英文法を基本から!助動詞の種類とその役割[wiil/would/shall/need/used to編]

前回学んだ助動詞の基礎はきちんと理解できていますか?

今回はその続きとして「可能性・推量を表す助動詞」「will/would/shallの用法」「need/used toの用法」の3つを見ていきたいと思います。

助動詞の直後は動詞の原形、そして助動詞は2つ連続で使わないという基礎のルールを思い出しながら、今回もしっかり新しいことを頭に入れていきましょう!

可能性・推量を表す助動詞

「その噂は本当だ」という事実を、助動詞を使うことで話し手の個人的な判断を述べることができます。

もし【must】を使えば「その噂は本当にちがいない」になり、【could】を使えば「その噂は本当かもしれない」と言い表すことができます。早速、合計5種類の言い表し方を見ていきましょう。

《can/could》

  • ① Anybody can make mistakes.(誰にだって間違いはありうる)
  • ② The rumor could be true.(噂は本当かもしれない)
  •  Can that man really be your father?(本当にあの人があなたのお父さんなの?)

まず【can】では「〜ありうる」という意味に、【could】では「〜かもしれない」という意味になり、どちらも「可能性」を表しています。

その一方③のように、【can】が疑問文で用いられると、強い疑問を表すことになります。この場合、驚きや不信感を示唆することが多いです。

《may/might》

  • We may have some rain tomorrow.(明日、雨が降るかもしれない)
  • He might come to the party with his wife.(彼は奥さんと一緒にパーティーに来るかもしれない)

【may】も【might】もどちらも「〜かもしれない」という推量を表すときに用いられます。【might】の方が【may】よりも可能性が低いことを表します。

《will/would》

  • The phone is ringing. That will be my father.(電話が鳴っている。たぶん私の父だろう)
  • His story would be true.(彼の話はたぶん本当だろう)

どちらも「たぶん〜だろう」という「推測」を表しています。【would】を使うと、【will】よりも控えめで丁寧な言い方になり、【will】よりも自信のなさを表すこともあります。

ここで注意ポイントです。【could/might/would】は助動詞の過去形ですが、過去のことを表しているわけではないということを覚えておきましょう。

《must/can’t》

  • ① He must be Nana’s brother.(彼がナナの兄にちがいない)
  • ② Karen can’t be home now.(カレンが今、家にいるはずがない)

〜にちがいない」と話し手が確信しているとき①のように【must】を使います。一方で、「〜のはずはない」と話し手が思っている場合②のように【can’t】を使います。

《should/ought to》

  • The rumor should be true.(噂は本当のはずだ)
  • My parents ought to be here in a few minutes.(両親は数分後には来るはずだ)

 

will/would/shallの用法

《「意志」を表すwill/would》

  • ① I will do my best in my new job.(私は新しい仕事に尽力を尽くすつもりだ)
  • ② My sister won’t listen to my advice.(妹は私のアドバイスをちっとも聞こうとしない)
  • ③ My brother wouldn’t eat carrots when he was a child.(私の兄は子供のころ、にんじんをどうしても食べなかった)

〜する・〜するつもりだ」という「主語の意志」を表すときは【will】を用います。この場合は、短縮系の「I’ll」を使うことはありません。また②のように「どうしても〜しようとしない」という拒絶の意味を表したいときは【won’t】を用います。

《「習慣」を表すwill/would》

  • ① My father will often go fishing every Sunday.(父は毎週日曜によく釣りに行く)
  • ② My father would often take me to the theater on weekend.(父は週末、よく私を劇場に連れて行ってくれたものだ)

よく〜する」という現在の習慣や繰り返されている動作を表すのに、①のように【will】を使います。一方で「よく〜したものだ」と過去の習慣や繰り返された動作を表すには、②のように【would】を用います。

この用法では、動作が繰り返されることを示すために、oftenやsometimesなどの頻度を表す副詞を伴うことが多いです。

《「依頼」を表すwill/would》

  •  Will you open the window?(窓を開けてくれませんか?)
  •  Would you drive me home?(家まで送っていただけませんか?)

〜してくれませんか」と相手の意志を尋ねたり、依頼をしたりする場合に、①のように【Will you 〜?】を用います。②は、より丁寧な依頼になります。また、「please」を用いて、以下の例文のように丁寧な依頼文を作ることもできます。

  • Will you open the window, please?(窓を開けていただけませんか?)

《相手の意向を尋ねるshall》

  • ① Shall I give you the concert ticket?(コンサートチケットをあげましょうか)
  • ② Shall we watch a movie tonight?(今夜、映画を見ましょうよ)

〜しましょうか」と自分が何かをすることを相手に申し出る場合には、①のように【Shall I〜?】を用います。一方で「〜しましょうよ」と相手と一緒に何をすることを提案する場合には②のように【Shall we〜?】を用います。

need/used toの用法

  • ① You need to change the train at Tokyo station.(あなたは東京駅で乗り換える必要がある)
  • ② You needn’t worry about me.(私を心配する必要は無い)
  • ③ Need I pay now?(今、支払う必要がありますか)
  • ④ He needed to tell me the truth.(彼は私に真実を言う必要があった)

【need】は「〜する必要がある」という意味で、おもに否定文と疑問文で用いられることが多いです。肯定文で使う場合は①のように、「need to do」の形で、一般動詞として使われます。

否定文では②のように「need not」を用い、疑問では③のように「need」を文頭に持ってきます。また助動詞【need】には過去形がないので、過去のことを述べるときは一般動詞として用い、④のように「needed」という形になります。

  • ⑤ I used to go to a gym after work, but now I don’t.(以前はよく仕事のあとにジムに行ったものだが、今はいかない)

上記の例文では、【used to】を用いて、「(今はそうではないが)以前はよく〜したものだった」という過去の習慣的行為を表します。

否定文は「didn’t use to / used not to」を用い、否定文では「Did+主語+used to〜?」を用いますが、否定文も疑問文もあまり使われることがありません。

  • ⑥ There used to be a cherry blossom tree on this corner.(以前、この角には桜の木があった(が今はない))

(今はそうではないが)以前は〜であった」という過去の状態を表すときにも【used to】が用いられます。

⑤も⑥も、現在と過去を対比していて、現在はその習慣や状態がない場合に【used to】を使った表現が可能になります。ですので、⑤の場合、もし今現在もジムに通っているのであれば、【used to】は使えないというわけです。

まとめ

今回は「可能性・推量を表す助動詞」「will/would/shallの用法」「need/used toの用法」の3つをご紹介しました。前回の前編で習った助動詞と合わせて、今回の助動詞も基礎となるものですので、しっかりと覚えましょう。

続きは、こちらから。

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