【中学受験】入試直前!科目別・入試の傾向と問われる力とは~国語編

2月1日から、東京、神奈川の入試が解禁されます。もう間もなくですね。あと数日、自分のこれまでの学習を信じて、最後まであきらめずに学習に取り組んでいただきたいと思います。無理に手を広げるのではなく、問題に向かう姿勢、時間配分、弱点部分の教科など、最後の確認のつもりで、基本を押さえる学習をしていきましょう

すでにご存じだと思いますが、2020年から大学入試が変わります。具体的にどのように変わるかについては、まだすべて決まっているわけではないのですが、新しくなる大学入試で求められる能力について発表されています。そのため、中学入試においても、変更される大学入試を意識した出題が目立つようになっています。これまでも、すでにsh効力や判断力を入試問題で試すという出題をして聞いている中学校は少なくありませんでしたが、今後、さらにその傾向は顕著になると考えられます。

今回は、昨年の入試傾向を整理し、中学校側がどういう意図で出題をし、受験生のどのような能力を見たいと思っているかについて、「国語」の出題傾向と問われている力がどのようなものなのかについてまとめてみようと思います。全く同じ問題が出題されるということはまずありませんが、傾向はだんだん固まってきています。

これまで頑張ってきた学習の総復習を行いながら、「どういう問題が出題できるだろうか」ということを考え、「こういう問題が出たらどう答えようかな」など、入試を楽しむ心の余裕を持っていただきながら、あと少し頑張っていただきたいと思います。「こうしなければいけない」ではなく、「こういう意図で出題されるんだな」ということを参考にしてみてください。

新しい大学入試を意識した出題が目立ち始めた

この数年間、特に顕著にみられる傾向ですが、国語の入試問題を分析してみると、新しく導入される大学入試新テストを意識した出題が目につきます。制限時間の中で「思考力・判断力」を発揮できるかどうかをみようとする問題や、「知識だけでなく、聞かれたことを素早くかみくだいて正答を導くような総合型の問題」「主体性をもって行動するということは一体どういうことか」「漢字やことばについての知識量と、それを読解力にも活用できる力」「最後まで文章を読み切る意欲があるかどうか」「途中であきらめることなく、最後まで問題に食らいついているかどうか=物事を成し遂げる力」、このような力を問う問題が増えているといえます。

全体的にみると、出題の中で多くを占める記述問題と選択肢問題に、その学校ならではの工夫がみられたり、一口に国語といっても、題材は本当に多岐にわたります。これまでのように純粋な国語力を試すというよりも、社会や理科、あるいは科学全体に関すること、世界の中に生きる人間としてどのような思考が必要だと作者が考えているかを読みとらせるなどの、科目横断的な問題が年々増え続けており、その傾向が続いているなどといった、新しい大学入試までに身につけたい全般的な国語力、思考力、判断力を、特に読解問題を中心にしてはかるような、新しいテストを意識した問題が目立ってきているといえます。

多く出題されているテーマ

これまでの中学入試では、例年、物語文では「友人・友情」を扱ったものが非常に多く出題されてきました。問題に取り組むのが小学生だということから、小学生にとってもなじみの深いテーマが扱われてきたといえます。

友人との間に問題が生じ、それがこじれたりして主人公が悩み、あるきっかけによって最後には前向きに友情を取り戻していく、という出題が非常に多かったのです。もちろん、そういったテーマを中心とした文章の中にも、単なる「友人・友情」だけを聞くとは限らない問題もたくさん出題されてくるようになってきました

ですが、近年、2017年も、人と人のつながりというテーマひとつとっても、「父母と子ども」「祖父母やおじ・おばなど、直接的な交流が比較的少ない親戚関係」「兄弟姉妹の間の複雑な思い」「先生・生徒の間のやりとり」など、同年代どうしの友情だけでなく、いろんな人間関係を読みとらせる文章を読ませ、問いに答えさせる問題へと分散する傾向が見られました。

中には、小学生である受験生に、大人の心理を読みとらせるような、「大人の目線」を要求するような出題もあります。文章そのものは決して読みにくいわけではありませんが、子どもの心理と大人の心理を読み分けさせるような出題が目立っています。以前は中学受験ではタブーといわれた親の離婚をめぐる子どもの心理についてや、義理の親子の関係についても、出題は増えてきています。

