こんにちは!わいあーるです。
前回に引き続き、2018年2月25日入試1日目の僕の様子をお届けします。
かなり細かく書いています。
問題のネタバレがありますので、まだ過去問を解いていない受験生のみなさまはスッとページを閉じてください。僕の解答を載せます。
間違いも平気で載せますので予備校の解答をご確認ください。
東大入試 1日目
試験開始前
計画通り6時に起床。昨日寝付いたのが2時だから(原因は前回の記事をご覧ください)睡眠時間4時間?ワーオ。
起床後お茶の水を散歩。運動すると脳に血がよく回る。部屋に戻り風呂へ。湯船に浸かるだけ。風呂だいすき。
ホテルの朝食を食べ(軽く)いざ出発。入試の日は色々こだわっていることがあるけどまた別の記事で。
そして到着!暑い!!部屋広い!服脱ごう。調節できる服で来てよかった…
試験開始40分前、アナウンス。音楽を聴く人は40分前が目安です。写真照合、受験票の写真に貼るシールを渡される。
15分前に問題・解答用紙が別々に渡される。問題冊子に挟まれていない。全員に行き渡ると名前などを記入するよう指示される。10分ほど待機。
そして!荘厳な鐘の音(スピーカーから出ます)で試験開始!
国語
- 漢文。人材登用ね。
(1)傍線部短いな。漢字2文字しかない。
a.ウレふ。「よくないことだ、とする」
b.爵…見たことある。地位?「尊敬されるような地位」
c.ヤむ。直前に、与える、がある。意訳。「与えることはない」
(2)
人を待つゆえんを尽くす?「人を待つ理由はない」どういうことだ…
(3)
「臣下が後に続くためにも、皇帝がまず先立って、誠実かつ同情深い心を持って勉強に励むべきだということ。」人材登用の話だったよね?間違ってる気しかしないな。
17,8分 - 古文。恋愛モノか。
(1)
ア.あけてだに見たまはず…
手紙を開けるのか。いや待てそれなら、手紙を開けてご覧になりさえしない、だろ。だにの位置が変だ…ああ。
「夜が明けてさえもご覧にならず」か。
イ.なかなか=かえって、むしろ
言葉がない…返事だろ。
「かえって返事が来なくて」
ウ.手応え、なら文脈に合う。そんな意味あったっけ?「手応えが悪くない」
(2)「衣や小袖を用意して送ってほしいと女房が思ったこと」これ簡単でしょ。
(3)「私は人妻なので、手紙を送るのも人目を忍んでほしい、と解釈している。」
和歌の意味が和歌らない。←-15点(爆)
15分、計35分くらい - 現代文。歴史についてか。
(1)これ具体例入れなきゃだよな?
「我々は素粒子を知覚できないが、霧箱などで捉えた素粒子の飛跡が素粒子の実在を示すことは、間接的証拠を支える物理学理論に依存するものだということ。」
(2)書きづらい。
「直接的に観察できない対象は、理論的存在などと呼ばれても、狭隘な実証主義を無視して理論的探究に基づいて意味づけられる、れっきとした存在であること。」繋げただけ。
(3)書きやすいな。
「歴史記述の対象である、関係の糸で結ばれた事件や出来事は理論的構成体でありそれらは過去であるがゆえに知覚できず、実在を主張するには理論的探究が必要であること。」
(4)本文全体の論旨ふまえるのね。
けっこう書きやすいな。誤解を防止する、って(2)のことじゃない?
