【社会・歴史】日本と中国・朝鮮半島の交流史をおさえよう⑬〜昭和時代・戦後、冷戦編〜
第二次世界大戦終戦前後の世界情勢 1941年に、日本軍がハワイ湾に攻撃し、太平洋戦争が始まります。最初は勝利をおさめていた日本ですが、次第に戦況は悪化していきます。1945年3月には、硫黄島がアメリカ軍の手に落ち、同年…
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第二次世界大戦終戦前後の世界情勢 1941年に、日本軍がハワイ湾に攻撃し、太平洋戦争が始まります。最初は勝利をおさめていた日本ですが、次第に戦況は悪化していきます。1945年3月には、硫黄島がアメリカ軍の手に落ち、同年…
日中戦争から太平洋戦争へ、日本とアジア諸国の動きを見ていきましょう。 1937年から始まった日中戦争が長引くなか、1939年にドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発します。ヒトラー[i]率いるナチスドイツはヨ…
満州事変以降の日本は華北工作を推し進め、日中戦争へと突き進んでいきます。その流れをみていきましょう。 満州事変以後の1933年、日本政府は中国の国民政府との間に日中軍事停戦協定を結びましたが、日本の軍部はさらなる華北工…
日本政府は、豊富な鉱山資源のある満州に目をつけ、植民地政策を推し進めていきました。そのような日本の満州進出についてみていきたいと思います。 日露戦争後 1904年から1905年にかけて起きた日露戦争後、ポーツマス条約が…
日清戦争前後の情勢 日本は、1876年に朝鮮側が不平等である日朝修好条規[i](江華島条約)を結び、列強が朝鮮半島に進出するのを危険視していました。そこに、朝鮮に対し、宗主権[ii]を主張する清と対立し、日清戦争が起きま…
1871年廃藩置県[i]、1873年地租改正[ii]など、明治新政府は新しい天皇中心の中央集権の体制の礎を築きはじめ、富国強兵[iii]のもと近代化も推し進めていきました。更に欧米のアジア進出を阻止するため、朝鮮を日本の…
江戸幕府は、1641年に長崎の出島に商館をうつし、オランダと中国以外の国との外交はしない鎖国体制に入りました。しかし、18世紀に入り世界の情勢が大きく変化し、日本にも列強が接近し始めるようになりました。18世紀の世界情勢…
1543年にポルトガル人が種子島に襲来(鉄砲伝来[i])して以降、西洋諸国が日本を訪れるようになり、南蛮貿易[ii]が始まりました。織田信長[iii]は南蛮貿易を推奨し、跡を継いだ豊臣秀吉[iv]もはじめは推奨していまし…
元の襲来以降の日本と東アジアの貿易について今回は見ていきましょう。 私貿易 鎌倉時代、元と日本間で国同士の正式な交易は行われていませんでした。しかし、平安時代から依然として私貿易は盛んに行われていました。 鎌倉幕府は…
894年に遣唐使を廃止して以降、正式な国同士の国交は行われていませんが、私的な交易は平安時代、鎌倉時代を通して行われていました。今回は鎌倉時代の蒙古襲来についてくわしくみていきます。 モンゴル帝国 東アジアの情勢からみ…