理科のオススメ基礎問題集とその使い方

中学受験の理科、苦手意識を持っていませんか?理科には生物、地学、物理、化学と4つの分野があります。最近は、時事問題と融合したような問題も出題されます。これらすべての分野が得意という受験生は多くありません。主に生物、地学分野は知識の暗記のウエイトが高いので、暗記に抵抗がないお子さんは比較的得意としますが、計算が苦手だと、物理、化学分野は非常に厳しいです。その逆もあります。算数的センスがあり、計算問題はすいすい解くけれど、知識はボロボロ、というケースです。

入試では、4分野まんべんなく出題する学校が多いので、やはり全く歯が立たない分野があるのは危険です。今回は、オススメ基礎問題集を紹介します。苦手な分野のある人は、ぜひ参考にして、点数が取れるように頑張っていただきたいと思います。

理科で必要なのは知識と計算力

理科で点数をとるために必要なもの、それは知識はもちろんのこと、計算力が大変重要です。基礎的な知識を問う問題では差がつかないので、やはり計算問題でしっかり得点できるかどうかが合否を分けることになります。ただし、それは、知識がなくていいというわけではありません。その計算問題に必要な基礎知識がなければ、どんなに計算が得意でも得点はできませんから、バランスが必要です。

理科の計算問題は、基本的なものから複雑な計算が必要なものまでいろいろ出題されます。てことばねが組み合わさっているような、さらに水につかっているような問題では、いくつもの要素が組み合わさっていますから、まずどこから手をつけたらいいのか分解し、何段階もの計算をしなければけません。算数と同様、計算ミスも禁物です。まずはできるだけ基本的な理科の計算問題を毎日コツコツ解いていくことによって練習していく必要があります。

知識に関しては、毎日コツコツ覚えるしかないと言ってしまえば身も蓋もありませんが、ただ参考書やテキストをながめて覚えた気になるのではなく、分類、特徴などを書いてまとめるなどして、すらすらと言えるくらいまで練習することが必要です。字だけ見て覚えても、聞かれ方ひとつ変えられただけで答えられなければ、それは覚えたことになりません。まず理解し、分類し、特徴をつかみ、名称を覚えていく、そのような段階を経て、確実な知識として自分のものにしましょう。

身近な現象や自然に関心を持つこともとても重要

地学では、たとえば気象の問題が出題されますが、天気予報には皆さん日常的に接していますよね。「今日の気圧配置は・・・」「上空で寒気が・・・」など、気象についての決まり文句は実はいつも耳から、あるいは目から入ってきています。天気予報によって服装や傘を持って家を出るかどうかなど、決めますよね。ぜひ、お子さん自ら天気予報に興味を持って、自分から用意していくような習慣を身に受けさせてあげてください。興味を持つことができます。気温や湿度、結露も、家の中でも外でも体感できますよね。こういった日常生活に密接に関わる現象に関心をもてるように働きかけをしてあげてください。

天体も同様です。夜、空を見上げれば星が出ています。夜空の星を見ながら理科の勉強をするのはとてもいいことです。ただ、「何座」「一等星」「星の色」などと覚えても、実感はわきません。特に理科の知識に関しては、「実感を持つ」ことがとても大事です。星を見るときに星座早見盤を重ねてみてみるとより記憶に残りやすくなりますよ。

生物分野は身近な自然に接することで、季節ごとにどんな植物が見られるのか、それはどんな形、色をしているのか、などを実感をもって知ることができます。身近な植物や動物に接したら、ぜひ家で図鑑を見て確認してみましょう。もし、電子辞書をお持ちでしたら、最近は鳥を調べると鳴き声までわかる機能があるものもありますから、そういったものを活用してもいいでしょう。テキストは大事です。でも、実感がわかなければ、その内容は頭になかなか入ってきません。普段から身近な自然に関心を向け、気になることは調べる、そういう経験を積んで覚えていきましょう。

基礎的な知識や計算分野の練習をするのにオススメの問題集

 

カラーで、説明と問題(入試問題などで出題された事例)がうまく並べられており、とてもわかりやすいのが特徴です。親御さんがお子さんに説明するのにも適しています。優先度がわかりやすいのも特徴です。一見分厚く、扱いにくそうに見えるかもしれませんが、まとめ具合が非常にわかりやすいので、抵抗なく学習できます。初めからやるのもよいですが、苦手なところがはっきりしているのなら、章末問題を解いて、間違えたところを重点的に戻って読み、また解いてみる、その繰り返しで苦手分野を克服できるようになっています(ただしかなりの難問もありますから、その場合は無理せずまず読んでから解く、でいいと思います)。計算問題については、問題数がこれ1冊では少し足りないかもしれませんので、この本をマスターしたら、不安がある部分を中心に問題集を併用してもいいでしょう。

中学受験の理科で覚えるべき知識が簡潔にまとめられています。理科の全体像をこの1冊でつかめるようになっています。見開き形式で、片方のページがまとめ、片方のページが練習問題になっています。総まとめ、追い込み用のテキストとして、短期間で全体を総復習するのにも使えます。使い方は色々ですが、ノートにやってもいいですし、書き込み用にして覚えていないところ、苦手なところをどんどん埋めていき、自分の使いやすいようにカスタマイズできます。発行年度が古いので、近年よく出題される燃焼、気体の発生の一部については入っていないものもあります。ただ、まず基礎知識をなんとかしなければ、という場合には十分です。出ていないところは塾のテキストや参考書で補いましょう。

ご存知、でる順シリーズの理科版です。近年の中学入試問題を分析し、出題頻度の高い問題が「でる順」に載っています。体系別になっていますから、不得意分野を発見するのにも役立ちます。1つの単元が、「まとめ」→「重要用語チェック」→「入試問題でチェック」というステップで作られているので、着実に力をつけることができます。基本的な知識はこのテキストで確認、暗記もしてしまうとよいでしょう。また、記述問題も掲載されており、最近の入試動向にも合わせて作られています。解説もていねいなので、しっかり読んで理解しておきましょう。

苦手分野は毎日少しずつ勉強していきましょう

最初にも書きましたが、理科の場合、すべての分野が得意、という受験生は珍しいでしょう。苦手な分野、単元がどこか必ずある、それが中学受験の理科の怖いところです。今回ご紹介したものは、基本を理解し覚えると同時に、苦手分野を発見するのにも役立つものを選びました。苦手分野があるからといってあきらめず、毎日少しずつ勉強していきましょう。理科の場合は、苦手分野を短期間で克服することも可能です。入試直前まで見返して基本のチェックに活用してみてください。

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