【神奈川の女子御三家!】フェリス女学院中学校はどんな学校?学校情報や評判、部活動や制服ついてもご紹介!

フェリス女学院中学校は、神奈川県横浜市中区山手町に所在する、中高一貫の私立女子中学校です。

完全中高一貫校であるため、高校からの募集は行っていません。

また、創立は1870年に遡り、山手町の歴史的景観地区の一角を占めています。

中学・高校校舎の1号館は、横浜市の第3回「横浜・人・まち・デザイン賞」のまちなみ景観部門に選定されています。

今回は、そのようなフェリス女学院中学校の、学校情報や評判についてご紹介します!

理念・校訓

フェリス女学院中学校では、教育理念として「For Others(他人のために)」を掲げています。これは、聖書2章4節「フィリピの使徒への手紙」のうち、「めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」という箇所を基にしています。

また、教育方針として以下の3つを掲げているほか、教育方針に基づいた特色ある教育を行っています。

三つの教育方針

キリスト教信仰

フェリス女学院では、創立以来、キリスト教を柱とした教育を行ってきました。そして、生徒一人ひとりを神様から預けられたかけがえのない存在として大切にしてきました。本校の教育のモットーである”For Others”とは「他者のために」という意味です。毎朝の礼拝をはじめとする日々の学校生活を通して、一人ひとりが他者のために自由に奉仕することのできる者へと変えられていくことを願っています。

学問の尊重

フェリス女学院では、日々の学びを大切にしています。そしてその学びは、将来、一人でも多くの人々のために役立ち、人々が平和で豊かに過ごすことができる世界をつくるものでなければならないと考えています。そのために、一人ひとりがどのような分野の学問に対しても関心をもって誠実に取組むことが求められています。学問の厳しく豊かな世界につながっていく、深く広い学びを目指しています。

まことの自由の追求

フェリス女学院は、自由な校風の学校だと言われてきました。わたしたちは、いつも何かにしばられていますが、「まことの自由」とは、わたしたちを内側からしばっている自己中心的な自分からも自由にされ、何ものにもしばられず、自由に他者のために奉仕できるような自由のことです。「まことの自由」は、自由な環境のなかでこそ育っていくと考えています。

施設

フェリス女学院中学校は、神奈川県横浜市中区山手町に所在する学校です。

根岸線・京浜東北線「石川町駅」元町口から徒歩7分、みなとみらい線「元町・中華街駅」5出口(元町口)から徒歩10分、神奈川中央交通バス(11系統)山手町バス停から徒歩約1分の位置に所在しています。

近隣にさまざまな主要路線が通っており、横浜から約7分、大船から約24分と、主要地からも非常にアクセスが良いです。

3つの校舎のほかに、体育館や広々としたグラウンドもあり、開放的で緑豊かなキャンパスが特徴的です。

制服

フェリス女学院中学校の制服は、私立女子中学校に多いセーラー服です。

セーラー服

セーラー服がフェリス女学院の標準服として着用が推奨されたのは、1921(大正10)年のことです。関東大震災後に制服として正式決定され全員が着用するようになりました。冬服は紺のセーラーカラーにひだスカート、襟のライン、ネクタイはえんじ夏服は白地の上着にブルーグレーのギンガム地のセーラーカラー、襟のラインは白、黒のネクタイ。スカート丈、ネクタイの結び方などは、その時代その時代で多少変化はしているものの、今日まで100年ほぼ変わることなく大切に着続けられています。
見えないところでは進化しています。家庭で洗うことができるようになったほか、いざという時にAEDを当てやすくするための工夫が施されました。

準制服

暑い盛夏の時期に着用することができます。指定のギンガムチェックのスカートに、半そで襟付きの白シャツ(指定なし)。準制服は1968(昭和43)年にはじめて導入され、デザインは何回か変更されています。

校名・校章・校歌・制服|学校案内|フェリス女学院中学校・高等学校

学費

2021年度の中学1年生の納入金・年間の学費は、以下のようになっています。

  • 入学金:300,000円(入学時300,000円)
  • 施設設備費:250,000円(入学時:258,000円)
  • 施設設備維持費:138,000円(入学時:69,000円)
  • 授業料:516,000円(入学時:258,000円)
  • 実験実習費:5,000円(入学時:2,500円)
  • 冷暖房費:15,000円(入学時:7,500円)
  • 生徒会費:8,400円(入学時:4,200円)
  • 奨学会費:12,000円(入学時:6,000円)
  • 旅行積立金:40,000円(入学時:20,000円)
  • 学年費:20,000円(入学時:20,000円)
  • 初年度納入金合計:1,304,400円(入学時:937,200円)

学校生活

学校行事

フェリス女学院中学校・高等学校では、中学・高校の6年間を通して様々な学校行事が行われています。

6学年全体で参加する体育大会、合唱コンクール、フェリス祭(文化祭)といった、大規模な行事も活発に行われています。

校外学習の一環として中学1年生は学校周辺の山手地区にて、中学校3年生は長野県の上高地での理科の宿泊研修に参加するなど、自然の景観に触れ合う機会がたくさん用意されています。

修学旅行などもさかんで、中学3年生は10月に三浦半島での理科宿泊研修に、高校1年生は2月に広島方面への修学旅行に参加します。

またキリスト教学校ならではの行事もあります。毎年クリスマスまでの約4週間は「アドヴェント」と呼ばれ、主イエス・キリストの降誕を待ち望む期間として、中庭のクリスマスツリーが点灯され、生徒が中心となって礼拝を執り行います。

