中央大学附属横浜中学校の算数入試!出題傾向や対策法などまとめ

学校情報 

 応募状況 

  • 2020年度入試応募状況 

名称 

性別 

募集人員 

応募者数 

受験者数 

合格者数 

実質倍率 

第一回 

男子 

 

205 

193 

63 

3.1 

女子 

307 

290 

107 

2.7 

合計 

80名 

512 

483 

170 

2.8 

第二回 

男子 

 

464 

387 

152 

2.5 

女子 

496 

405 

112 

3.6 

合計 

80名 

960 

792 

264 

3.0 

 

進路実績 

2020年度卒業生数:358名 表示形式:合格数(現役合格数) 

一橋大学 

1(1) 

東京工業大学 

1(1) 

早稲田大学 

18(16) 

慶應義塾大学 

10(8) 

上智大学 

10(8) 

東京理科大学 

26(26) 

学習院大学 

2(-) 

明治大学 

26(23)名 

青山学院大学 

14(11)名 

立教大学 

15(13) 

中央大学 

302(302) 

法政大学 

14(12) 

関西学院大学 

1(1) 

医学部医学科(※)合計 

8(1) 

三重大学、東京医科大学、近畿大学、慶應義塾大学、昭和大学、東海大学、東京慈恵会医科大学、日本医科大学 

 

学校説明会日程 

  • 2020年度学校説明会 

名称 

日程 

第1回 学校説明会【中止】 

6月6日(土)14:00〜15:30 

第2回 学校説明会 

8月29日(土)14:00〜15:30 

第3回 学校説明会 

11月21日(土)14:00〜15:30 

 

入試情報 

  • 2020年度入試募集要項(参考) 
  •  

第1回 

第2回 

入試日 

2月1日(土) 

2月2日(日) 

募集人員 

男女合わせて80名程度 

男女合わせて80名程度 

入試 

入試科目 

4教科(国語・算数・社会・理科 計500点満点) 

国語・算数は各50分・各150点満点、社会・理科は各35点・各100点満点 

 

出願期間 

事前出願 2020年1月6日(月)0:00〜1月26日(日)23:59 

 

 

2020年2月1日(土)22:00〜2月2日(日)14:00 

合格発表 

 

2020年2月1日(土)22:00〜2月2日(日)12:00 

※学校ホームページによる発表のみ 

2020年2月3日(月)6:00〜2月3日(月)12:00 

※学校ホームページによる発表のみ 

入学手続き 

2020年2月5日(水)23:59まで 

 

基本データ 

試験時間・満点 

 

国語 

算数 

理科 

社会 

試験時間 

50分 

50分 

35 

35 

満点 

150 

150点 

100 

100 

 

満点・合格者平均点・合格者最高点・合格者最低点・受験者平均点 

  • 2020年度中学校入試結果〜第1回〜 

 

国語 

算数 

社会 

理科 

4科目合計 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

受験者 

148 

12 

99.2 

130 

0 

72.6 

88 

12 

57.1 

93 

10 

56.9 

416 

34 

285.8 

合格者 

148 

71 

112.9 

130 

46 

90.3 

88 

42 

66.6 

93 

43 

69.0 

416 

309 

338.9 

 

  • 2020年度中学校入試結果〜第2回〜 

 

国語 

算数 

社会 

理科 

4科目合計 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

最高 

最低 

平均 

受験者 

136 

23 

89.6 

150 

6 

76.0 

95 

25 

62.4 

94 

16 

48.9 

436 

114 

276.9 

合格者 

136 

67 

102.4 

150 

55 

101.1 

95 

48 

72.2 

94 

32 

61.2 

436 

299 

336.9 

 

問題構成 

中央大学附属横浜中の算数は、試験時間50分に対して大問が4問、総設問数が22問程度となっています。

第1問では⑴〜⑶が計算問題、⑷〜⑽が一行問題となっており、合計10問出題されています。第2問〜第4問では標準〜応用問題が出題されており、それぞれ3問ずつ小問が併設されています。ここ数年の入試では、この問題構成に変化は見られません。 

 

 

問題構成 

大問数 

4 

各大問の設問数 

第1問→10問 

2問〜第4問→各3 

22問程度 

問題構成 

第1問:計算問題(3問)・一行問題(7問) 

2問〜第4問:標準〜応用問題(各3問) 

