本郷中学校に合格するためには?偏差値や入試情報をチェック!

本郷中学校は、東京の数多くある男子校の中でも、上位校に位置する人気校です。学校説明会など、学校見学に行かれた保護者の方も多かったのではないでしょうか。

本郷中学校、城北中学校、巣鴨中学校は偏差値もほぼ同じで、第1志望校として受験する受験生も多い学校です。複数回行われる入試をすべて受験する受験生も多くみられます。

今回は、本郷中学校について、入試情報や教育の特色などについてまとめていきたいと思います。今年受験を予定しておられる方も、これから受験を考える来年度以降の受験生の方も、受験校選びの参考にしていただきたいと思います。

本郷中学校の概要

本郷中学校は、中高一貫の私立男子校です。

【定員】中学からの入学生(中入生)は240名、高校からも入学ができ、高校入試の定員は82名です。近年、完全中高一貫校化が進む中、高校入試を行う上位校として知名度も高く、高校入試の偏差値はかなり高くなります。

【所在地・交通】東京都豊島区駒込4-11-1

JR山手線・都営地下鉄三田線「巣鴨駅」より徒歩3分

JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」より徒歩7分

【教育理念・特徴など】

「強健」「厳正」「勤勉」が教育目標とされており、「文武両道」「自習自学」「生活習慣の確立」が教育理念です。中学2年生で柔道、中学3年生で剣道が必須強化になっているなど、武道にも力を入れており、武道を通じて強い心と体を鍛えるよう、取り組みを行っています。

【学校の設備など】

1号から6号まである6棟まで校舎があり、屋上にテニスコートもあるなど、教室数をはじめ、施設は充実しています。

【大学進学実績】※2017年の合格実績・現役生のみ

東京大学6名、一橋大学4名、東京工業大学7名、早稲田大学85名、慶應義塾大学78名、上智大学24名、東京理科大学85名

難関国立大学や早慶上理といった私立最上位校に、現役合格をたくさん出しています。また、指定校推薦枠が早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学にあります

入試情報(2017年度)

【定員】

  • 第1回入試:2月1日、定員80名
  • 第2回入試:2月2日、定員120名
  • 第3回入試:2月5日、定員40名

【科目・配点】

  • 国語・算数 50分、100点満点
  • 理科・社会 40分、75点満点

帰国子弟優遇制度あり。1年以上海外に在留していた場合は、4科目の合計点に5点加点される。

【2017年度入試特徴、2018年度入試変更点】

算数に関しては、比に関する問題が全く出題されませんでした。中学受験の算数では、比に関する問題が頻出ですので、これは珍しい出題傾向です。文章題、図形の問題とともに、一般的な受験の基本問題・応用問題が解ければ、十分に対応できます。正答率の低いような難問が解けなければ合格できない、というものではありません。

応用問題は、いわゆる「差がつく」問題だといえるでしょう。受験勉強をしていた中で解いたことのあるような問題を少し形を変えたような問題が多いです。それを見て、何に関する問題なのか、どのような解法を使って解けばよいのかがわかれば、差をつけられることなく、合格点をとることができます。

2018年度の入試変更点については、特に発表されていません。

教育における特徴

【学校行事など】

  • 中学1年生:2泊3日で、河口湖オリエンテーション
  • 中学2年生:3泊4日で、白樺湖夏期林間学校
  • 中学3年生:3泊4日で、京都・奈良へ修学旅行
  • 高校1年生:2泊3日で、箱根オリエンテーション
  • 高校2年生:4泊5日で、九州・四国・広島へ研修旅行

このように、毎年学年ごとに様々な場所に研修に出かけ、見聞を広めるとともに、事前学習なども自主的に行っています。

【数学・英語の進度】

中1から高3までの6年間で行う内容を5年間で修了し、高校3年生では大学受験に備えます。多くの私立進学校と同じようにカリキュラムが組まれています。1年前倒しのカリキュラムによって、得意科目は先に進み、苦手なものは復習をするなどして、それぞれの志望に合わせて学習を進めていくようになっています。

【留学制度】

中学3年生、高校1年生の夏ににカナダのブリティッシュ・コロンビア州への海外研修カリキュラムが、7月下旬には希望者10名ほどでオーストラリアへ2週間の海外研修カリキュラムが用意されています。

偏差値、各塾の合格者数など(2017年度)

【倍率】

  • 第1回入試 2月1日 定員80名に対し、出願者数455名、実受験者数427名、合格者153名、倍率2.8倍、合格者平均点208.5点
  • 第2回入試 2月2日 定員120名に対して出願者数1085名、実受験者数902名、合格者448名、倍率は2.0倍、合格者平均点230.9点
  • 第3回入試 2月5日 定員40名に対して出願者数745名、実受験者数473名、合格者数42名、倍率11.3倍、合格者平均点251.5点

【偏差値】

  • サピックス偏差値:54~55
  • 四谷大塚偏差値:54~61
  • 早稲田アカデミー:57
  • 日能研:61

【合格者数】

  • サピックス:204名
  • 四谷大塚:163名
  • 早稲田アカデミー:122名
  • 日能研:141名

中堅上位校の位置づけであり、3回目の入試が2月5日と遅めに設定されていることから、倍率も高くなっています。過去問をしっかり研究し、各回の対策をよく練って受験に臨みましょう。3回の受験日全部に出願する受験生も少なくありません。それだけ、学校に魅力を感じて第1志望として対策を練ってくる受験生も多いです。

併願校としての受験も多い学校ですが、合格者平均点は決して低くありませんので、全く対策をせずに受験するというのは危険です。過去問を研究し、答案の作り方などをよく考えて受験するようにしていただきたいと思います。

本郷中学校・高等学校HP

(画像出典:Wikipedia)

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一橋大学卒。 中学受験では、女子御三家の一角フェリス女学院に合格した実績を持ち、早稲田アカデミーにて長く教育業界に携わる。 得意科目の国語・社会はもちろん、自身の経験を活かした受験生を持つ保護者の心構えについても人気記事を連発。 現在は、高度な分析を必要とする学校別の対策記事を鋭意執筆中。