国語の記述問題を得意にする3つの方法【中学受験】

中学受験の重要な鍵となる国語。
大きな配点の割に、なかなか点数をあげることが難しいということで、苦戦しているお子様も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は国語の中でも点数をあげにくい記述問題の力を伸ばす方法についてご紹介します。

1. 何を求めるのかをしっかりと把握する

 国語の問題で多くの小学生がつまづく記述問題。配点が高く、解ければ大きな力になりますが、何を答えればいいのか分からない、ということで空欄にしてしまう小学生も沢山います。

ここで大切なのは、何を求めるのか把握する、ということなのです。

例えば「傍線部で登場人物Aが〜したのは何故か」という問題だったら「〜から。」という形で理由を答える必要がありますし、「筆者は○○をどのようなものだと考えているか」という問題だったら「〜もの。」あるいは「〜(名詞)」という形で内容に対応した名詞を答える必要があります。

当たり前のことであるように感じるかもしれませんが、これが出来ていない小学生が意外と多いんです。書いている内容が合っていても、語尾が違っているせいで表記間違いとされて減点されてしまう子も少なくありません。せっかく内容が合っているのに減点されてしまうのはもったいないですよね。

設問をよく読んで、まず最初に語尾を考える。これを習慣づけるようにするだけで、国語力はぐーんと上がるはずです。

まず最初に問題文をきちんと読んで、何を聞かれているかを意識するようにしていきましょう。

2. 答えは文章の中にある

 何を聞かれているかが分かったら、答えを考えてきましょう。
といっても、やみくもに考えても答えは出ません。読解問題は、必ず文章の中に大ヒントがあるのです。

ほとんどの記述問題では、本文の中にあるキーワードを繋ぎ合わせたものが答えになります。そのため、設問で聞かれていることにあたる内容を本文から探し出す、ということが重要なポイントとなってきます。

難関校ですと、物語文における登場人物の気持ちを推測する問題が出されることもありますが、これらの問題の場合、文章の中にヒントとなる言動が必ず出てきます。気持ちは言動に現れます。言動をヒントに考えていけば答えに辿りつくことができるはずです。

傍線部の前後を中心に、本文をよく読み込み、答えのヒントを探していきましょう。

3. わかりやすい答えを書く

 その部分が見つかったら、いよいよ答えを書いていきます。

このときのポイントはわかりやすく書くことです。  文章を読んでいない人でも理解できるような答えを書けるように心がけましょう。

そのために必要なのは、正しい主語を置くことです。

前項、1. 何を求めるのかをしっかりと把握する、で設問の意図を把握し、答えがどのようなものになるかを意識することについて書きましたが、主語を理解することもその一貫です。求められているのは「誰(何)」の行動についてなのかを設問でチェックしましょう。

主語を抜かして書いてしまう小学生もいますが、行動だけに言及した答えは、たいへん分かりにくい文章になってしまいます。自分が把握しているからといって飛ばすことをせずに、「誰が(何が)、何をしたのか(どうなったのか)」ということを明確に示すようにしてください。

複数の人(もの)についての記述をするときも同じです。それぞれの人(もの)に対応した述語に書き分けることに注意しましょう。

まとめ

 記述問題は難しい、という苦手意識を持ったお子様はたいへん多いです。しかし、ポイントさえ意識すれば確実に点数をあげることができます。

設問と本文をよく読んで、その内容をいかした分かりやすい答えを作成する。それが記述問題のポイントです。それらの点を意識して、よりよい答えを作成できるように頑張ってください。

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