英文法を基本から!動名詞の基本の用法とさまざまな形について【詳しい例文付き】

今回は動名詞について学んでいきます。

動名詞は「動詞+ing」の形をとります。動名詞には文の補語や主語などの役割を担う「名詞的な性質」を持つ場合と、目的語を続けたり、副詞で修飾されたりなど「動詞的な性質」を持つ場合があります。

早速、詳しく基本の文法ルールを見ていきましょう。そして、動名詞を使った受動態や完了形、重要表現などを見ていきましょう。

動名詞の基本

  • ①My hobby is playing the piano.(私の趣味はピアノを弾くことだ)
  • Speaking English is difficult for me.(英語を話すことは私にとって難しい)
  • ③My father enjoys watching a comedy show.(私の父はコメディショーを見ることを楽しむ)
  • ④It is enjoyable living by the sea.(海の近くに住むことは楽しい)
  • ⑤I found it comfortable lying on the beach.(砂浜に寝転ぶことは心地よいと分かった)
  • ⑥She is good at baking cakes.(彼女はケーキを焼くのが上手だ)
  • ⑦He left without saying anything.(彼はなにも言わずに立ち去った)

まず①の赤文字部分が動名詞になっていますね。訳し方は「〜すること」になります。実はこの部分を不定詞に書き換えて、My hobby is to play the piano.と言うこともできます。

同じように②もspeakingという動名詞をto speakという不定詞に変えて、To speak English is difficult for me.と書き換えられます。①は補語の役割に、②では主語の役割になっています。

次に③は、動名詞watching a comedy TV show がenjoyの目的語になっています。つまり「私の父は何をすることが楽しいのか?」という、この「何を」という目的語のところに、watching a comedy TV showを続けているのです。この場合、enjoyのあとは不定詞を持ってくることはできず、動名詞しか使えないと覚えておきましょう。

次に④を見てみましょう。このitは形式主語(仮主語)になります。本当の主語(真主語)はliving by the seaですので、「海のそばに住むことは」というような主語の役割を担った動名詞だということが分かります。

同じように⑤のこのitは形式目的語です。真の目的語はlying on the beachになるので、「砂浜に寝転ぶということを心地よく感じた」というように目的語の役割を担った動名詞だと分かります。

続いての⑥では、動名詞が前置詞の目的語になっています。「be good at〜」は「〜をすることが得意、上手だ」という意味になります。このatの直後にbaking cakes(ケーキを焼くこと)という名詞の働きをする動名詞が続いています。

また⑦も同様に、withoutという前置詞のあとにsaying anythingという動名詞を続けています。注意してほしいポイントは、前置詞の直後に不定詞を置くことはできないということです。つまり、以下の例文は成り立ちません。

  • ×She is good at to bake cakes.
  • ×He left without to say nothing.

動名詞の意味上の主語と否定語の位置

  • ①My sister doesn’t like playing computer games.(私の姉はコンピューターゲームをすることが好きではない)
  • Seeing is believing.(見ることは信じることだ=百聞は一見に如かず)
  • ③His dream is being a rock star.(彼の夢はロックスターにになることだ)

まずは意味上の主語を示す必要がない3つの例文をみてきましょう。

①の文の主語はmy sister(私の姉)というのは分かりますよね。このように文の主語も、そして動名詞の「playing computer games(コンピューターゲームをすること)」の主語も、両方一致して同一人物(この場合はmy sister)のとき、意味上の主語は示す必要はありません。

次に②は「見る」のも「信じる」のも特定の誰かを指しているわけではありません。このように、意味上の主語が「一般の人」、つまり誰でもよい場合のときも意味上の主語は示す必要がありません。

最後に③では、being a rock star(ロックスターになるのこと)は「彼の夢」と、明らかですので、意味上の主語を示す必要はありません。

  • ④My sister doesn’t like my playing computer games.(私の姉は、私がコンピューターゲームをすることを好みません)
  • ⑤I’m sure of our team winning the game.(私は、その試合に自チームが勝つことを確信している)

では、次に意味上の主語を示す場合を見ていきましょう。

①では動名詞playingの前に所有格のmyが置かれていることで、「私がコンピューターゲームをすること」という意味になります。このmyが意味上の主語になります。

文の主語は「my sister(私の姉)」です。意味上の主語を示さないと、「my sister(私の姉)」がコンピューターゲームをすることになってしまいます。意味上の主語は、所有格か目的格になることが多いです。

  • ⑥I can’t stand him shouting when he is angry.(彼が怒って叫んでいることに私が我慢ができない)

⑥の文章は、意味上の主語が目的格になっているバージョンです。Standという他動詞のあとでは目的格の方が自然に感じられることが多いので、目的格を使います。

②の文章では名詞のour team(私たちのチーム)が意味上の主語になっています。文の主語は「I(私)」になります。このように名詞が意味上の主語になる場合は、所有格かそのままの形で、動名詞の前に置きます。

  • Not saying “thank you” is rude.(「ありがとう」を言わないのは失礼だ)
  • ⑧I believe in never telling lies.(私はうそをつかないことはよいことだと思っている)

続いては動名詞を否定するnotやneverの位置を見ていきましょう。

⑦を見て分かる通り、sayingという動名詞の直前に否定語notを置いていますね。つまり「saying “thank you”」だけを否定していることになります。

⑧も同様に「うそをつかないこと」と表現したいので、動名詞のtelling liesの直前にneverを置きます。

動名詞のさまざまな形

  • ①I don’t like being treated like a child.(私は子供扱いされることが好きではない)
  • ②She is proud of having won a medal at the Olympics.(彼女はオリンピックでメダルを獲ったことを誇りに思っている)

動名詞を受動態で表現するときには「being+過去分詞」の形にします。

①でも「being+treated」で「扱われる」という受け身の表現になっていますね。この受動態の動名詞は、likeの目的語になっています。

次に完了形の動名詞を見ていきましょう。述語動詞が表す時よりも以前のことを動名詞で表すときは「having+過去分詞」という形になります。

②では、「誇りに思っている」ことは現在のことで、実際に「メダルを獲った」のは過去のことになります。

動名詞を使った重要表現

  • ①The boy is used to making his own breakfast.(その男の子は、自分で朝食を作ることに慣れている)
  • There is no knowing what will happen in the future.(将来何が起こるかはわからない)
  • Would you mind opening the window?(窓を開けていただけませんか?)

最後に慣用表現を見ていきましょう。

①では「be used to〜ing」で「〜することに慣れている」という意味になります。必ず動名詞になるので、注意してください。他にも「look forward to〜ing」も「〜することを楽しみに待つ」という意味で、動名詞しか使えません。

②では「There is no〜ing」で「〜できない」という表現が使われています。

③は「Would you mind〜ing」で「〜していただけませんか?」という許可を求める表現になっています。

演習問題

coming soon…

最後に

いかがでしたか?

今回は不定詞と似た役割のある動名詞を習いましたが、動名詞のときしか使えない場合もあるので気をつけてくださいね。

また動名詞を使った受動態や完了形、そして動名詞の慣用表現もこれからたくさん出てくるので、ぜひ応用できるように、しっかりと復習しましょう。

続きは、こちらから。

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