 

解答形式 

中央大学附属横浜中の算数では、問題用紙とは別に解答用紙が用意されています。基本的には最終的な答えのみを解答欄に記入する形式となっていますが、第2問〜第4問のうち4〜5問程度は、途中式や解答の方針についての記述を求めるような問題が出題されています。

このような問題では、最終的な答えが間違っていても、途中過程が正しければ部分点をもらうことができます。 

 

第1問 

2問〜第4問 

解答形式 

答えのみ記入 

答えのみ記入 

または途中式・解答の方針も記入 

 

近年の出題内容 

  • 2020年度 

分野・単元 

〈大問1〉計算問題・一行問題 

〈大問2場合の数〜平面図形を並べる〜 

〈大問3〉速さ〜旅人算 

〈大問4〉平面図形〜面積・長さ〜 

 

  • 2019年度 

分野・単元 

〈大問1〉計算問題・一行問題 

〈大問2割合〜ボールの跳ね返り〜 

〈大問3〉図形の移動 

〈大問4〉規則性〜操作計算〜 

 

  • 2018年度 

分野・単元 

〈大問1〉計算問題・一行問題 

〈大問2速さ〜旅人算〜 

〈大問3〉場合の数〜硬貨の組み合わせ〜 

〈大問4〉平面図形〜相似比・面積比〜 

 

出題傾向 

概要 

簡易傾向 

中央大学附属横浜中の算数は、第1問が計算問題・一行問題の小問集合、第2問〜第4問が標準〜応用問題となっています。 

まず第1問についてですが、計算問題は四則演算、逆算、計算の工夫などどれも基本的なものばかりとなっています。一行問題は各単元についての基本的な理解を問うようなもので、毎年幅広い単元からまんべんなく出題されていることが特徴的です。第1問は全体の中で見ても最も難易度が易しいため、必ず得点しておきたい内容となっています。 

続く第2問〜第4問では、標準〜応用レベルの問題が出題されています。毎年決まって出題されるような単元はありませんが、ここ最近では数の性質、図形、割合と比、速さ、場合の数などが頻出です。いわゆる難問・奇問と呼ばれるような、高度なひらめきや思考力を必要とする問題は主題されていません。あくまで定型問題をベースにしたような、単元についての本質的な理解を問う問題が中心となっています。

年度によって難易度の幅に変化はあるものの、基本的には標準的な問題が多く応用問題が占める割合は低くなっています。そのため難易度は比較的易しめに設定されていると言えるでしょう。

2020年の入試では合格者平均点90.3点/150点満点となっており、合格ラインはだいたい60%程度となっています。 

 内容 

【頻出分野】 

  • 計算
    四則計算、逆算、計算の工夫

  • 和と差
    差集め算、過不足算、平均算、和差算、分配算、消去算、つるかめ算、平均と延

  • 割合と比
    割合と比、還元算、相当算、売買損益、濃度、ニュートン算

  • 速さ
    旅人算

  • 図形
    角度、面積、長さ、辺の比と面積の比、相似

  • 数の性質
    約数と倍数、整数

  • 場合の数
    調べ、推理、条件の整理、操作 

 

出題分野についての詳細 

中央大学附属横浜中の算数は、第1問が計算問題・一行問題の小問集合、第2問〜第4問が標準〜応用問題となっています。

第1問の計算問題は、四則演算や逆算、計算の工夫など、どれも基本的な内容となっています。一行問題はあくまで各単元の基本的な理解を問うような問題で、毎年幅広い単元からまんべんなく出題されていることが特徴的です。なかでも特殊算や平面図形の角度、長さ、面積などはここ最近でよく出題されています。 

第2問〜第4問では、標準〜応用レベルの問題が出題されています。いわゆる難問・奇問と呼ばれるような問題は出題されず、あくまで定型問題をベースにしたような内容のものが中心となっています。

当校の算数では、毎年決まって出題されるような単元はありませんが、ここ最近では数の性質、図形、割合と比、速さ、場合の数などが頻出です。なかでも平面図形の相似比・面積比に関する問題、旅人算、組み合わせや操作計算を伴う場合の数の問題などがここ数年でよく出題されています。 

難易度について 

当校の算数は年度によって難易度の幅に変化はあるものの、全体的に標準的な問題が多く、応用問題の割合が低いことが特徴的です。他校と比較しても、難易度は易しめに設定されていると言えるでしょう。受験生にはその分高い得点が求められ、合格ラインはだいたい60%程度となっています。 

