英文法を基本から!分詞の基本の用法と分詞構文の導入について【詳しい例文付き】

今回は分詞について学んでいきます。

分詞には2種類あり、「〜している・する」という能動の意味を表す現在分詞と、「〜された・されている」という受動の意味を表す過去分詞があります。

まずは名詞を修飾する分詞・補語になる分詞をみて、その後「分詞構文」についてみていこうと思います。

分詞の限定用法

まず名詞を修飾する分詞(限定用法)についてみていきましょう。

  • ①Who is the girl painting a picture over there?(あそこで絵を描いている女の子は誰?)
  • The picture painted by a little girl won the contest.(小さな女の子によって描かれた絵がコンテストで入賞した)

まず①では赤字の「painting a picture over there」が太字の名詞「the girl」を詳しく修飾しています。「絵を描いている女の子」というように能動的な意味合いになるので現在分詞を使用しているのです。

一方の②では、「painted by a little girl」が太字の名詞「the picture」を詳しく修飾しています。この場合は、「女の子によって描かれた絵」というように受け身の意味になっているので、過去分詞が使われています。

分詞が名詞の前に置かれる場合

  • ③Someone is in that burning house!(誰かがあの燃えている家にいる!)
  • ④The police found the stolen money in the car.(警察は車の中に盗まれたお金を見つけた)

続いては、分詞が名詞の前に置かれる場合を見ていきます。

③では「burning」という現在分詞が太字の名詞「house」の前に置かれています。「burning house」で「燃えている家」という意味になります。

④も同様に、「stolen」という過去分詞が太字の名詞「money」の前に置かれて「the stolen money」で「盗まれたお金」という意味になっています。

このように分詞を名詞の前に置くときのルールは、分詞単体の時のみであるということです。

①②の例文では、「painting a picture over there」というように「painting」という現在分詞だけじゃなく「a picture over there」という単語も付随しています。

つまり〈分詞+その他の単語〉のときは分詞は名詞の後に起き、〈分詞単体〉のときは分詞は名詞の前に置くということを忘れなでください。

形容詞になる分詞

  • ⑤It was an exciting game.(それはわくわくする試合だった)
  • ⑥I saw a lot of excited supporters.(私はたくさんの興奮したサポーターを見かけた)

続いては形容詞となった分詞(分詞形容詞)について見ていきます。

上記の例文の「exciting」は「excite」の現在分詞形で、「excited」は「excite」の過去分詞形です。

他動詞の「excite」は「(人)を興奮させる」という意味になりますので、現在分詞形の「exciting」は「(人を)興奮させる」という能動の意味になり、過去分詞形の「excited」は「興奮させられた(人)」という受動の意味になります。

補語になる分詞

次に補語になる分詞(叙述用法)について見ておきます。まずは動詞がkeepやremainなどの場合です。

  • ⑦He kept saying that he loved me.(彼は私のことを愛していると言い続けた)
  • ⑧His eyes remain closed.(彼の目は閉じられたままだ)
  • ⑨They walked laughing into the room.(彼らは笑いながらその教室に入っていった)
  • ⑩The teacher sat surrounded by his students.(先生は生徒たちに囲まれて座っていた)
  • ⑪He kept me waiting for forty minutes.(彼は私を40分間待たせた)
  • ⑫We usually keep the window locked.(私たちはいつもその窓には鍵をかけておく)

「keep」や「remain」という動詞を使うことで、⑦では「言い続けた」、⑧では「閉じられたままになっている」というように、「言う」という動作や「閉じたまま」という状態の継続を表現することができます。

また、「walk」「sit」「come」「stand」「lie」などの自動詞のあとに分詞が続くこともあります。その例文が⑨と⑩です。

⑨のような現在分詞では「〜しながら・〜して」という意味に、⑩のような過去分詞では「〜されて」と訳すことができます。

最後に⑪と⑫の「SVO+分詞」の例文を見てみましょう。「keep」はSVOCの文型で用いられ、「OをCの状態にしておく」という意味を表します。

ですので⑪では、「私(O)を待たせる(C)状態にしておいた」という意味になり、⑫は「鍵を(O)かけておく(C)状態にしておく」という意味になるのです。

「have/get +O+分詞」「see+O+分詞」

続いては〈have/get +O+分詞〉〈see+O+分詞〉の形についてみていきます。

まず〈have/get +O+現在分詞〉の形で「Oを〜させる・させておく」という意味になり、〈have/get +O+過去分詞〉の形で「Oを〜してもらう・〜される」という意味になります。

