Contents
特徴
まずは、この本の特徴から紹介していこうと思います。
本のレイアウト
最初の数ページでは、
- 本の使い方
- 単語を覚える方法
- 発音記号の説明
が紹介されています。
その後、単語のページが始まります。
単語は、全部で5つのセクションに分けて記載されています。
- 中学校の復習
- 基本の単語
- テーマごと
- 語法ごと
- センター試験用
というような分け方です。
このセクション内でも、中学校の復習と基本の単語、センター試験用の単語においては、単語の品詞ごとに分かれています。また、テーマごとに紹介されているページでは、大きなテーマに加え、それに沿ったより細かいテーマにも分類されています。そして、語法ごとに記載されているページでは、混乱しやすい語法もしっかりと分類分けされてわかりやすくまとめたります。さらに、それぞれのセクションの最後の方に、60熟語も記載されています。
また、セクションごとにそれぞれコラムが載っています。このコラムでは、前置詞に関する基礎知識や、注意する発音等が紹介されています。一番後ろには単語と熟語、それぞれの索引が載っています。この索引は、ページ数で引くのではなく、単語や熟語の番号で引くことができるようになっています。
ページのレイアウト
単語→意味→例文→例文の訳の順で記載されています。
赤字になっているのは
- 意味
- 例文中の単語
- 例文訳中の単語
です。
また、意味のところには、
- 重要な意味の他にある、異なる意味(黒字)
- それぞれの意味として使われる際の品詞名(黒字)
- よく使われる単語の形(青字)
- 派生語(黒字)
のように、ポイントが記載されている単語もあります。
加えて、単語の横には☆マークの数で、センター試験に出やすい単語ものが記されています。
メリット
次に、この本の使いやすい点を紹介していきたいと思います。
音声ファイルの無料ダウンロード+無料アプリ
この本は、音声ファイルが、追加料金なしで無料ダウンロードできます。この音声ファイルは、単語のみを聞くのではなく、例文も録音されているので、合わせて聞くことができます。
また、この本には無料アプリがあります。そのアプリをダウンロードすると、リスニングはもちろん、本に載っている単語クイズ等による全国オンライン対戦をすることができます。他のユーザーと競いながら、単語を覚えることができるのです。
単語の順番
この本では、できるだけ覚えやすくするために、似た意味の単語ごとや、同じ意味・反対の意味ごとにまとめてあります。なので、自分で単語ごとの区別分けをするのではなく、本を進めていくうちに整理することができます。
また、セクションごとに傾向が決められているので、自分に合ったセクションを探して学習することができます。例えば、基礎を固めるのであれば、中学校の復習や基本の単語を集中的に覚えたり、ボキャブラリーを増やすことに重きを置きたいのであれば、テーマごとに覚えてみたりすることが可能です。
単語の意味
英単語には、一つにつき一つの意味しかないものから、多く様々な意味があるものが存在します。なので、どの意味を覚えたらいいのか、混乱してしまう時も少なからずあるのではないでしょうか。
この本では、複数意味が存在する場合でも、頻出される意味や重要な意味を赤字で記載しています。なので、どの意味を優先的に覚えるべきか、というのを明確に把握することができるのです。
大きさ
最後に紹介する使いやすい点は、この本の大きさです。コンパクトで、手に収まるサイズなので、持ち歩くことも簡単です。
なので、お出かけ際や、ちょっとした隙間時間にも勉強することができます。
デメリット
では、次にこの本の使いにくい点を紹介していこうと思います。
熟語
この本には、単語だけでなく、熟語もしっかり記載されています。
しかし、紹介されている熟語のレベルが、単語よりも少し高いものが載っています。
なので、熟語を勉強し始めるという場合には、少し難しいと感じる可能性もあります。
まとめ
最後に、この本の特徴や使いやすい点、使いにくい点を考慮した上で、どのような方に向いているかを紹介したいと思います。この本で紹介されている単語は、中学校で習う単語の復習、そして高校で習う重要な基礎単語です。つまり、中学校・高校の基本が紹介されています。なので、これから英語をもう一度復習したい方、高校の英語の準備や予習、復習を始めたい方にオススメです。さらに、センター試験に出てくる絶対に覚えておきたい単語も多く載っているので、受験や資格試験の勉強を始める方にも向いています。
どの教科を勉強する際も、基礎を固めることはとても重要です。英語も同じように、基本的な単語繰り返し勉強し、土台を作り、完璧にすることで、英語力は向上していきます。こちらの本にある基礎単語をマスターし、英語の基本を作ることで、英語学習スムーズになっていくのではないでしょうか。
次回は、同じターゲットシリーズの1400について紹介していきたいと思います。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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参考
早稲田大学法学部在学。
中学からの留学経験を活かした英語力を元に、初学者が躓くポイントをわかりやすく解説します!