また当校の算数は、合格者と不合格者とで点差が大きく開くことも特徴的です。2020年の第1回入試では、合格者平均点が90.3点(150点満点)に対して、受験者平均点が72.6点と、4科目の中で最も点数の幅が大きくなっており、算数の点数が合否を分けると言っても過言ではないでしょう。 

 

対策 

分野別対策法 

計算対策 

ここ最近の入試では、毎年第1問に計算問題が3問程度出題されています。内容は四則計算、逆算、計算の工夫など難易度も易しめの問題であるため、必ず得点しておきたい問題です。たかが計算問題と見くびらず、対策は入念に行いましょう。 

計算問題の対策としては、一度に大量の問題を解くというより、コツコツ少量の問題をこなしていく方が効果的です。計算問題のみを集めた問題集やドリルなども各出版社から発売されているので、自分の好きなものを1冊購入し、毎日3問程度のペースで進めていくと良いでしょう。

その際ただがむしゃらに解くというより、入試本番と同じように慎重に解き、解き終えた後も検算をして計算ミスを減らす努力をしましょう。 

図形問題対策 

中央大学附属横浜中の算数入試では平面図形からの出題が多く、なかでも角度、長さ、面積、相似比、面積比といった問題は毎年必ず出題されるほど頻出の単元です。 

まずはそれぞれの問題の典型的な解き方や公式を身につけるため、標準的なレベルの問題集を一周して定型問題を一通り解きましょう。定型問題が一通り解けるようになったら過去問研究に移り、実際に出題されている問題の難易度や特徴を理解しましょう 

また相似を使った問題では、図形だけではなく比の考え方が必要になります。合わせて対策しておくとよいでしょう。 

当校の算数は、ほとんどの問題が定型問題をベースにしたような内容となっています。難易度が易しめに設定されている一方で毎年幅広い単元からまんべんなく出題されており、「浅く・広く」といった出題パターンことが特徴的です。全ての単元で難問レベルまで解けるようになる必要はありませんが、苦手な単元がある場合は、定型問題レベルまでは必ずマスターしておきましょう。 

速さ対策 

当校の算数では速さの問題が頻出です。なかでも旅人算がよく出題されます。まずは標準的なレベルの問題集を繰り返し解き、速さの基本公式や定型問題の解法を理解しましょう。定型問題一通りマスターしたら過去問研究に移りましょう。 

旅人算や通過算の問題は、与えられた立式だけでは条件を整理できず、図を描いて整理しなければいけない問題がほとんどです。普段問題を解くときからきれいに・分かりやすい図を描くことを心がけましょう。 

 

問題集別対策法 

 中央大学附属横浜中の算数入試で頻出の「ニュートン算」、「旅人算」の定型問題を問題集からピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。 

『中学受験新演習 算数小6上 実力アップ問題集』より 

  • ニュートン算の問題 

p.23 

120Lの水が入っている水そうに、毎分10Lの水が流れこんでいます。この水そうの水をポンプ1台でくみ出すと、24分で水そうは空になります。これについて、次の各問いに答えなさい。 

⑴このポンプ1台は、毎分何Lの割合で水をくみ出しますか。 

⑵もし、2台のポンプを使って水をくみ出すと、水そうは何分で空になりますか。 

【解説】⑴15L ⑵6分 

 ⑴1台のポンプで1分間にくみ出す水の量は、120+10×24=360(L) 

1台のポンプで1分間にくみ出す水の量は、360/24=15(L) 

2台のポンプで1分間にくみ出す水の量は、15×2=30(L) 

1分間に減る水の量は、30-10=20(L) 

水そう空になるまでの時間は、120/20=6() 

  • p.31 旅人算の問題〜「追いつきの旅人算と比」 

 家から学校まで行くのに姉は12分、妹は20分かかります。妹が家を出発してから6分後に、姉が家を出発して、妹を追いかけました。これについて、次の各問いに答えなさい。 

⑴姉と妹の速さと比を求めなさい。 

⑵姉が妹に追いつくのは、姉が家を出発してから何分後ですか。 

【解説】⑴5:3 ⑵9分後 

1/12:1/20=5:3 

⑵姉の速さを5、妹の速さを3とすると、姉が出発する時までに妹が進んだ道のりは、3×6=18 

姉が妹に追いつくのは、 

18/(5-3)=9(分後) 

