説明文が苦手な人必見!説明文の読み方のコツ

国語の読解問題では物語・説明文・随筆文(ずいひつぶん)の3つがよく出題されます。その中で説明文は「つまらない!」「何を言っているか分からない!」と嫌いな人も多いのではないでしょうか。

実際、自分も小学生の頃はあまり好きではありませんでした。それでも、説明文の読み方にはコツがあり、このコツにそって読んでいけばかんたんに問題を解くこともできるのです。

この記事ではそんな説明文の読み方、そして問題の解き方の一歩目を勉強していきましょう

「うわっ、説明文だ!」まずは何をすればいいの?

最初に問題をパッと見て、漢字の多い説明文が目に入ってきたらものすご~くテンションが下がりますよね。

それでも、勇気をもってまずは最初の何行かを読んでみてください。すると、大体何についての文章かわかると思います。そう、最初は文章のテーマを読み取ってみましょう

ちなみにこれは裏ワザですが、文章の最後に書いてある本のタイトルを見ればテーマが分かることもあります。ただし、あくまで裏ワザであって分からないことの方が多いのであまり頼らないようにしてくださいね。

さて、その次は何をすればいいのでしょうか。「テーマは分かったけど全然面白そうな話じゃない…」そういう時もあります。我慢して、次は最後まで読んでみて下さい。この時にも、常にテーマを考えながら読んでみるといいかもしれません。

文章の役割をとらえる

1回文章を読んでみたら、今度はじっくりと文章の読み取りを初めてみましょう。説明文の文章には1つ1つに役割があります。その中でも、特に中心文がわかることが大切です。中心文とは、筆者が文章の中で伝えたいことを言う「まとめ・結論の文」になります。形式段落のはじめや終わりにあることが多いのでそこをしっかり読むことが中心文を見つけるコツです。

中心文を見つけたら他の文も読んでいきます。筆者は中心文に書いてあることを伝えたいわけですから、その他の文は読んでいる人に中心文を納得させるために説明する役割を持っているのです。

図1 文章の役割

(髙橋作成、転載は名前、記事名を明記の上許可)

このように、多くの説明文の文章は中心的な役割と説明する役割の2つに分類することができます。また、「話題→説明→中心文」という順番になっていることが多いです。解いている最中に「これは具体例だ」など考えながら読む必要はありませんが、ざっくりと「ここは中心文だから、この辺は説明だな」と分かれば文章全体の意味も分かりやすくなるはずです。

塾などでは「まず形式段落に分けて番号を書いていこう」と習うかもしれません。これにはどんな意味があるのでしょうか?段落がかわったときは、新しい話題に入るときや今までの話題をちがった見方で考えるときが多いです。なので、段落がかわったときは上の図の文章の役割がかわったのかな、と疑ってみてください。

先に問題を読む必要はあるか?

文章を読む前に問題文は読んだ方が良いのでしょうか。これは、本当に人それぞれだと思います。例えば穴うめの問題があったとき、先に問題文を見ていれば入りそうな選択肢(せんたくし)を考えながら読むことができます。逆に僕の場合は、文章を読んでいるときは問題のことを考えない方が理解しやすかったので細かく選択肢などまでは読んでいませんでした。先生から「こうしろ!」と言われることもあるかもしれません。塾の先生たちは教えることのプロなのでなるべく言うことは聞く方がいいでしょう。ただしそのやり方でよい結果が出なかった場合は自分に合ったやり方を探してみることが大事です。

まとめ

まとめると、説明文の問題は

軽く読んだりタイトルを見たりしてテーマを把握(はあく)する→テーマを頭に入れながら最後まで読んでみる→じっくり読みながら中心文を探す→中心文を考えながら他の文章の役割も考える

という順番で解いていくのがおすすめです。慣れてくれば最初に読んだときに中心文をつかむことができるようになりますが、最初はここに書いてあることを意識しながらやってみてください。

中学校に入った後もいろいろな場面で説明文など難しい文章を読む機会がありと思います。そんなときも、要点をつかむことができれば筆者の言いたいことが分かり他の文章の役割や意味が分かってきます。この記事で書いたのはあくまで「受験勉強におけるコツ」で、説明文の問題を解くための一番の近道は難しい文章に慣れることです。まずは自分の好き面白そうな内容から初めて、たくさん本を読んでみましょう。

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