物語文とともに多く出題される説明文や論説文のテーマも分散する傾向にあります。たとえば、「言語・コミュニケーションに関するもの」、「動植物の生態について」、「ある作品を取り上げた文芸論」、「自然・環境と人間の関係」などですが、これらは形を変えながらよく出題されてきたテーマなので、そういう意味では、頻出となるテーマは今後もさほど大きく変わらないのではないかと思われます。

なによりも大切なのは、物語文でも、説明文・論説文でも、文章を正確に読み、文中に書いてある内登場容から離れることなく問に答えるという、基本姿勢です。これまでたくさんの文章読解の問題で訓練を積んできたと思いますが、どのような文章が出てきても、段落ごとの中心文に線をひいたり、人物の心情の変化がどこに表れているのか、その変化の部分をしっかり押さえるという読解の基本を忘れてはいけません。出題された文章が読みやすいものであっても、読みにくいものであっても、その部分は変わりませんので、注意してていねいに読む姿勢を忘れないようにしましょう。

2017年度の出題で、全体として目立ったテーマは、「戦争や平和」に関するものでした。たとえば、青山学院中等部では、金井直の『木琴』という詩が出題されました。他にも、立教新座中学では、西谷修『戦争とは何だろうか』、駒場東邦中学では、中脇初枝『世界の果てのこどもたち』、日本女子大附属中学では、ピースボート編『紛争、貧困、環境破壊をなくすために』といった文章が出題されました(敬称略)。

国語での出題ですが、内容は国際関係や戦争といった、社会や、場合によっては理科にもかかわるような文章の出題が増えてきています。最近、日本は、北朝鮮関係などの緊張の中にいますが、それでも普段の生活の中で紛争に巻き込まれ、その日食べるものにも困るという生活を送っている受験生は少ないでしょう。なぜそのようなことが起こっているのか、ほかの教科に対する興味を持っているかどうかということも差をつける要因になっています。

問題文の長さ、難易度、頻出作家は?

この数年、問題文はどんどん長文化する傾向にありますが、2017年度もさほど大きな変化はなく、小学生が短い時間で読実、設問に答えるという点からすると、長いものの、さらに長文化が進んだということはありませんでした。

ただし、例年、比較的長い問題文を出題し続けている学校は増える傾向にあり、そういった学校が文章を短くするということはまずありません。たとえば、1ページをB5サイズの用紙でカウントしたところ、駒場東邦中学では16ページ、本郷中学で10ページ、麻布中学で10ページ、城北中学で約9ページの問題文が、明治大学付属明治中学で約11ページの論説文が出題されました。

文章の長さだけ聞くと、内容も非常に難しい文章が出題されたのではないかと思われがちですが、大人でも読解に苦労するような難解な文章は、それほど目立ちませんでした。それだけ、内容も分からずに読ませるというのではなく、読みやすいからといって読み飛ばすのでもなく、内容をしっかり押さえながら、設問に答えるという基本姿勢を見たいという学校のメッセージが読み取れます。

また、10年ほど前は、いわゆる頻出の文章、頻出作家が目立った時期がありましたが、近年は作家も、文章も多様化が進み、重なるということはあまりなく、頻出といえる作家や文章は減少傾向にありました。これに対し、2017年度の入試では、8名の作家の作品が3校以上で出題されました。

特に目立った頻出作家としては、稲垣栄洋氏の『植物はなぜ動かないのか』がサレジオ学院中学、本郷中学、淑徳与野中学、洗足学園中学で出題されました、また、同じく稲垣栄洋氏の『たたかう植物』が栄光学園中学、大妻中学などで出題され、他の文章も含めて8校で出題されました。

論理的思考力を見るには、理系のテーマの論説文は打つ題する文章として最適です。受験生の理系志向も影響していると考えられます。その他、3校以上で作品が出題された作家としては、佐川光晴氏、宮下奈都氏、あさのあつこ氏、今井むつみ氏、内田樹氏、小田嶋隆氏、辻村深月氏などが挙げられます。

