中学受験・理科 生物の勉強法~苦手な人への処方箋

生物分野は、植物、動物、人体が代表的な分野です。生物は身近な分野なので、本来的には好きなお子さんが多いのですが、中学受験となると、覚える知識の量の多さに、「苦手・・・」となってしまうことが非常に多いのも事実です。

単純に暗記するだけの勉強はつらいですよね。でも、覚え方も工夫次第でしっかり理解し、頭に入れて問題を解くことができるようになりますよ。今回は、生物分野の勉強法についてお伝えしていきます。

ダメな勉強法

人体を覚えるのにただことばを書くだけで覚えようとする

生物の場合、人体は特に苦手とするお子さんが多いところです。暗記する事項も多く、また専門用語も出てきます。暗記の勉強をするときによくあることですが、ことばをただ書いて覚えようとしていませんか?生物の場合、ただ単にそのことばを覚えているだけでは問題と関連付けることができず、答えることができません写真や図が出ることもあり、人体ではその図の中の臓器を答える問題も出ます。こうした問題に正解するためにも、単にことばを書き連ねて覚えるだけでは対処できません。

昆虫や植物を調べない

昆虫や植物についてよく知っているお子さんは、よく図鑑を調べます。逆に、昆虫や植物について知らない人は、図鑑を調べようともしません。大きな図鑑でなくてもよいのです。ポケット図鑑のようなものでもいいですから、ある植物、ある昆虫の名前が出てきたらすぐに調べるようにしましょう。最近の入試問題では、動物の特徴を絵で描かせたり、植物の見分け方をカラーの図を使って問うような問題もよく出されます。

成績を上げるために守るべきルール

図や写真と一緒に覚える

生物分野の場合、昆虫の図や人体の図、植物を分解した図など、図がとにかくよく出題されます。学校によっては昆虫の図を書いたり、鳥のくちばしを書かせたりという問題も出題されます。また、人体でも図の中の臓器の名前を答えさせる問題では、どのような形をした臓器なのかがわからなければ答えようがありませんよね。こういった最近の入試では、ことばだけただ覚えていても答えられません。人体の臓器の問題なら、まずそれぞれの臓器の役割を理解し、説明できるくらいまで覚えるようにしましょう。そのときに助けになるのが、「図」なのです。

例外を先に覚える

例えば、植物には裸子植物と被子植物があります。どちらを先に覚えればよいのでしょうか?答えは、裸子植物です。裸子植物はマツ・スギ・ヒノキ・イチョウの4つを覚えておけば十分です。それ以外は被子植物、と覚えておけば、ぐっとあん肝楽になります。このように、まず「例外」を先に覚えることによって、覚えなければならない知識量を減らすことができます。

身近な生物に関心を持とう

生物分野は、身近な自然に関することですから、植物や生物に関心がある人の方が知識の定着が速いのは間違いありません。たとえば、タンポポがどんな花で、いつの季節によくみられるかを知っている人と知らない人では、点数が大きく変わってきます。単純に思えることでも、入試問題の形をとると、大きな差となって表れるのです。それぞれの季節でどのような花が咲いているのか、また、どのような昆虫が身近にいるのか、興味をもって観察するようにしてみましょう。身近なものからひとつづつ覚えていけば、似ている植物は?など、聞かれ方を変えられても答えることができるようになりますよ。

今回のまとめ

昆虫や植物は好きなのに、中学受験で要求される知識の量に、覚えるのが大変だと思う方も多いでしょう。しかし、身近な自然に触れたり、図鑑で調べたりすることで、自然と名前を覚えることが暗記!と目くじらを立てるよりずっと自然に暗記することができます。写真や図と一緒に覚える、例外を先に覚える勉強法を実践してみてください。タブレットなどで、鳥の鳴き声を聞いたり、植物を克明にみることもできますから。ぜひ利用して、興味を持って勉強していきましょう。

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