中学受験・理科 ものの燃焼が苦手な人必見!点がとれる勉強法

中学受験の理科で、ものの燃焼のところを苦手とする受験生は非常に多いです。ものの燃焼に関する問題は、実験・観察問題が多く、計算問題も多く入ってきます。覚えるべき知識ももちろんあるのですが、その知識を、実験・観察問題、計算問題を解くにあたってどう使ったらよいかよくわからない、という人が多いようです。

逆に言えば、覚えるべき知識とその使い方をマスターすれば、解ける問題は飛躍的に増えるのです。今回は、ものの燃焼のところで点がとれる勉強法についてご紹介します。

ものの燃焼ではどんな問題が出るの?

最初にも書きましたが、ものの燃焼では、実験・観察問題の中で、計算問題や考察させる問題がよく出題されます。その際には、実験器具の使い方を説明したり、図を描かせる問題が出題されることもまります。

たとえば、2017年度の開成中学の理科では、ガスバーナーの問題と二酸化炭素の問題が出題されました。

ガスバーナーで炎の大きさを調節する際に、ガス調節ねじと空気調節ねじをどのように使えば、炎の色をオレンジ色から青色に変えられるか、という実験器具の取り扱いの問題や、ガスバーナーと電熱線をそれぞれビーカーに近づけたときの違いについて考察させる問題が出題されました。

また、よく出題されるのがろうそくの問題です。2016年度の女子学院中学の問題ではこのような問題が出題されました。

集気びんに気体を集め、火のついたろうそくを入れ、ろうそくの火が消えたときに気体検知管を使って、集気びんの中に含まれる酸素と二酸化炭素の割合を調べる問題です。細い管をろうそくの近くまで入れたときに空気がア、イどちらの向きに動いているか考える問題が出題されました。

どちらの問題も、基本的な知識、実験器具の使い方を理解していないと答えられない問題です。

なぜものの燃焼が苦手になるの?

ものの燃焼が苦手になる理由は、ただ知識を覚えるだけでなく、その知識を使いこなして解かなければいけない問題が多く出題されることにあります。先ほど紹介した女子学院中学の問題は、一見すると難しく見えるのですが、実は空気がどのように流れているのか、がわかれば決して難しい問題ではありませんでした。開成中学の場合も、見たことがない問題かもしれませんが、ガスバーナーの取り扱いや、ガスバーナーと電熱線の違いなど、基本的な知識を使って考えることができれば解けない問題ではありません

基本的な知識を覚えるだけでなく、それがしっかり理解できていないと、またどのような場合に使うのかということまで理解していないと、実験・観察問題や、その中で問われる計算問題でしっかり正答することができない、それがものの燃焼に苦手意識を持つ受験生が多い理由です。

こうすれば点数がとれる!その勉強法は?

まず基本的な知識を理解して覚える

火が燃える3つの条件を理解していますか?①酸素が十分にあること、②燃えるものがあること、③ものが発火するための温度以上の温度に保たれていること、です。これらをすぐに答えられなかった方は、基本に戻ってまず原理から理解しましょう。

また、酸素と二酸化炭素の性質についても重要な知識ですので、比較しながら整理してしっかり理解しておきましょう。ろうそくの炎の作りについてもよく出題されますから、炎の色と温度の関係など、説明できるくらいまで理解を深め、覚えておきましょう。

様々な実験観察問題を解いてみよう

最近の入試では、実験・観察問題の出題が定番化しています。実験の条件のよみとり、グラフに表すとどうなるか、など、「なぜその答えになるのか」を考えながら、実験・観察問題をできるだけたくさん解いてみましょう。そして、実験観察問題を解いて間違えた場合は、たいてい基本的な知識が抜けてしまっていることが多いですから、解答を検証する際に、知識の確認を繰り返しするようにしましょう。

実験器具、実験の仕方を覚えよう

実験器具や、実験の手順そのものを聞かれる問題も頻出です。特にガスバーナーの使い方や木の蒸し焼きの問題はよく出題されますから、実験の種類や実験器具については、正確に理解し、覚えておきましょう。

まとめ

ものの燃焼の問題は、基本的知識をしっかり覚え、実験・観察問題を多く解くことによってその知識の「使い方」を理解することができれば、点数にしっかり結びついてきます。計算問題もありますが、問題文の条件をしっかり読みとれていれば、それほど複雑ではありません。これらの問題をできるだけ多く解いて、知識と問題の関係をマスターして、苦手意識を克服し、得点源にしてしまいましょう!

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