ここで気をつけなければいけないのは、たとえ同じ文章が出題されたとしても、設問のつくり方によって問題の難易度は大きく変わるということです。よく、どの作家さんの本を読んでおくといいですか、というご質問を受けますが、どの文章を読むかが重要というよりは、どのような文章が出題されても、読解の基本にそって、作者が伝えたいこと、論じたいこと、文章を通していまの世の中を知ってもらいたいという想いなど、その文章が何を伝えようとしているのか、そして中学校が作問する設問は文章のどの部分を詳しく考えさせようとしているのか、そういったところが重要であるということを知っていただきたいと思います。

たとえば、栄光学園は、作家の文章を用いるのではなく、学校オリジナルの文章を出題することもあります。そのような学校は多くはありませんが、「初めて読む文章を、正しい読み方で読み切り、設問を吟味する」ことをどこの中学校も求めています。

読解にはルールがあります。そのルールを無視せず、客観的に(自分の考えに引きずられることなく)設問までよく読んで解答する姿勢を忘れないようにしましょう。

記述問題では、条件つきの記述や小論文的な記述が目立つ

学校の工夫がみられる条件つきの記述

たとえば、品川女子中学では、まず抜き出し問題(設問に合った一文を文章の中から抜き出すもの)を出題し、続けて抜き出した一文について、「なぜそのようにいえるのかという理由」を80字以内で記述する問題が出題されました。このような問題では、まず抜き出す文が間違っていたら、その理由を聞いている記述の問題も正解できません。このような、二段構えの出題が近年よく見られるようになっています。

このような、二段構えになった「条件記述」(自由に記述するのではなく、条件を守って記述しないと減点されてしまう記述問題)の問題は、他にも海城中学などの難関校でも出題が増えてきており、今後も増える可能性が高いです。抜き出し問題で正確な読み取りの力を、記述問題で表現力や条件をきちんと読みとってそれをふまえて記述ができているかなど、さまざまな能力を読みとることができるので、作問もしやすいからです。

同じ条件記述の問題でも、学校によっては、異なる方向から条件記述を出題するケースもあります。設問の中で条件を具体的に示すことにより、受験生がより解答しやすいように配慮した記述問題も多く見られました。このような条件記述は、先ほどのようなものとは異なり、記述問題により子どもの発想力や表現力を見たい一方で、白紙解答は避けさせ、部分点を少しでもあげたいという学校側の思いが表れているといえるかもしれません。

全く書かないと0点になってしまいますが、記述問題は、書くべきいくつかの要素があります。そういった要素に1つでも2つでも気づくことができる力も、プラスの力として評価しようという学校の姿勢が見て取れます。

本格的な小論文的記述問題も出題されている

たとえば、慶応湘南藤沢中等部では、「じゃんけん」のルールを説明する文章を180字以内で書きなさい、という問題が出題されました。また、文章の内容と関連させて、自分の友だちとのかかわりについて記述させる問題が、暁星中学や栄東中学(東大選抜I)で出題されました。もはや単なる記述問題というよりは、小論文に近い問題といってもいいでしょう。

このような小論文的記述問題には、条件記述的要素も含んだものもあります。いずれにしても大切なのは、起承転結をはっきりさせ、自分の経験をふまえながら、身近な出来事について記述させる問題は、今後も出題が増えてくると考えられます。

かつて多く見られた自由記述と全く同じではありませんが、自分ならではの経験や視点を含めた記述問題によって、テーマ、自分の経験、それについてどう思うか、結論などを書き分けさせ、それがきちんとできるかどうか見ることができるからです。出題される文章やテーマによっては、大学入試レベルの小論文が出題される中学校も出てくるかもしれません。

このほかにも、小論文的な記述問題としては、筆者と異なる考え方を持っているAくんとBさんの意見に対し、筆者の考えをふまえたうえで、受験生の自分の意見を記述させる問題が芝浦工大柏中学で出題されました。このような問題では、まず文章の内容をしっかり読んで、筆者の考え方をつかみ、それに対する他の人物の反論の内容を理解しなければなりません。ここまででも何段階にもわたる思考が必要です。

