中学受験・理科 植物、動物をどう関連付けて覚える?確実に点を取る方法

中学受験の理科の生物分野では、植物や動物の知識がたくさん出てきます。暗記することが多すぎて苦手、という受験生もいらっしゃるでしょう。植物や動物は日常的に触れる機会も多いので嫌いではないのに、覚えるとなると話は別、急に難しく感じてしまうのです。

もっと簡単に覚えることができれば、と思いませんか?そんな方のために、今回は植物、動物尾覚え方の基本についてご紹介していきます。

中学入試ではどんな問題が出るの?

植物、動物では基本的に知識を問う問題が多く出題されます。また、図や写真が設問に出され、植物、動物の名称や器官の名称を答えさせたり、似ている植物や動物を正確に判別できるか問う問題などもよく出題されます。図を描かせる問題も増えてきています。

たとえば、2017年度の開成中学では、「動物や植物が、子が生まれるまで守り育てる仕組み」について出題されました。

図1はカボチャのおばな、図2はカボチャのめばな、図3はカボチャの実です。図2について、めしべ全体と、めしべのうち受粉する部分はどこかを、表から選ばせる問題や、図2のAの部分は図3のどの位置になるのか、という問題が出題されました。また、

メダカの受精卵の図を使って、ヒトとメダカの受精卵を比較した問題も出題されています。さらに、

ダイズ、メダカ、ヒト、ヒキガエルの4種の生物について、子が生まれるときの様子を比較する問題もありました。上の図の左2つでダイズの種子について説明を加え、一番右の図7で4種の生物の受精から生まれるまでの子の大きさの変化を選ばせる問題が出題されました。すべて大問1題で、設問は問9までありましたが、その中に条件を含んだ長めの説明文と、図やグラフがいくつも入っていて考察させる形の問題でした。

こうした問題は開成中学のような最難関校だけに限らず、多くの学校で出題されるようになってきています。問題の設定そのものは一見難しそうなのですが、知識自体は基本的なものをしっかり身につけておけば、問題文を正確に読み、条件を整理し、図をよく観察して解き進んでいくことによって十分正解できる問題が多いです。大切なのは、現場でどれだけ基本知識を「使えるか」です。

なぜ植物や動物が苦手になるの?

植物や動物のところが苦手になるのは、覚える知識量がとても多く感じ、すべて覚えるのが大変そう、という思い込みからくるところが大きいです。1問1答のような問題集をやって、間違えた問題をチェックし、それを直して覚えて、の繰り返し・・・単純作業のように感じてしまい、覚えても覚えても覚えきれないと思ってしまうのです。たしかに、なにも工夫せずにただ頭から丸覚えするだけでは、植物や動物の単元でなくても嫌になってしまいますよね。

こうすれば点数がとれる!覚え方のコツ

例外から覚える

たとえば植物の場合なら、まず例外を覚えてしまえば、あとは基本パターンとしてまとめておけば覚えやすいです。裸子植物を覚えていますか?裸子植物といえば、マツ・イチョウ・スギ・ヒノキです。まずはこれを覚えてしまえばよいのです。同様に、風媒花であればイネ科のイネ・ムギ・トウモロコシを覚えておきましょう。それらが例外、あとは基本パターンと、グループ分けができますね。

このように、まずは例外を覚え、そのうえで、基本パターンの知識を追加していけばよいのです。知識を整理しながら覚えていくと覚えることがぐっと減り、覚えても覚えても覚えきれない・・・ということがなくなり、暗記も苦にならなくなります。

頭文字を使って覚える

単語を覚える際には様々な方法があります。参考書の中には語呂合わせで覚える方法など、いろいろ載っていることがあります。そういう覚え方が自分に合っていればよいのですが、せっかく語呂合わせを覚えても、それが何の語呂合わせなのかを忘れてしまっては覚えたことになりません。もし語呂合わせでも何でもいいから覚えよう、と思うなら、自分で作ってみることをおススメします。たとえば、頭文字を使って語呂合わせを作れば、自分独自の暗記方法ですから、忘れることがなくなりますよ。でも、あくまで暗記方法は手段です。「自分がいま、植物・動物の何を覚えようとしているのか」ということを忘れないように注意しながら、覚え方を工夫してみましょう。

まとめ

植物や動物については、たしかに覚えることはほかの分野に比べて多いです。ですが、中学受験で必要な知識はそれほど細かすぎるものではありません。参考書や図鑑をつかったり、自分で語呂合わせを作ってみたり、うまく知識を整理していけば暗記をするのに費やす時間を格段に減らすことができます。先ほど挙げた、まず例外を覚える、というのもその一つです。「これまるまる覚えなきゃいけないのか‥」と思うのではなく、工夫して、暗記を楽にすることができれば、怖くありませんよ。いろいろ試してみましょう。ただし、暗記する際には、「何を暗記しようとしているのか」を常に意識し、手を動かして図を描いてみたり、語呂合わせも口で言ったり書いたりしながら、しっかり定着するように学習しましょう。

<関連記事>

中学受験・理科 生物の勉強法~苦手な人への処方箋

理科のオススメ基礎問題集とその使い方

中学受験・理科の学習法 基礎編

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です