中学受験の基本~学校の選び方のポイント3つ

中学受験にチャレンジしようと決めたら、次はどうしますか?とりあえず塾の受験対策コースに入り、レールに乗っていけばどこか受かるかな・・・それでは、受け身の勉強、受け身の受験になってしまいます。

重要なのは志望校選びです。第一志望校、また、併願校など、わが子を通わせたい、と思う学校をいくつ見つけられるかがポイントになってきます。「成績が上がってきたらあの学校でも目指そうかしら」そう思っていらっしゃいませんか?最終的に、学力に応じて受験校を決定するという事実はたしかにあります。しかし、まず何よりも、「あの学校を目指そう」という強い気持ちがなくては、目標も定まらず、お子さんの勉強のモチベーションも上がりません。

長丁場となる中学受験生活を乗り切るためには、ある程度目標とする学校を決めておいた方が良いでしょう。今回は、学校選びの際に着目するポイントについてお伝えしていきます。

ポイント① 大学進学を見据える

志望校を選ぶときの基準の一つとして、「大学への進学実績」はやはり気になるところでしょう。トップレベルの学力を誇る学校では、東京大学をはじめ、医学部などの最難関大学への進学率の高さが魅力ですよね。たとえば、東京大学進学率上位校としては、東京都内では開成中学、筑波大学附属駒場中学、桜蔭中学などが挙げられます。また、慶應義塾大学や早稲田大学などの大学附属校では、しっかり学校の勉強に取り組んでいけば、内部進学ができるという魅力があります。

中堅校と言われている学校でも、中学受験時の偏差値に比して大学への進学実績が高いところも多くあります。面倒見の良さだったり、補習授業の充実、夏休みの講習や勉強合宿など・・・各学校、様々な工夫を凝らして進学実績を上げる努力をしています。そのような学校では、中学高校の6年間をかけて学力を伸ばしてくれるという評価ができますね。

また、国際的に通用する大学入学資格「国際バカロレア資格」の認定校や、科学に力を入れている学校など、個性豊かなのが私立中学の魅力でしょう。国際バカロレア資格認定校は、カリキュラムポリシーなど厳しい審査を受けなければなりませんから、入学してからの授業にも期待が持てます。科学に力を入れている学校では数学オリンピックを目指すなど、単なる「お勉強」にとどまらない学習のきっかけを与えてくれるでしょう。このような個性豊かな学校だと、大学進学の際にも選択肢の幅が広がる期待が持てます。

ポイント② 男子校、女子校、それとも共学?

以前は、難関校と呼ばれる私立学校は男女別学が圧倒的でしたが、最近では共学のレベルの高い学校が増えてきています。思春期の6年間を通わせるのですから、男子校か、女子校か、共学校か、どこを中心に考えていくかは悩みどころだと思います。思春期だからやはり別学がいい、お子さんによっては「同性だけの方が落ち着く」ということもありますし、別学ならでは、女子校でも学校行事などの企画、運営まで自分たちが主体的に動いていき、様々な経験ができるという良さが別学の魅力かもしれません。または、共学校に通わせて、いろんな考え方や価値観に触れさせたいという考え方もあるでしょう。

私立中学は学校ごとの「校風」がはっきり分かれており、その校風に合うかどうかも学校選びの大切なポイントです。たとえば、「自由を大切にする」「規律を重んじる」「文武両道を目指す」「クラブ活動に力を入れている」など、学校の数だけ校風の違いがあります。わが子に将来どのように育ってほしいのかという親の思いと一致する校風の学校を選びたいところです。そのために親ができることと言えば、やはり学校説明会や個別見学などに足を運び、直接学校を見て、話を聞いて感じることでしょう。ときどき、一度も見に行かないで志望校を決めようとする方がいらっしゃいますが、それは危険です。偏差値だけではないその学校の「顔」を実際に見に行ってください。お子さんと一緒に文化祭に行くのもおすすめです。

ポイント③ いつから始める?志望校選び

中学受験の勉強を始める時期にもよりますが、やはり遅くとも小学校4年生までにはいくつかの学校を見に行ってみることをお勧めします。ちょうど通塾が始まる頃ですね。なぜ中学受験をするのか、なぜいまこの勉強をやらなければならないのか、お子さんが納得した受験をするためにも、早めに核となる志望校を選ぶようにしたいところです。

目標とする学校が定まっているからこそ、お子さんは大変な勉強にも頑張ることができるのです。特に学校見学は、余裕のあるうちに行っておかないと、見学できる学校数が減ってしまいます。余裕のあるこの時期から志望校選びの準備は始めておきましょう。お子さん自身が「この学校に入りたい!」と強く思うことこそが受験の一番の原動力です。ぜひ、頑張るわが子のために、親御さんも志望校選びのため、学校に足を運んでみてください。

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