白百合女子学園中学校の算数入試!出題傾向や対策法などまとめ

学校情報

 応募状況

【一般生入試】

年度 募集人員 応募者数 受験者数 合格者数 実質倍率
2019 60名 311名 271名 134名 2.0倍

【帰国生入試】

年度 募集人員 応募者数 受験者数 合格者数 実質倍率
2019 15名 71名 53名 36名 1.5倍

進路実績

2019年度卒業生:191名 表示形式:合格数(現役合格数)

東京大学 6名(5)
一橋大学 2名
東京工業大学 1名
早稲田大学 37名
慶應義塾大学 41名
上智大学 34名
東京理科大学 29名
学習院大学 12名
青山学院大学 30名
立教大学 23名
中央大学 17名
法政大学 17名
明治大学 41名
医学部医学科合計 81名(35)

学校説明会日程(2019年度)

日程 時間
2019年7月6日(土)

 

第1回学校説明会

14:00~15:30
2019年7月20日(土)

 

海外帰国生対象学校説明会

14:00~15:30
2019年8月28日(水)

 

イブニング学校説明会

18:30~19:30

 

※定員制

2019年10月12日(土)

 

第2回学校説明会

14:00~15:30
2019年11月9日(土)

 

第3回学校説明会

9:30~11:00
2019年11月30日(土)

 

第4回学校説明会

14:00~15:30

【5月以降に当校が参加する校外の相談会・学校説明会】

日程 相談会・説明会 場所
5月19日(日) 東京都私立中学合同相談会 東京国際フォーラム
5月26日(日) ベネッセ進学フェア2019 東京国際フォーラム
6月16日(日) 声の教育社 受験なんでも相談会 新宿NSビル
6月30日(日) 日能研私学フェア2019 青山学院大学
8月17日・18日(日) 2019東京都私立学校展 科学技術館
海外帰国生対象 7月27日(土) JOBA学校フェア ベルサール汐留
海外帰国生対象 7月30日(火) 帰国生のための学校説明会・相談会 東京都立産業貿易センター台東館

入試情報

  一般生 帰国生
入試日 2月2日(日) 1月8日(水)
募集人員 60名 15名程度
入試 入試科目※ 国語・算数・理科・社会

 

+面接(7分程度)

国語・算数・外国語

 

+面接(7分程度)

  出願期間 1月10日〜1月25日 10月7日〜12月5日
合格発表 2月2日20:00~

 

合格発表専用ウェブサイトにて

2月3日〜2月5日10:00~

当校ロビーにて掲示

1月8日20:00~

 

合格発表専用ウェブサイトにて

1月9日〜1月11日10:00~

当校ロビーにて掲示

※一般生・帰国生ともに筆記試験の合計得点で合否を決める。面接は保護者1名同伴で、参考程度。帰国生の外国語試験は英語またはフランス語。

基本データ

試験時間・満点

【帰国生入試】

  国語 算数 外国語
試験時間 40分 40分 40分
満点 100点 100点 100点

【一般生入試】

  国語 算数 理科 社会
試験時間 40分 40分 30分 30分
満点 100点 100点 75点 75点

 満点・合格者平均点・ 受験者平均点・合格者最高点・合格者最低点

【帰国生入試】(2020年度)

  • 総合
  満点 受験者平均点 合格者平均点 合格者最高点 合格者最低点
2019 300 160 179 246 143
  • 教科別
  国語 算数 外国語
満点 100 100 100
受験者平均点 52.4 50.6 56.9
合格者平均点 59.2 57.4 62.8
合格者最高点 78 92 92
合格者最低点 28 25 13

【一般生入試】(2019年度)

  • 総合
  満点 受験者平均点 合格者平均点 合格者最高点 合格者最低点
2019 350 211.8 236.3 296 216
  • 教科別
  国語 算数 社会 理科
満点 100 100 75 75
受験者平均点 65.1 47.0 51.7 48.0
合格者平均点 70.5 57.8 56.0 52.1
合格者最高点 91 100 72 67
合格者最低点 44 35 35 38

問題構成

白百合女子学園中学校の算数は、大問5問・小問11問程度で構成されている傾向にあります。大問数は比較的少なめですが、計算問題や応用小問の割合は少なく、ほぼ全ての問題が応用問題で構成されています。

解答形式

解答用紙には答えを書き込む解答欄があり、解答の単位があらかじめ表記されている場合もあります。また、途中計算や解き方などを書くためのスペースが解答用紙上に用意されており、このスペースに書き残した途中過程も採点の対象であると考えられます。