以下、例文です。

  • ①She had the classmates laughing.(彼女はクラスメイトを笑わせた)
  • ②He got the machine working.(彼は機械を動かした)
  • ③I had my hair cut at a beauty salon.(私は美容室で髪を切ってもらった)
  • ④I got my fingers caught in the train doors.(私は電車のドアに指をはさまれた)

〈see+O+現在分詞〉の形で「Oが〜しているのを見る」、〈see+O+過去分詞〉の形で「Oが〜されるのを見る」という意味になります。「see」以外にも「hear(聞く)」「feel(感じる)」などの知覚動詞を使うことができます。

以下、例文です。

  • ⑤We saw a bird building a nest.(私たちは鳥が巣を作っているのを見た)
  • ⑥I saw a little girl scolded by her mother.(私は小さな女の子が母親に叱られるのを見た)

分詞構文

続いて「分詞構文」について学んでいきます。今まで習った現在分詞と過去分詞を使って、副詞的に文の情報を補足することです。

分詞構文は、文末、文中、文頭に置かれることがあります。

  • ①My mother is cleaning the kitchen singing a song.(私の母は歌を歌いながら台所を掃除しています)
  • Seen from the plane, the island looks like a ship.(飛行機から見ると、その島は船のように見えます)

まず①の主文は「My mother is cleaning the kitchen(私の母は台所を掃除している)」です。その文章のあとに、「singing a song(歌を歌いながら)」という情報を加えています。

②の主文は「the island looks like a ship(島は船のように見える)」です。この文章の前に「Seen from the plane(船から見ると)」という情報を加えています。

①が現在分詞なのは「My mother is singing」という文章が成り立ち、②では「The island is seen from the plane」という文章を作ることができるから過去分詞を用います。

分詞構文では、主語が一致している場合は、主語とbe動詞を消して、代わりに分詞を使用します。

分詞構文の表す意味は全部で6つあります。

  • ①「時」:「〜するとき」
    • Waiting for my brother, I met Tom and Bob.(私の兄を待っているとき、私はトムとボブに会った)
  • ②「同時・付帯状況」:「〜しながら」
    • Smiling merrily, my aunt welcomed me at the door.(微笑みながら、私のおばは私を玄関で迎えた)
  • ③「連続」:「〜して」
    • Opening the drawer, she took out an envelope.(引き出しを開けて、彼女は封筒を取り出した)
  • ④「原因・理由」:「〜なので」
    • Being kind and honest, she is trusted by everyone.(親切で正直なので、彼女はみんなから信頼されている)
  • ⑤「条件」:「もし〜ならば」
    • Turning to the left, you will find the white building.(左へ曲がれば、あなたは白い建物を見つけることができるでしょう)
  • ⑥「譲歩」:「〜だけれども」
    • Accepting what you say, I’m still against the project.(あなたが言うことを受け入れたとしても、私はまだそのプロジェクトに反対です)

分詞構文の否定形は「not」などの否定語を分詞の直前に置きます。以下、例文です。

  • Not knowing what to say, she kept silence.(何を言えばいいか分からず、彼女は黙っていた)

演習問題

coming soon

最後に

今回は「分詞」と「分詞構文」について学びました。

分詞には能動の意味を表す「現在分詞」と受動の意味を表す「過去分詞」があります。この2種類の違いはきちんと理解できていますか?

また分詞が名詞に直前に置かれる場合と、名詞の直後に置かれる場合の違いももう一度自分で復習しておきましょう。

分詞構文は、〈接続詞+主語+be動詞〉を消して、分詞を使って構成する文章です。どんな訳し方が一番適しているのか文の前後に注意しながら読んでみてください。

続きは、こちらから。

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