英文法を基本から!助動詞を使った過去表現・慣用表現をわかりやすく解説します!

今回は助動詞を使って、過去のことを表現する文法を学んでいきます。

例えば、「彼は宿題をすべきだ」という文章は《現在》のことですよね。なので、He should do his homework. という英語になります。

しかし「彼はあの時に宿題をすべきだったのに」というように《過去》のことを述べたいときはどうすればよいでしょうか?では、早速この単元で重要な文法ルールからお話しをしていきます。

助動詞を使った過去の表現の文法ルール

過去のことに関する現時点での推量や、過去の行為に対する非難や後悔を表現したいときは《助動詞+have+過去分詞》を用います。

  • She may have visited me while I went to the library.(彼女は私が図書館に行っている間に、私を訪れたかもしれない)

上の文章は、現時点での私が、過去を振り返って推量しています。したがって、「may」という助動詞のあとには《have+過去分詞》が続いています。このように《may+have+過去分詞》で「〜したかもしれない・〜だったかもしれない」という意味を表すことができます。

  • He could have left his umbrella in the train.(彼は傘を電車の中に置き忘れたのかもしれない)

《could+have+過去分詞》も《may+have+過去分詞》と同じように「〜したかもしれない・〜だったかもしれない」という意味になります。なお、ここでは「can」を使うことはできないので注意しましょう。

  • He must have told me a lie.(彼は私に嘘を言ったに違いない)

《must+have+過去分詞》は「〜にしたに違いない・〜だったに違いない」という意味になり、過去のことに確信を持っているときに用います。

  • The concert should have started at noon.(コンサートは正午に始まっていたはずだ)

《should+have+過去分詞》は「〜したはずだ・〜すべきだったのに」という意味になります。「〜したはずだ」は過去のことに関する推量で、「〜すべきだったのに」は過去の行為に対する非難や後悔を表します。

例えば、薬を飲むべきだったのに飲まなかった場合は、

  • You should have taken some medicine.(薬を飲むべきだったのに)

という文章になります。《ought to+have+過去分詞》もほぼ同じ意味を表すので、書き換えが可能です。

逆に、「〜すべきではなかったのに実際にはしてしまった」ことを表現したいときは、《should not(ought not to)+have+過去分詞》を使います。(以下例)

  • You should not have turned right at the last corner.(最後の角で右に曲がるべきではなかった)

こちらの文章は、「最後の角で右に曲がるべきではなかったのに実際には曲がってしまった」という意味合いになります。

  • He cannot have accepted your advices.(彼があなたの忠告を受け入れたはずがない)

《cannot+have+過去分詞》は「〜したはずがない・〜だったはずがない」という意味になります。《could not+have+過去分詞》を使うことも可能です。

  • You need not have bought so much fish.(そんなに魚を買う必要はなかったのに)

《need not+have+過去分詞》は「〜する必要はなかったのに」という意味になります。

助動詞を含む慣用表現

  • ① I would like to join the dance team.(私はダンスチームに入りたいのですが)
  • ② I would rather stay home.(むしろ私は家にいたい)
  • ③ I would rather say nothing than tell a lie.(嘘をつくよりは何も言わないでいたい)
  • ④ She may well be tired after her trip.(彼女はたぶん旅行のあとで疲れているだろう)
  • ⑤ She might well complain of her boss.(彼女が上司について文句を言うのももっともだ)
  • ⑥ You will never solve that problem. You might as well give up.(あなたはその問題を解くことはできない。諦めた方がいいよ)
  • ⑦ You might as well throw your money away as buy such a thing. (あんなものを買うなんて、お金を捨てるようなものだよ)

①の《would like to do》を用いて「〜したいのですが」というていねいな申し出や希望を表すことができます。《want to do》よりもていねいな表現です。また《should like to do》でほぼ同じ意味を表すこともできます。

②の《would rather do》は「むしろ〜したい」という意味です。

③のように「than」がつくと、「〜するよりは〜したい」という意味になります。

④の《may well》は「たぶん〜するだろう」という意味で、「may」よりも確信度の高い推量を表します。また「〜するのも当然だ・〜するのももっともだ」という意味で使うこともでき、どちらの意味になるかは文脈で判断します。

⑤のように《might well》も《may well》と同じ意味になります。

⑥の《might as well》は「〜したほうがいいのでは」という意味になります。「したくないならしなくてもいいけど、したほうがいいよ」というニュアンスです。「〜したほうがいい」という《had better》は忠告を表す表現に対して、《might as well》は助言を表します。

⑦の《might as well…as》は「〜するのは…するようなものだ」という意味です。

that節で用いられるshould の用法

「感情・判断」を表す形容詞に続くthat節

  • It is natural that he should like you.(彼があなたのことを好きなのは当然だ)
  • It is a pity that you should have to leave this city.(この街を去らないといけないなんて残念だ)

上記の例文を見て分かるように、赤字の《It is +形容詞+that S should +動詞の原形》を用いることで、話し手の感情や判断を表すことができます。形容詞だけでなく名詞が入る場合もあります。(以下例)

  • natural(当然
  • right(正しい)
  • strange(不思議な)
  • surprising (驚くべき)
  • wrong(悪い)

「必要・緊急」などを表す形容詞に続くthat 節

  • It is necessary that you should take a walk.(あなたには散歩が必要だ)
  • It is essential that you should follow your teacher’s advices.(先生の助言に従うことが必要不可欠だ)

上記の例文を見て分かるように、赤字の《It is +形容詞+that S should +動詞の原形》を用いることで、必要・緊急などの意味を表すことができます。以下、使用される形容詞の例です。

  • important(大切な)
  • desirable(望ましい)
  • urgent(緊急の)

「提案・要求」などを表す動詞に続くthat節

  • I suggest that you should stay at the hotel. (そのホテルに滞在することをお勧めする)
  • He insisted that I should come to the meeting.(彼は私がそのミーティングに出ることを要求した)

提案・要求・決定などを表す動詞に続くthat節でも、「should」を用います。使用されるおもな動詞は以下です。

  • advise(忠告する)
  • decide(決定する)
  • demand(要求する)
  • order(命令する)
  • propose(提案する)
  • recommend(勧める)
  • request(要求する)
  • suggest(提案する)

まとめ

今回は、助動詞の応用編ということで、「助動詞を使った過去の表現」や「助動詞を含む慣用表現」、そして「that節でのshould」を学びました。

助動詞の過去形はないので、必ず助動詞のあとに《have+過去分詞》を続けることを守りましょう。

また、慣用表現はこの先長文に何度も出てくるので、ここできちんと暗記をしましょう。

続きは、こちらから。

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