「歴史記述の対象である出来事は一定の文脈を前提としており、その存在性格は、過去の知覚不可能性ゆえに、実在の確証に物理学も同類である理論的探究が必要な理論的存在と異ならないからであり、またこれに理論的虚構という意味は断じて含まれていないから。」119字。
これ書けたでしょ!修飾のかかり方が分かりづらいけど…他のところ見直そう。
50分、計85分
残り15分見直し、細かい校正。
昼休み
昼休みだ。部屋は暑いけどドアの近くだから試験中足が寒かった。明日はタイツ履こう。
近くのコンビニに昼ご飯を買いに行く。混んでるから先に昼飯買っとけと言われますが、7,8分歩けば全く混んでいません。目の前のコンビニもそこまで混んでいません。
昼飯後はノートを見返して音楽を聴いていたらアナウンスが。40分前アナウンスは最初だけか。以降全て30分前アナウンスでした。
数学
さて数学!10分の待機時間中、絶対に計算ミスしないぞと何度も唱える。しました。
- 第1問。
東大は簡単そうな問題こそ仕掛けが…ないじゃん。15分。 - 第2問。まずはa(n)/a(n-1)をnの式に… 2(2n+1)/n(n+1)か。連続する2整数はいずれか偶数。2を下に移動させる。2n+1とn,n+1が互いに素をどう論証しよう。いやまず(2)の答えを出そう。n=1,2ね。論証以外問題なし。論証不備は減点覚悟。
- 第3問。まずは文字設定して一方固定…あれどうするんだっけ?こういう問題得意なのに急にできない。何でこれができなかったんだと日記を書いている今でも不思議です。
- 第4問。簡単。だが!しかし!1<βね。βは極小のところ(x=a)より左側の解だから1<aじゃなきゃ。1<aと書く。それを図示に反映するのを忘れる…
- 第5問。得意の複素数。だが手が進まない。対称な点…接線と直交、垂直二等分線…w/wは出た。
- 第6問。範囲は余裕。球の切断面?円板。常識だよなあ?(予備校の解答では通りうるすべての部分を図示。) 残りは分からなかった。
試験終了後
1日目終了。国語50,数学45~50と予想。このときは第4問のミスに気づいてない&第2問の論証不備もせいぜい-7,8点と思っている
ホテルに帰る。数学50は安心。難易度からして理科がおかしくなければ受かった!緊張なし!
食べログで現在地付近検索すると☆3.96のとんかつ屋が。行くしかない!美味しかった…どうやらかなり有名店らしい。
昨日と同じように風呂に入り荷物をまとめていたらもう10時半…待て。枕かたいな。超高反発。これのせいで寝付き悪かったのかも。
おーい未使用バスタオル。こっち来い。もふっ。これやわらけー。電気消そー。家の枕とほぼ変わらn…(10分で入眠)
最後に
はい。細かすぎました。国語50取れてるわけありません。(論理的に考えられている)=(正解に至っている)ではないのです。
見当違いな方向に思考が飛んでいる場所が何度かあったと思います。数学の論証と図示への反映なし、かなり大きく減点されていましたね。
こうして現役時代の弱い自分の書いた文章を読み返していると、とても恥ずかしいです(笑)
そしてやはり戦犯は枕でした。前日もこの日も緊張は感じていませんでしたからね。歯ブラシと枕はすぐ適応できる体だったのに…老いたのか…
ご覧いただきありがとうございました!次の2日目もお楽しみに!
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参考
駿台予備学校お茶の水3号館東大理系演習コースでの1年の浪人生活を経て、2019年に東京大学理科一類に入学。浪人中に書いていたAmebaブログ「東大理1を目指す浪人生の物語」は、その悲喜こもごもの浪人生活を絶妙な筆致でつづることにより、東大受験生ブログランキングで半年以上に渡って1位を獲得するのみならず、Amebaブログの高校生・浪人生ジャンルでも長きに渡って頂点に立ち続けた。地方の非進学校出身で、都心の名だたる有名校との格差を感じながらも工夫をして成績を伸ばした姿が共感を生み、いまも受験を控える高校生・浪人生から支持を得ている。東大進学後も「とある東大生の脳内をのぞく」と銘打ったブログを開設し、Twitterで受験生の質問に親身に答え続けるなど、精力的に活動している。