近年の出題内容

  • 2019年度
分野・単元
〈大問1〉旅人算
〈大問2〉売買損益、相当算
〈大問3〉平面図形〜相似、辺の比と面積の比
〈大問4〉数列、周期算、調べ
〈大問5〉平面図形〜図形の移動、面積
  • 2018年度
分野・単元
〈大問1〉つるかめ算、倍数算
〈大問2〉調べ、条件の整理
〈大問3〉旅人算
〈大問4〉立体図形〜展開図、表面積
〈大問5〉平面図形〜辺の比と面積の比
  • 2017年度
分野・単元
〈大問1〉数の性質
〈大問2〉ニュートン算
〈大問3〉立体図形
〈大問4〉平面図形
〈大問5〉速さ

出題傾向

概要

過去8年間の出題率ランキング】(配点基準)

 

  1. 図形

  2. 速さ

  3. 割合と比
  4. 規則性
  5. 調べ・推理・条件の整理

※ほぼ全ての問題が応用問題

白百合女子学園中学校の算数は、大問5問・小問11問程度で構成されています。問題数は比較的少ないものの、計算問題や応用小問がなくすべて応用問題で構成されていることが特徴的です。

しかし全体としては無理なく解き終えることのできる問題量です。

また様々な分野からまんべんなく出題され、複数の分野を組み合わせたような複合的な問題も出題されます。

  • 独自の解答用紙
    白百合女子学園中学校の算数は、独自の解答形式が特徴的です。ほぼ全ての問題で「計算・やり方を書きなさい」という注釈が書かれており、与えられたスペース内に途中計算や考え方を記入する必要があります。
    途中計算なども採点対象であると考えられるため、論理的な解答を心がけなければいけません。
    また解答で必要とされる単位はあらかじめ記載されています。
  • 平面図形・速さ・割合と比を重点的に
    問題は全範囲からまんべんなく出題されますが、特に平面図形・速さ・割合と比はここ最近の頻出分野です。
    その他にも規則性、調べ・推理・条件の整理などもよく出題されます。特に対策しておきましょう。

内容

頻出分野

 

  • 図形問題
    角度・長さ・辺の比と面積の比・相似・面積・体積
  • 割合と比
    還元算・相当算・ニュートン算
  • 速さ
    速さ・旅人算・通過算・流水算・速さと比
  • 数の性質
    約数と倍数
  • 規則性
    植木算・周期算・数列・図形と規則
  • 場合の数
    調べ・推理・条件の整理

出題分野

特に頻出の図形問題からは、角度・長さ・辺の比と面積の比・相似・面積・体積などが出題されています。そのなかでも平面図形は相似比・面積比を利用する問題や、図形の回転移動を伴う問題が出題されます。立体図形からは、立体図形の切断図について扱う問題や、回転体の体積を求める問題なども出題されています。

また速さの問題もよく出題されており、特に旅人算は頻出です。旅人算やニュートン算はグラフを絡めて出題されるケースが多く、過去には水の深さの変化や距離の変化と時間の関係を表したグラフを書かせるような問題が出されたこともあります。

特殊算は、旅人算、つるかめ算、ニュートン算、相当算等からの出題が頻出です

そのほかには数の性質から約数と倍数、規則性から植木算・周期算、場合の数から調べ・推理・条件の整理に関する問題が出されています。

難易度について

白百合女子学園中学校の算数はほとんどの問題が応用問題で構成されていることが特徴的です。他の学校で見られるような計算問題や小問集合の大問がないため、いきなり応用問題を解く必要があります。

大問は5問、小問は11問で問題数は少なめですが、難易度が全体的に高い分、一問一問に時間がかかる問題構成となっています。しかし順調に解き進めていけば余裕をもって全ての問題を解き終えることができる分量です。

また受験者平均点と合格者平均点の差が大きいことも特徴的です。2019年度の一般生入試では算数の受験者平均点は47.0点、合格者平均点は57.8点でした。この差は他の3科目と比べても大きいです。受験者平均点と合格者平均点の差が大きいことは、「合格者と不合格者との得点は、算数で差がつく」ということです。

全て応用問題で構成されているため、算数が得意な生徒と苦手な生徒とで大きく得点が分かれるようです。算数の結果が合否を分けると言っても過言ではないでしょう。

対策

分野別

図形問題対策

白百合女子学園中学校の算数は頻出分野の偏りが少ないですが、そのなかでも図形問題は出題頻度が高く、角度・長さ・辺の比と面積の比・相似・面積・体積などが出題されています。まずは標準的なレベルの問題集を一周して典型問題を一通り解いたあと、過去問研究に入りましょう。

そのなかでも平面図形は相似比・面積比を利用する問題や、図形の回転移動を伴う問題が、立体図形からは、立体図形の切断図について扱う問題や、回転体の体積を求める問題などが頻出です。特に念入りに対策しておきましょう。

速さ対策

当校の算数では図形問題の次に速さの問題が頻出です。なかでも旅人算がよく出題されます。

対策方法ですが、まずは標準レベルの問題集を一周して速さに関する典型問題を解き、速さの基本公式や典型問題の解法を理解しましょう。それが終わったら過去問研究に移りましょう