そして、単にどちらに賛成するかを書くのではなく、「筆者の考えをふまえた上で」自分の意見を述べる必要があるので、対立する意見の中から自分の考えと近い部分と、反対の部分を読みとり、それを読み手にわかりやすく説明するということはそう簡単なことではありません。

もちろん、使うことばは文章中のことばを使ってもいいわけですし、自分なりのことばで説明できれば良いのですが、このような、いくつかの考え方を比較したうえで自分の意見を記述するという問題は、本格的な小論文といっても過言ではありません。

ただし、設問を読んで、順に書くべきことを文章を参考にしながら書きだしていって、まとめるという記述の基本ができていれば、決して怖いものではありませんし、部分点が稼げる分、選択肢問題のように全く点数がもらえないということはむしろ少ないので、問題に食らいついて、無駄のないわかりやすい文章を書くことを意識して解答を書くようにしましょう。

御三家中学では、200字を超える記述問題が出題されることもありますが、この基本を忘れなければ、部分点を稼ぐことができます。

長い選択肢、「すべて」選ばせる選択肢問題が増えている

学校によってはほぼすべて記述問題だけしか出題しないという学校もありますが、多くの学校では選択肢問題を多く出題します。選択肢のみ出題する中学校もあります。

選択肢の問題は、記述問題と異なり、正解か不正解かのどちらかしかありません。つまり、差がつきやすいのです。どうしても記述問題でいかに点数をとるか、ということに目が行きがちで、選択肢問題は軽視されやすいのですが、実は差が大きく開くポイントとなる出題です。

とくに、近年、選択肢問題にはいくつかの特徴がみられます。その特徴の1つは、一つひとつの選択肢の文自体が長い選択肢問題が増加しているということです。どのくらい長いかというと、和洋国府台女子中学で約140字、浅野中学、市川中学で約120字、女子学院中学で90字~100字程度の長さの選択肢問題が出題されました。

国語の問題文そのものが長いので、それをしっかり読み切ることがまず非常に重要なことですが、読まなければいけないのは問題文だけではなく選択肢の文もしっかり読まなければならないので、全体として読まなければならない文章量が多くなっているということに注意が必要です。また、なんとなく読み飛ばすのではなく、選択肢の内容と問題文の内容を照らし合わせるために、さらに読み直しが必要な場合も増えるわけです。

このように、選択肢の文が長文化しているのには、「文章を速く正確に読む能力」や「最後まで読み切り、選択肢をおろそかにしない集中力」「正答を選ぶための意欲や、適当に解答を選ぶのではなく最後までやり切る力」を見たいと中学校が考えているからだと考えられます。

もう1つ、近年の選択肢問題の特徴は、文章の内容と「合っているもの」あるいは「間違っているもの」を「すべて」選択させる出題が増えているということです。いわば、「複数選択肢」の問題です。たとえば、5~6個の選択肢の中から、「筆者の考えと合っているものをすべて選びなさい」というものです。だいたい2~3個の選択肢を選んで正答となることが多いです。

中には「すべて」選びなさいと書いているのに正答は1つだけであることもあります。また、「すべて当てはまらない場合は〇という選択肢を選びなさい」というような出題の仕方をすることもあります。

選択肢問題というと、答えは1つで、時間が足りなくなったら適当に1つ選んでおこう、ということもこれまでは許されたかもしれません(もちろん正答とは限りませんが)が、複数選ぶ、あるいは一つも正答がないかもしれない、という条件のもとでは、適当に選んで終わらせることはできません。

一つひとつの選択肢を丁寧に読むことはもちろんですが、文章全体の内容や、どこにどのような内容のことが書いてあったのかということを把握しておかないと時間ばかりたってしまい、結局混乱してしまって、選択肢問題なのに空欄で出してしまうことになりかねません。また、選択肢が長文の場合は、本文の内容と混乱してしまう傾向がよくみられます。

この場合に気をつけたいのは、まず文章をしっかり読み、重要な部分に印をつけておくことを忘れないことです。先ほども書きましたが、中学入試の文章はかなりの長文です。重要だと思ったところに印をつけたり線を引いたりして読解のためのポイントを残しておかないと、設問を解くときにまた読み返さなければならないので、時間ばかりかかってしまいます。