 

【おすすめの問題集】 

  • 『予習シリーズ』 (中学受験の四谷大塚)
    四谷大塚や早稲田アカデミーなどを始めとした中学受験大手塾と同じカリキュラムで算数の学習ができるシリーズ。各学年用の教材が出版されており、レベルに合った教材を選ぶことができます。

    予習シリーズ6年下まで一通り理解すれば中学受験における定型問題は一通り抑えることができます。予習シリーズが終了したら過去問を中心に応用問題に取り組み、実践的な力を身につけましょう。

    また各ページに数問ずつ計算問題が掲載されているため、計画的に進めれば計算問題対策をすることもできます。 

 

合格点を取るには 

時間配分に注意しよう 

中央大学附属横浜中の算数は、試験時間50分に対して大問が4問、総設問数が22問程度となっています。

他校と比べても問題分量が多く、決して時間に余裕があるわけではありません。一方で、全体的に難易度が易しめに設定されているため、受験生にはその分高い得点が求められることが特徴的です。 

問題は必ずしも難易度順に配置されているわけではないため、年度によっては難易度の高い問題がランダムに出現します。試験が始まったらまずはすべての問題に目を通し、自分の解きやすい問題から順番に手をつけましょう。

計算間違いをはじめとしたケアレスミスは大幅な失点や時間のロスにつながりかねず、命取りになります。試験終了前の5〜10分程度は必ず見直しの時間にあてるようにすると良いでしょう。 

解答形式に注意しよう 

当校の算数は、基本的には最終的な答えのみを記入する形式となっています。途中式や考え方が正しくても部分点がもらえるわけではないので、計算間違いなどのケアレスミスで答えを間違えてしてしまうと、大幅に失点してしまいます。普段問題を解くときから「一度で答えを合わせる」、「慎重に計算する」よう心がけましょう。 

また、第2問以降の一部の問題では解答の途中過程についての記述が求められます。このような問題では、最終的な答えが間違っていても、途中式や解答の方針が正しければ部分点をもらうことができます。普段から必要な式や記述を取捨選択して整理するよう意識しましょう。 

頻出分野は特に念入りに対策を 

当校の算数は、基本〜標準〜応用問題と様々な難易度の問題がバランスよく出題されています。いわゆる難問・奇問といった問題は見られず、あくまで定型問題をベースにしたような問題がほとんどで、他校と比べても難易度は易しめに設定されていると言えるでしょう。

全ての単元の問題を難問レベルまで解けるようになる必要はありませんが、苦手な単元がある場合は、定型問題レベルまでは確実にマスターするよう心がけましょう。 

特に旅人算をはじめとした特殊算、計算問題、平面図形の角度、長さ、面積、相似比、場合の数といった単元は、連続して出題されることもあるほど頻出ですこれらの頻出単元については、過去問研究を通じて特に念入りに対策しておきましょう。 

 

総括  

今回は、中央大学附属横浜中の算数入試対策についてご紹介しました。当校の算数は第1問が計算問題・一行問題の小問集合、第2問〜第4問が標準〜応用問題という問題構成で、基本問題〜定型問題〜応用問題と様々な難易度の問題がバランスよく出題されていることが特徴的です。

定型問題を一通りマスターしたら過去問研究に移り、応用問題を解く上での実践的な力を身につけましょう。なかでも計算、平面図形、速さ、割合と比、場合の数などは、これらの単元からほぼ毎年出題されるほど頻出です。一つでも苦手な単元がある場合は早いうちに克服し、万全の対策をしておきましょう。 

当校は、他校と比較しても全体的に難易度が易しめに設定されており、その分受験生には高い得点が求められます。また試験時間に対して問題の分量が多く、問題が必ずしも難易度順に配置されているわけではないということも特徴的です。問題を解く順番に注意し、見直しのための時間を残すよう意識しながら時間配分を行いましょう。 

算数は全科目の中で一番点差を分ける科目です。算数の点数が合否を分けると言っても過言ではないでしょう。入試本番まで時間は限られていますが、他科目とのバランスを考えつつ、限られた時間の中で優先順位に気をつけながら最大限の対策をしましょう。 

 

参考 

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