大学受験でおすすめの英語長文の参考書3選!レベル・特徴・おすすめの人など

この記事では、大学受験対策で英語長文の参考書を探している人に向けて、おすすめの参考書をご紹介していきます。

英語長文は他の分野と違って1冊だけを完璧にするわけではないので、レベルごとに違うシリーズのものを使う人も多いと思います。

そこで今回は人気シリーズの3つに絞って、それぞれのレベルや特徴をまとめてみました。英語長文が苦手な人も、演習でどんどん難しい英文に触れていきたい人も、きっと使ってみたい参考書が見つかるはずです。

では早速見ていきましょう!

英語長文の参考書紹介

やっておきたい英語長文

値段

975円

シリーズ

300/500/700/1000

特徴

シンプルな良問

解説

簡潔

 【それぞれのレベル】

  • 300:共通テスト
  • 500:共通テスト・中堅大
  • 700:難関大
  • 1000:難関大で高得点

英語長文の参考書の中で一番有名かなと思うのが、この「やっておきたい英語長文シリーズ」です。

そのため、「英語長文に慣れるためにとりあえず始めてみようかな?」という人もいるかもしれませんが、300でもレベルが低いものではないので英文に慣れていない人は厳しいかもしれません。

また、全体的にシンプルで解説も少なめなので、ある程度英文に慣れていても難しいと感じる人もいるでしょう

これはどの参考書にも言えることですが、長文問題を解きまくる前に必ず英単語・英文法の基礎を固めておきましょう。ここがしっかりしていないと、いくら読んでも中途半端な理解で終わってしまいます。

数字の部分は収録されている英文の単語数の目安で、300は200語~400語までのものが取り扱われています。基礎が固まったら300から順番に始めて、自分の必要なレベルまで進めていきましょう。

自分の志望校かそのちょっと上ぐらいのレベルをやるか迷う方もいるかもしれませんが、迷ったら数題だけやるというのもアリだと思います。

というのも、過去問などで時間がなかったり、志望校で頻出のテーマや問題と異なったりしたときは無理してやる必要はないと思うからです。

特に1000は難関大志望の方でも必ずやった方がいいとは思わないので、自分のペースに合わせて選んでみてください。

こんな人におすすめ
  • 英単語・英文法の基礎はバッチリな人
  • 解説が簡潔でも大丈夫(その方が好き)な人
  • 難しい英文が読みたい人

大学入試 英語長文ハイパートレーニング

値段

1,350円

シリーズ

超基礎編/標準編/難関編

特徴

わかりやすい解説

解説

丁寧

 【それぞれのレベル】

  • 超基礎編:基礎~一般大学入試
  • 標準編:中堅大・共通テスト
  • 難関編:難関大

ハイパートレーニングの特徴は解説が丁寧なことです。各問題に「設問解説」「徹底精読」「速読トレーニング」があり、解き終わったあとの復習がしやすくなっています。

この本の著者は音読を勧めており、速読トレーニングを使って左から右へと英文を読む訓練をすることでスラスラと読めるようになります。

このシリーズは3冊なので今回紹介している他のシリーズと比べると少ないですが、超基礎編は初めて英語長文の参考書を使う人にもおすすめしたい1冊です。

読み方を丁寧に教えてくれるので、英単語・英文法は覚えたけど英語長文は苦手という人も取りかかりやすいのではないかなと思います。

難関大志望の方の中には難関編を少し易しく感じる人もいるでしょう。難しい英文をどんどん読みたいという人は他の参考書も使ってみましょう。

こんな人におすすめ
  • 初めて英語長文の参考書を使う人
  • 英単語・英文法の基礎はバッチリな人
  • 解説が丁寧な参考書を使いたい人

英語長文レベル別問題集

値段

990円

シリーズ

超基礎編/基礎編/標準編/中級編/上級編/難関編

特徴

とても丁寧な構文分析

解説

丁寧

 それぞれのレベル】

  • 1超基礎編:中学~公立高校受験
  • 2基礎編:公立・私立高校合格
  • 3標準編:中堅私大
  • 4中級編:共通テスト・中堅私大
  • 5上級編:有名私大・国公立大
  • 6難関編:難関私大・難関国公立大

レベル別シリーズは、その名の通りレベル別に細かく分かれています。中学レベルからあるので、英語の苦手な人は特に自分に合ったレベルのものが見つかるはずです。

最大の特徴は、英文全てにSVOCが振られているので構造がとても理解しやすいことです。

ここまで丁寧に構文分析をしている参考書はなかなかないので、英文解釈を勉強した人などはこのシリーズから入るとわかりやすく、長文を読むのが楽しくなるかもしれません。

また、この価格でCDもついてくるのでとてもお得です。構造分析を見ながら付属のCDを聞いて、音読も一緒にすれば英文をさらに速く・正確に読めるようになるでしょう。

設問の解説は少しわかりにくいと感じる人もいるかもしれません。ただ、英文は良いものがレベル別にまとまっているので、英文に慣れるのにはいいと思います。

上にまとめたレベルは公式のものですが、実際はそれより若干易しめかなという感じです。大まかでわかりにくいと思ったら書店などでパラパラ見て確認してみてください。

こんな人におすすめ
  • 中学・高校基礎レベルの英文が読みたい人
  • SVOCで英文の構文を理解しながら読みたい人
  • CDも使って勉強したい人

最後に

ここまで3つのシリーズの参考書を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

どの参考書も有名になるだけあって、長文や設問、解説などでそれぞれ工夫されています。そのため、絶対にこれがオススメと言うことはしません。

英語長文の参考書は自分の今のレベルに合ったもので演習することが大切なので、周りが使っているから…などではなく、自分が今必要なものを選ぶようにしましょう。

最初は全然読めなくても、英文に慣れるにつれてどんどん速く・正確に読めるようになります。設問が難しくてなかなか正解できないという人も、慣れていくうちに解けるようになるのでまずは1問1問にじっくり向き合ってみてください。

長文が得意になれば英語はグッと楽しくなります。演習は辛いかもしれませんが、頑張ってください!

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早稲田大学の文系学部。事務が主な仕事ですが、大学受験の経験を活かして参考書紹介などの記事を書いています。口癖が「寒い」「暑い」「眠い」の面倒くさがりですが、記事を作るのは楽しんでやっています!読者の皆さんが勉強になったと思えるような記事を作れるよう頑張ります(^^)/