また、正しい選択肢を選ぶためには、選択肢一つひとつを区切りながら、文章の内容と合っているかどうか〇や×を選択肢の横に書き込んでいくことが効果的です。選択肢自体が長文化しているので、混乱しないためにきりのいい部分ごとに印をつけていくのです。「正しいものを選びなさい」であれば、全体が〇のものが答えになりますし、そうでないものは間違いの選択肢となります。

いわれてみればあたりまえ・・・と思うかもしれませんが、このようなちょっとした注意をしておくことで、文章を読むコツを身につけることもできますし、なかにまぎれこんでいる「ひっかけ選択肢」に惑わされないで正答を選ぶことができます。

このような形の選択肢問題はこれからも増えていくと考えられます。選択肢ひとつ、とあなどることなく、問題を解くときには、ただ読むだけではなく、手を動かしながら正答にたどり着くように取り組みましょう。正答率が飛躍的にアップします。

大学入試改革を意識した、科目にとらわれない出題が増えている

国語の問題、というと、他の科目とは独立した科目だと考えられがちですが、近年の国語の問題は、科目横断的な出題が増えています。たとえば、筑波大附属中学では、「国語に関する世論調査」の中の、「敬語」に関する資料を題材にして、グラフの読み取りと記述問題を組み合わせた問題が出題されました。資料やグラフの読み取りは、理科や社会、算数でも必要なことですよね。その力を、国語の問題の中に入れて、総合的な出題としているのです。

他にも、光塩女子学院中等科には「総合」という科目がありますが、その中では、ドラえもんのマンガとともに、アンドロイドについて考えて書く問題が出題されました。ドラえもんというと、数年前に麻布中学の理科の問題でも出題されたことがあります。未来の我々の生活がどうなるのか、想像力や表現力をしっかり使って答えなければならない問題です。

大学入試改革をみすえて、国語の入試問題でも、このような科目横断的な問題の出題はさらに増えてくると考えられます。今後の入試では、幅広く様々な身の回りの出来事に興味を持ち、文章や資料、グラフを正確に読みとる力、自ら考える力、書く力(表現する力)が、文章を速く正確に読み、選択肢を正確に読むという、いわゆる「国語の力」に加えて必要になってきます。

ですが、難しく考える必要はありません。決して特別な問題が出題されるわけではなく、出題の見た目が変わるという意識を持っていれば大丈夫です。普段の学習で学んだことを思い切り出し切れば、点数はついてきます。

最後に

国語は、多くの学校で、入試の1科目めに設定されています。これまで書いてきたように、近年の国語の問題は、文章が長文化し、選択肢も長文化する傾向にあります。それだけの長い文章を正確に速く、できれば何度も読み返すことなく読み進むためには、精神的に落ち着いていることがとても大切です。

これまで模試を受けたときにも、朝親子ゲンカをしたときに、成績が悪かったということがあったのではないかと思います。入試のときも、精神的に落ち着いて、これまで頑張ってきた成果をすべてぶつけて、入試を楽しんで来ることができれば「勝ち」です。国語は算数同様、配点が高いことが多い科目でもありますから、ここで点数をどれだけとれるかはとても大切なことです。

ですから、直前期のいま、お子さんをおだてる必要も、はれ物に触るような態度をとる必要もありませんが、精神的に落ち着かせてあげることが一番大切です。そして、親御さんも精神的に落ち着いて受験会場に送り出してあげることも大事です。

入試本番は親子ともども非常に緊張しますよね。ですが、親御さんの「これまで頑張ってきたんだから、いつものようにやれば大丈夫」という一言が、お子さんを奮い立たせます。ぜひ、これまでの学習で培ってきた実力を本番で十分発揮できるように、学習の合間に、これまで頑張ってきたことや、入試が終わったらやりたいことなど、親子でリラックスできるようなことを話題にして息抜きをしてみてください。そして、受験当日の朝は、ちょっとしたことでもめたりしないようにしてくださいね。

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