国語・説明的文章の読解4つのポイント

国語が苦手、という場合、特に「説明文や論説文が苦手」という方が多いです。確かに、使われている用語が専門的だったり、知らないことばが多かったり、漢字ばかりで読みにくい・・・そんなイメージを持たれがちですよね。

でも、実際には、説明文や論説文といった説明的文章は、文中にしっかり答えが書いてあることが多いのです。それを理解してしまえば、物語文の読解より難しくありません。

今回は、説明的文章の読解ポイントを4つ、お伝えしていきます。

読解ポイント① 指示語、接続語をしっかり読みとる

説明的文章の場合、文と文の関係、段落と段落の関係を読み取ることがとても重要です。その関係性を読みとるには、指示語接続語の理解が欠かせません。指示語が何を指しているのか理解できなければ、文章の内容を理解できません。指示語は、筆者が繰り返し書きたい長いことばを「これ」「それ」などとあえて短くしているものですから、その内容を正確に読みとれれば、文章全体の内容がしっかりつかめるのです。

指示語は、書き抜き問題でよく出題されます。「傍線①『これ』の内容を書き抜きなさい」といった設問に接したことがあるでしょう。文中に答えが必ずあるのですから、指示語の内容を理解できれば得点力アップが望めます

接続語に関しても、文と文の関係、段落と段落の関係を読みとるうえで大きなヒントになります。接続語にはいろいろなものがありますが、たとえば「しかし」などは、そこで前の部分と逆の内容が書かれるというヒントになります。。このように、接続語を理解すれば、その文章で一番筆者が言いたいことは何かを探すこともできます。それぞれの接続後の役割をしっかり理解しておきましょう。

ポイント② 筆者の主張を読みとる

説明的文章とは、そもそも、筆者が言いたいこと、主張したいことを書いている文章です。まずそこを理解しましょう。

そのため、文章中には必ず筆者の主張があります。その筆者の主張を探すことが説明的文章の読解問題で最も求められることです。基本的には、筆者の主張は各段落にそれぞれあります。段落の中にある筆者の言いたいこと、主張したいことが書かれた文をその段落の「中心文」といいます。この中心文を各段落で探し、線を引くなどしてチェックする習慣をつけましょう。中心文をつなげれば、その文章の要旨(結局筆者が何を言いたいのか)をつかむことができます。

ポイント③ 段落と段落の関係を理解しよう

説明的文章で段落分けをするのはなぜだかわかりますか?段落を分けるのは、話題が変わるからです。つまり、文章全体の中のそれぞれの段落に役割があるのです。「たとえば」で始まる段落は具体例が書かれていますし、「つまり」で始まっていればそこには筆者の主張のまとめがかかれています。

このように、段落と段落の関係がわかれば、文章全体の流れも理解できるようになります。説明的文章を読むときは、段落同士の関係もしっかり意識して読むようにしましょう。

ポイント④選択肢は、どの部分が間違っているのかチェックしよう、

説明的文章の選択肢問題は、文章中の内容と照らし合わせて(答えは文章の中にあるのですから)正しいものを選ぶ、逆に言えば正しくない選択肢を切っていくというものです。では、その選択肢、「正しい方法で」選んでいますか?

さきほど、説明的文章では答えは文章中にあると書きました。ですから、選択肢問題を解くときには、書かれている選択肢一つ一つをよく読んで、その選択肢のどの部分が〇(文章の内容と合っている)か、どの部分が×(文章中に書いていない)なのかをしっかりチェックしながら解くようにしましょう。

ときどき、△な選択肢が紛れ込んでいる場合もありますから、注意が必要です。さも文章中に書いてありそうな、もっともらしいこと、一般論を選択肢の一つとして意図的に紛れ込ませている問題は非常に多いです。解かなければならない設問数が多く、時間が足りない!と思った瞬間、お子さんは「これっぽい」と選んでしまい、見事に引っかかるわけです。非常に多いケースなので、注意しましょう。

選択肢問題の場合、一番問われるのは筆者の主張の部分に関するところです。ポイント①~③に書いてきた方法を使って、しっかり筆者の主張を理解できるようにしておきましょう。

 まとめ

説明的文章は、文章の流れをしっかり理解しておけば、選択肢問題も記述問題もしっかり点数をとることができます。筆者がこの文章で何を言いたいのか、何を主張したいのか、をしっかり理解できるように、各段落の中心文に線を引きながら読み、文章の内容を正確に把握する練習をしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です