【完全保存版】大学受験でおすすめの英文解釈の参考書5選!レベル・特徴・おすすめの人など

この記事では、大学受験対策で英文解釈の参考書を探している人に向けて、おすすめの参考書をご紹介していきます。

それぞれ特徴やレベルが異なるので、違いがわかりやすいようになるべく簡潔にまとめてあります。これだけではわからないと思うので、他の情報を調べてみたり実際に書店などで手に取ってみたりすることをおすすめします。

どれが1番良いかは決めないので、ご自身のレベルや目的ごとに使いやすそうなものを選んでみてください。

英文解釈の参考書紹介

英文読解入門 基本はここだ!

値段

935円

レベル

基礎~共通テスト

特徴

基礎を短時間で学べる

 

英文読解入門 基本はここだ!の最大の特徴は「基礎を短時間で学べること」です。

中学レベルの英単語と英文法の知識は必要となりますが、それらを覚えたのに英文が読めないという人はこの参考書で読み方を学ぶと読めるようになると思います。

基礎だけに特化しているためそこまで分厚くなく、取り組みやすくなっています。受験生で「今さら基礎からやるのも・・・」という人も、この参考書なら短時間でマスターできるので不安な人はここから始めましょう。

こんな人におすすめ
  • 中学レベルの英単語・英文法は覚えたけど英語が苦手な人
  • 教科書レベルの英文を読むのに苦労する人
  • 英文解釈を基礎から学びたい人

入門英文解釈の技術70

値段

1,430円

レベル

基礎~共通テスト

特徴

構文を丁寧に解説

 

入門英文解釈の技術70の最大の特徴は「構文を丁寧に解説しているところ」です。

この参考書は英文、解説、全和訳、演習問題が見開き1ページにまとまっています。解説では英文にSVOCがふられ、英語が苦手な人でもわかりやすいように丁寧に説明されています。

この記事で紹介している他の参考書と比べてもレイアウトが1番シンプルなので、この参考書が気に入ったらこのシリーズで英文解釈を学んでいくのがいいと思います。

ただ、わかりやすいとはいえ英文解釈の参考書なので、構文を理解することに集中できるように基本の英単語・英文法を先に勉強してから取りかかりましょう。

これは他シリーズの「基礎英文解釈の技術100」「英文解釈の技術100」にも当てはまることですが、この参考書ではしっかり構文を理解して英文を読んでいくので、ある程度スラスラと英文を読める人は解説が嫌になってしまうかもしれません。

「今まで何となく英文は読めてきたけど、英文解釈もやっといた方がいいよな…」という人は、まず実際に参考書を手に取って見てみてください。もしかしたら他の参考書の方が合っているかもしれません。

こんな人におすすめ
  • 英文解釈を1から勉強したい人
  • 英単語や英文法は覚えたのに英文が読めない人
  • シンプルなレイアウトが好きな人

ビジュアル英文解釈 PART

値段

1,204円

レベル

基礎~共通テスト

特徴

絵が多くわかりやすい

 

ビジュアル英文解釈の最大の特徴は「絵が多くわかりやすいこと」です。

この参考書は他の参考書よりも絵が多く、英語が苦手な人でもわかりやすくなっています。多くの人が疑問に思うようなところを重点的に解説されているので、なんでこうなるんだろうというモヤモヤも解消されやすいです。

PERT1は基礎から学べますが、中学レベルの英単語と英文法はしっかり覚えてから始めるようにしましょう。逆にそれさえ覚えていれば、この参考書でつまずくことはないと思います。

高校の授業についていけない高1・2年生も、英語が苦手な受験生も、わかりやすさ重視の方はこの参考書がおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 中学レベルの英単語・英文法は覚えたけど英語が苦手な人
  • 教科書レベルの英文を読むのに苦労する人
  • 文字よりも絵が多い参考書の方が好きな人

ポレポレ英文読解プロセス50

値段

833円

レベル

共通テスト~最難関大

特徴

50の例文で重要な構文を理解

 

ポレポレ英文読解プロセス50の最大の特徴は「50の例文で重要な構文を理解できること」です。

大学受験生の中で有名な「ポレポレ」ですが、内容は難しめなので始める時期には注意が必要です。

具体的には、いわゆる標準(基礎~共通テスト)レベルの英単語と英文法の参考書を一冊完璧にして、共通テストの英文はスラスラ読めるようになったら始めて大丈夫です。

その前の段階でこの参考書に手をつけてしまうと、英文で嫌になってしまい肝心な英文解釈を学ぶことができないと思います。

この参考書では50題の例題を用いて英文の読み方、構文の捉え方を丁寧に解説しています。

難関大志望の方の中には、英文解釈を学ばなくても英文がスラスラ読めて困らなかったという人もいると思います。しかし、過去問などの難しい英文はそれだけでは読むのに苦労するかもしれません。

いちいち構文を捉えなくても読めるという意見もわかるのですが、この参考書で複雑な構文の捉え方を学ぶことで、より難しい英文が読みやすくなり和訳問題も得意になります。

こんな人におすすめ
  • 共通テストレベルの英文はスラスラ読める人
  • 難しい英文が読めなくて悩んでいる人
  • 難関大志望で英文解釈を学びたい人

英文読解の透視図

値段

1,540円

レベル

難関大・最難関大

特徴

レベルの高い英文と丁寧な解説

 

英文読解の透視図の最大の特徴は「レベルの高い英文と丁寧な解説」です。

初めに言っておくと、この参考書は難関大の英語で高得点をとりたい人や、東大・京大のような最難関大志望の人向けです。

英文のレベルが高いので、上記の方でも英語がある程度得意になってから始めるのが良いと思います。

この参考書は「難しすぎる」「ここまでやる必要はない」という意見もありますが、解説がとても丁寧なので英文に慣れている人なら理解できると思います。

ポレポレなどの他の参考書で英文解釈を学んだ後にやるのも良いですが、個人的には英文解釈なんていらないと思っている人にこそおすすめしたいです。

この参考書では「構文の捉え方を学ぶ」というよりは、「英文を読む」「上手く和訳する方法を学ぶ」という感じなので、構文を捉えずに自分で読めるという人も難しい英文がさらに読みやすくなると思います。

基礎を固めて英文に慣れてから取り組むとなると時間がないという人も多いかもしれませんが、難しい分とても面白いので、余裕がある人はぜひ手に取ってみてください。

こんな人におすすめ
  • 難関大志望で英文に慣れている人
  • 難しい英文をスラスラ読みたい人
  • 難関大の和訳問題を得意にしたい人

最後に

ここまで5冊の参考書を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した参考書は、それぞれ特徴やレベルが違ったと思います。そのため絶対にこれがオススメと言うことはしませんが、皆さんに合ったものが見つかっていれば嬉しいです。

参考書はこれ!と決めたら完璧にするまでずっと使っていくものなので、周りが使っているから…などではなく、自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。

英文解釈を学ぶと英文が読みやすくなり、英語を勉強するのが楽しくなると思います。地道で辛いかもしれませんが、頑張ってください!

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早稲田大学の文系学部。事務が主な仕事ですが、大学受験の経験を活かして参考書紹介などの記事を書いています。口癖が「寒い」「暑い」「眠い」の面倒くさがりですが、記事を作るのは楽しんでやっています!読者の皆さんが勉強になったと思えるような記事を作れるよう頑張ります(^^)/