また、ここ最近ではグラフを関連づけた問題が多いです。例えば旅人算では異なる進行方向・出発時間で進む複数人の位置関係をグラフから読み取ったり、ニュートン算では水の量と時間の変化の関係をグラフで表す問題などがあります。

このようなグラフを利用する速さの問題は鷗友学園女子中学校でも頻出なので、合わせて過去問演習を進めていくと良いでしょう。

場合の数対策

当校の算数では場合の数がよく出題されます。場合の数は、その問題において最もふさわしい解法をその都度考えなければいけないため難易度が高く、受験生がつまずきやすい分野の一つです。

なかでも「選ぶ」とき、「並べる」ときに使う公式の違いや、公式を使うべき場合と、考えられるパターンを全て書き出す場合の判別の仕方などは重要です。

まずは標準レベルの問題集で典型問題を一通り解いたあと、過去問で場合の数の問題を解き、様々なタイプの問題に慣れましょう。過去問を解く際は、ただ解答を見て答え合わせをするのではなく、「なぜその考え方・公式を用いるのか」という解放の根拠を理解するようにしましょう。

問題集別

白百合女子学園中学校の算数入試で頻出の「旅人算」、「ニュートン算」の典型問題を問題集からピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。

ニュートン算の問題(『中学受験新演習 算数小6上 実力アップ問題集』より)

p.235

 

120Lの水が入っている水そうに、毎分10Lの水が流れこんでいます。この水そうの水をポンプ1台でくみ出すと、24分で水そうは空になります。これについて、次の各問いに答えなさい。

⑴このポンプ1台は、毎分何Lの割合で水をくみ出しますか。

⑵もし、2台のポンプを使って水をくみ出すと、水そうは何分で空になりますか。

【解説】⑴15L ⑵6分

 

⑴1台のポンプで1分間にくみ出す水の量は、120+10×24=360(L)

1台のポンプで1分間にくみ出す水の量は、360/24=15(L)

⑵2台のポンプで1分間にくみ出す水の量は、15×2=30(L)

1分間に減る水の量は、30-10=20(L)

水そうが空になるまでの時間は、120/20=6(分)

旅人算の問題〜「追いつきの旅人算と比」

p.316

 

家から学校まで行くのに姉は12分、妹は20分かかります。妹が家を出発してから6分後に、姉が家を出発して、妹を追いかけました。これについて、次の各問いに答えなさい。

⑴姉と妹の速さと比を求めなさい。

⑵姉が妹に追いつくのは、姉が家を出発してから何分後ですか。

【解説】⑴5:3 ⑵9分後

 

⑴1/12:1/20=5:3

⑵姉の速さを5、妹の速さを3とすると、姉が出発する時までに妹が進んだ道のりは、3×6=18

姉が妹に追いつくのは、

18/(5-3)=9(分後)

合格点を取るには

解答形式に特化した対策を

白百合女子学園中学校の算数は、ほぼ全ての問題で途中式や考え方などを書くスペースが設けられていることが特徴的です。途中過程も採点対象であると考えられるため、答え自体が正しくても途中式や考え方などが間違っていた場合、得点出来ない可能性があります。

そのため日頃問題を解いているときから式や説明を残すようにし、論理的な解答の組み立て方を意識するようにしましょう。

解く順番に注意

当校の算数は、計算問題や小問集合など難易度が易しめの問題が少なく、ほぼ全ての問題が応用問題で構成されているのが特徴的です。どの問題も難易度が高めな分、自分の得意分野で点を稼いでいくとよいでしょう。

まずは試験時間が始まったら全ての問題にざっと目を通し、解法の分かりやすい問題を先に、時間のかかりそうな問題を後から解くようにしましょう。

その際、一つの問題ばかりに時間を取られすぎてしまうと他の問題で十分な途中式や説明を書くことができなくなってしまうので、一つの問題で詰まってしまった場合は速やかに他の問題に移り、最後の見直しの時間でもう一度解き直すようにしましょう。

総括

今回は、白百合女子学園中学校の算数入試対策についてご紹介しました。

当校の算数は大問数が5問、小問が11問程度と少ない代わりに、ほぼ全問が応用問題で構成されており、計算問題や小問集合のような、いわゆる「得点を取りやすい問題」がありません。

また様々な分野からまんべんなく出題されており、出題分野の偏りが大きくないことも特徴的です。そのため、算数の得意不得意で大きく点差が開くような内容になっており、この点差が合否を決めると言っても過言ではありません。苦手な単元がある場合は放置せず、基礎から復習して必ず克服するようにしましょう。

入試本番まで時間は限られていますが、他科目とのバランスを考えつつ、優先順位に気をつけながら最大限の対策をしましょう。

参考
説明会日程|受験生の方へ|白百合学園女子中学高等学校
募集要項|受験生の方へ|白百合学園女子中学高等学校
入試結果|受験生の方へ|白百合学園女子中学高等学校
2019年度 白百合女子学園高等学校|インターエデュ

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