては、子どものモチベーションはこれまた確実に下がります。お子さんは、がんばったら親御さんにほめてもらいたい気持ちをいつも持っています。子どもが勉強するのは何のためでしょう?親の安心感をみたすためではありませんよね。毎日の声かけについても、子どもが自信を持てるように、肯定的な声かけをしてあげるようにしましょう。

心の安定をサポートする

自信を持って勉強ができる子どもは、自分の存在にも自信を持っています。家族に大切にされているという自信が、何事にも積極的にチャレンジする気力を与えます。小学生の間はまだ、学校であった出来事に落ち込んだり、不安があったりすると勉強に身が入らないこともあります。割り切って切り替える、ということはまだ難しい年頃です。

もし、子どもにいつもとは違うところを感じたら、親御さんの方から声をかけ、話をじっくり聞いてあげましょう。勉強に集中するためにも、心の安定が必要です。心の安定があってこそ深い思考ができますから、波はあっても気持ちを落ち着かせ、心を安定させてあげるようにしてあげたいところです。

また、無理に聞き出すよりも、リビングで一緒に勉強したりしている時などに声をかけてみると、話がしやすくなることもあります。子どもの心に寄り添うことが、子どもに自信を持たせる重要なポイントです。

まとめ

中学受験前の子どもは、親御さんから見て根拠のない自信を持っているように見えても、やはり小学生、ちょっとしたことで自信を失い、勉強にも、日々の生活にも身が入らなくなってしまうことはよくあることです。子どもの心に寄り添うためには、努力したことをほめる、日々の生活でちょっとした良い変化について見ていてあげる、そしていつもと違う様子であったらそれを敏感に察知し、さりげなく声をかけ、話を聞いてあげることが必要です。これは、親御さんにしかできないことです。ぜひ、お子さんの気持ちを第一に働きかけ、安心して勉強や生活ができるよう、良き伴走者になってあげてください。

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