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学校情報
- 名称:国学院久我山中学高等学校
- 所在地:〒168-0082 東京都杉並区久我山1-9-1
- 最寄り駅:京王井の頭線 久我山駅9分
- 設立:1942年
- 形態:男女別学・中高一貫制
はじめに
今回は國學院久我山高等学校に在籍していた卒業生にインタビューをしてきました。通称「久我山」「國學院久我山」と呼ばれるこちらの学校は、なんといってもスポーツが強いことで有名!高等学校においては、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒が別々にクラスを編成する併設型中高一貫校となっています。
珍しい「男女別学制」をとっているのはなぜ?
國學院久我山の大きな特徴としては「男女別学」ということ!男女のそれぞれの特性に合わせた授業を実施するために男女別の授業となっていますが、行事イベントや委員会は男女共同で力を合わせて行います。
実際に卒業生の方に男女別学について聞いてみました。
卒業生A「最初は男子だけで楽しいのかのかな?と思っていましたが、実際は男子校にしかないノリを味わえることができ、みんな明るく元気で楽しかったです。学校祭や体育祭では、女子も一緒だったのでいつもと違う雰囲気で新鮮でした。男子校の雰囲気も味わえるし、共学の雰囲気も味わえて一石二鳥だったと思います」
文武両道って具体的などういうこと?
文武両道を謳っている國學院久我山。まずは「武」の注目ポイントを2つご紹介します。1つ目は週に1時間「武道」という科目があること。2つ目は「5強」と呼ばれるとにかく最強の部活動が5つあることです。
「武道」を知るべし!
私「國學院久我山には“武道”という科目があると聞きました。一体、どんなことをしているのですか?」
卒業生B「柔道か剣道を選択して、週に1回稽古をします。僕は剣道を選択しました。日頃の稽古の成果を発表する場の“武道大会”と“武道演武”に向けて、毎週鍛錬をしました」
私「“武道大会”とはなんですか?」
卒業生B「武道の集大成を見せる場として、男子部の伝統行事「武道大会」というものがあります。毎年、3年生が東京武道館で、柔道もしくは剣道の真剣勝負を行うので、見ていて気迫があり盛り上がります」
私「では“武道演武”とは?」
卒業生B「体育祭で行う種目のことで、保護者の方からは“かっこいい”と人気があります(笑)」
私「“武道”で大変だったことはありますか?」
卒業生B「「寒稽古」という寒い中で心身を鍛える稽古も大変でした。しかし、その鍛錬のおかげで精神を鍛えることができたうえに、ともにその辛さを乗り越えた仲間との結束も深まりました」
全国数多くの学校あれど、中高6年間、ないしは高校3年間を通じて継続的に武道を正課として取り入れている学校はそう多くはないと思います。
武道を通して、心を落ち着かせることや集中力を身につけ、それを学業にも活かせすことで優秀な成績を収める生徒が多いのだそうです。
「五強」を知るべし!
國學院久我山には「5強」と呼ばれる強い部活動が5つあります。バスケ、サッカー、野球、陸上、ラグビー部です。
2019年野球部は甲子園出場していたり、2017年にはサッカー部は全国2位など、どの部活も全国大会に出場するほどの強さなんです。
土日には、クラスメイトや仲間の大会に駆けつけ、応援することも多く、國學院久我山一丸となって盛り上がるそうです。
そんなスポーツに強い國學院久我山ですが、もちろん勉学の面でも優秀!赤点を取ればもちろん部活動に参加できないため皆しっかりと勉強しているため、早慶に合格する生徒も多いんだとか。
「文武両道」の「文」に注目!
國學院久我山の勉学の特徴はなんですか?
卒業生A「先生にはよく「予習・復習をするように!」と何度も言われました。「予習・復習」に重きを置いているため、あまり宿題が出ず(※教師によって異なるかもしれません)、勉学の自主性が大切になります」
卒業生B「僕は夏休みに、イギリスに2週間の語学研修に行きました。英語教育にも力を入れている点は國學院久我山の大きな特徴だと思います」
高校生活で思い出深い出来事はなんですか?その理由も教えてください。
卒業生A「修学旅行です。「鹿児島・熊本・長崎・福岡」に行きました。自由行動の時間では自分たちで好きな場所に行けたので、とても楽しかったです。文化祭も自分たちで何をやるかを決めて事前準備も含めて全て一から自分たちの手で作り上げることで達成感が強かったです。久我山は生徒の自主性を重んじるという特徴があり、自分たちで考えながら行えるので、いい経験になります」
あなたにとって、国学院久我山の良いところ、誇れるところはなんですか?
卒業生A「久我山には、「5分前行動」という言葉があり、常に時間に厳しく行動することを求められます。多くの卒業生は「この5分前行動の精神を学生中に身につけておいて良かった」と言っています」
最後に
今回は國學院久我山の卒業生にインタビューをしながら、國學院久我山の特徴を探ってみました。スポーツが強く勉学にも熱心に励むことができる環境が整っている國學院久我山。今後の部活動のめまぐるしい活躍に乞うご期待ですね!
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参考
上智大学総合人間科学部社会学科の片倉優花です。
私は中高をドイツで過ごし、高校はインターナショナルスクールに通っていました。ドイツ語も英語も身につけないといけなくて語学習得に苦労したのですが、その経験を生かして、主に「英語」をみなさんに楽しく分かりやすく習得してもらえるような記事を書いていきます。現在は弓道サークルに所属していて、中高はバスケ部でした。他にも水泳やクラシックバレエなども過去に習っていて、体を動かすことが好きです。趣味は、読書、旅行、写真撮ること、食べることです。ドイツに住んでいた時に、ヨーロッパ中を旅行しました。お気に入りの場所は、イタリアのベネチア、フランスのモンサンミッシェル、トルコのイスタンブール、ドバイです。60ヶ国制覇を目指しています!英語だけでなく、モチベーションや勉強法なども書いていけたらなと思っています。
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