クリスマスには、特別なクリスマス礼拝を行い、荘厳な雰囲気の中で、牧師先生によるメッセージに耳を傾けるほか、千人以上が心をひとつにし、コーラスを行います。

勉強だけではなく、学校行事も「全力で」取り組む経験が重要視されており、当校は特に学年全体で楽しむ行事が多いことが印象的です。

部活動

フェリス女学院中学校では、18の文化系クラブと、7のの運動系クラブ、そして3つのキリスト教関連の団体があり、生徒は自分に合ったクラブを自由に選ぶことができます。

クラブでは、基本的に中学生と高校生は合同で活動し、部活は原則全員参加とされています。

毎日1時間という時間の中で集中して活動に取り組むことで、限られた時間のなかで集中し、充実させるために創意と工夫に満ちた時間を仲間たちと過ごす機会を得ることが、クラブ活動を行う上での目標となっています。

一般的に、運動部と比べると文化部の活動はあまり盛んではないイメージがありますが、当校では文化部も活発に活動を行なっていることが印象的です。

遊び中心のものから勉強中心のものまでバラエティーに富んでおり、全部で18もの多種多様なクラブが活発に活動しています。

運動系クラブ: ハイキング部、バレーボール部、バドミントン部、体操部、バスケットボール部、テニス部、卓球部

文化系クラブ:茶道部、生物部、化学部、天文部、音楽部、管弦楽部、華道部、演劇部、ポピュラーミュージック部、手芸部、新聞部、アマチュア無線部、写真部、美術部、英語部、料理部、文芸部、数学部

キリスト教関連団体:YWCA、聖歌隊、ハンドベル・クワイア

カリキュラム

フェリス女学院中学校は完全中高一貫校なので、高校からの募集は受け付けていません。

完全中高一貫校ならではの、6年を通じたカリキュラムが特徴的です。

フェリスの六年一貫教育

フェリスの学習活動の基本である「深い学びと幅広い学び」は、教育モットー「For Others」に基づくものです。

学びの目的が自己実現だけに留まってしまえば、本来は深めれば深めるほどに豊かに広がっていく学問の世界に、合理的にここまでと限界をもうけ、その先の学びを放棄してしまうかもしれません。また領域を越えてつながる学問の幅を、これは必要でこれは不要とごく狭い範囲に限っていくことになるかもしれません。

しかし、他者のためにと考えれば、学びに限界はなくなるでしょう。個性や才能を自己のためにだけでなく他者のために役立てるには、自己を磨き続け多くを学び深めなければならないのです。

これは、より豊かでより自由な生き方へとつながっていくものだと考えます。

1「自ら学び、自ら考える」

書いてある事柄をただ暗記する、教えられて覚えるのではなく、主体的に学ぶ姿勢を大切にしています。自分で疑問をもつことから出発し発見したこと、自分で考えたことこそが本物の理解につながるからです。授業では、実験・観察・研究レポート・小論文・プレゼンテーション・ディスカッションを多く取り入れています。生涯にわたって自ら探究を続け、学び続けることのできる真に自立した学習者の育成を目指します。

2「中高一貫教育」

低学年のうちに、誠実に学びに向き合う姿勢の育成と基礎的な知識・技術の習得を目指します。これは、自分で考えることができるようになるためには欠かせない土台です。授業・課題・個別指導を通して、生徒の学習への意欲を促し、基礎学力の定着を図ります。学年が進むにつれて発展的内容へと深化させます。
学びを深めていくため、中高一貫教育の利点を活かして効率が良く柔軟な進め方を心掛けています。中高を横断した単元の組み替えを行ったり、教科によっては中学3年生から高校の内容に入ったりします。画一的な先取りではなく、各教科でよく考えて工夫をしています。各分野の系統立てられた学びの着実な積み上げにより養われた高度な学力は大学受験にも対応するものになるように配慮しています。大学進学を見据えながらも、For Othersの精神に根差した生き方の土壌となる豊かな学びを目指します。

6年間のカリキュラム|フェリスの教育|フェリス女学院中学校・高等学校

入試情報

基本データ

応募状況

2020年度入試

満点・受験者平均点・合格者平均点・合格者最高点・合格者最低点

進学実績

2020年度卒業生:174名  

表示形式:合格者数(うち現役合格者数)

試験時間・満点

学校説明会日程

◎2021年度開催学校説明会

校舎見学会

日時:5月22日(土)、7月10日(土)、8月28日(土)※全日ともに基本的に同じ内容

学校説明会

日時:11月13日(土)午前・午後、11月27日(土)午前・午後※両日午前午後ともに基本的に同じ内容

概要

校舎見学会:小学4年生から6年生向けの校舎見学会

学校説明会:保護者向け説明会

まとめ

今回は、フェリス女学院中学校の学校情報や評判についてご紹介しました。中学受験ナビでは、ほかにも様々な学校の情報についての記事を豊富に取り揃えています。

自分の気になる学校の記事は必ずチェックしましょう!

おすすめ記事

参考

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

こんにちは。東京大学教育学部の福久はなです。 中高一貫の女子校出身で、中高6年間でバトントワリングというスポーツに熱中していました。大学受験を経て東京大学文科3類に入学してからは、大学から始めたダンスや、塾講師や家庭教師のアルバイトに打ち込んでいます。休日は友人とカフェ巡りをしたり、ショッピングをしたりなど外に出ていることが多いです。大学では教育学部に在籍しており、教育財政や教育経営などについて学んでいます。趣味は旅行で、夏休みや春休みなどの長期休みを利用して様々な国に旅に出ています。大学は高校時代に比べて長期休みの期間が長いので、海外など遠出の旅行をするのには絶好の機会です。世界史の教科書で見ていたような建築を実際に目にしたときには、なんとも言えない感動があります。これから私の中学受験・大学受験を含めた学習経験をもとに、皆さんの役に立つような、面白くて分かりやすい記事を書いていきます。 よろしくお願いします!