【中学受験】受験勉強と習い事の両立で重要なのは、一般論ではなく「覚悟」

これまで何回かにわたって、中学受験と習い事の両立について書いてきました。わが家は6年生の8月いっぱいまで野球とアイスホッケー、1月という受験直前期までアイスホッケーを続けました。当時は、中学受験と習い事の両立について私なりの考えもありましたが、どうしたらよいのか当然様々な情報を参考にしました。一般的に言われている中学受験と習い事の両立について、両立を続けた当事者として感じたことを、今回はまとめていきたいと思います。

中学受験と習い事の両立~一般論~

中学受験を考え始めると、ほとんどのご家庭でぶつかる習い事との両立問題。一般的には、「5年生のはじめ、遅くとも5年生の終わりには習い事はやめるか中断する」「好きなものは続けさせる」などの意見が大勢のようですが、実際はどうなのでしょう。

どの習い事にしても、塾の予定と全くかぶらないということはないので、検討は早いに越したことはありませんし、正直、どの習い事であっても、早いうちに習い事はやめるかお休みして受験勉強に集中した方が「良い結果を出しやすい」のは確かだと思います。

両立については、ゆるい方針作りがオススメ

ただ、習い事を続けていたからといって、やめた場合と絶対に同じ結果が出せないのか、というと必ずしもそうとは言い切れないと思います。好きでやっていることは基本的にそのまま続けさせて、行けるところまでやってみる。そのうち厳しくなってきたら子どもから相談があるでしょうし、そうでない場合は継続してみることも可能だと思います。

「やめる」「続ける」の二者択一のような方針ではなく、そんなゆるい方針で十分なのではないかと思います。その時に大切なのは、「自分で両立すると決めたんだから、最後までやり通しなさい」など、両立について親の方から強いプレッシャーをかけて子どもを追い詰めないことだと思います。子どもの意志に反する両立は、受験・習い事どちらにとってもよくない結果を招いてしまう原因になり得ます。子どもが「勉強に集中したい」とメッセージを発信したとき(様々な形があると思います)が「やめ時」なのではないかと思います。

また、ここで注意が必要なのは、以前受験と習い事の両立の失敗例でも書きましたが、子ども自身が「落ちてもいいや」と思わないように、「強いプレッシャーはNGだけど、適度なプレッシャーは必要」ということです。そして、「子どもが親に遠慮して、習い事や受験について相談しにくい環境を作らない」ことです。高学年にもなると、自分から本心をあまり語ってくれなくなる子どもも出てきます。親の方から話をふってみるなど、常に子どもが受験や習い事について話しやすい雰囲気を作ってあげることが大切だと感じています。

両立させるために何よりも大切なこと

両立のために大切なことは色々あり、以前、この記事でも書いているのですが、個人的に両立について最も大切なことは、「やれることは何でもやってみること」と、「結果を受け入れる覚悟」だと思っています。

一般的に、最初から「もうすぐ受験も佳境だから、習い事はやめた方がいい」という考えのほうが多く見受けられる気がます。その考え方ももちろんその通りだと思います。ですが、その一般論だけに引きずられるのではなく、「中学受験」「習い事の継続」、その二つをどうやったらできるのか、何か方法はないか、まずは一度とことん考えてみてほしいと思います。仕事でも同じことが言えますよね。

その際には、個別指導や家庭教師、塾を変えてみることや、あるいは習い事の方は継続するけれどセーブする、などいろいろな選択肢が出てくるはずです。そして、やれることをやり尽くした結果を、どんな結果であれ、親子で受け入れる覚悟をすることが大切なのではないでしょうか。

まとめ

中学受験と習い事の両立については、悩まれるご家庭が多いと思います。ですが、経験から書かせていただくならば、周囲を見ていても、多くのご家庭では、「どうやったら両立していけるか?」という前提には立っていなかったように感じました。やはり、中学受験をするなら、5年生の頭か遅くとも終わりまでには習い事はやめるか休んで、受験勉強だけに集中する、という一般論が浸透しているのだと思います。

一般論はもっともですが、それはそれとして参考情報として頭にとどめ、まずはわが子がやれる方法を考える。そして、両立についてはゆるめの方針を立てて、子どもの様子と相談しながら進行形で進めていく。子どもは一人ひとり性格も能力もやり方も異なります。子どもと一緒に、両立が叶う、「世界で一つの方法」をとことん考えてあげてください。そしてそれが難しくなってきたときは、子どもの申し出を受け止めてあげるとよいのではないかと思います。

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一橋大学卒。 中学受験では、女子御三家の一角フェリス女学院に合格した実績を持ち、早稲田アカデミーにて長く教育業界に携わる。 得意科目の国語・社会はもちろん、自身の経験を活かした受験生を持つ保護者の心構えについても人気記事を連発。 現在は、高度な分析を必要とする学校別の対策記事を鋭意執筆中。