「句」と「節」とはなにか?それぞれの種類と働きをマスターしよう!【詳しい例文付き】

今回は「句」と「節」について詳しく見ていきます。普段英語学習の中で何気なく出てくる「句」や「節」という言葉。きちんと意味を理解していますか?

「句」にもいろんな種類があり、「節」にもいろんな種類があります。それぞれの働きをきちんと理解することでより、これからの英語学習もより捗りますよ!

「句」・「節」とは?

  • 「句」:2つ以上の語のまとまりが1つの品詞と同じ働きをして、その中に【主語+述語動詞】がないもの
  • 「節」2つ以上の語のまとまりが1つの品詞と同じ働きをして、その中に【主語+述語動詞】があるもの

見極めてみよう!

  • I spoke to a girl walking a big dog.
  • I spoke to a girl who was walking a big dog.

上記2つの例文はともに「私は大きな犬を散歩させている」という意味です。赤字部分が異なります。①のwalking a big dogには【主語+述語動詞】がないので「句」になります。②では関係代名詞「who」が主語、「was walking」が述語動詞になるので「節」になります。

節には以下3種類に分けられます。

  • 等位節…and, or, butなどの等位接続詞で結ばれたそれぞれの節
  • 従属節…that, whether, ifなどの従属接続詞や関係詞で導かれる節
  • 主節…文の中の、従属節以外の部分

句の種類

名詞句

  • Getting exercise is good for you.(運動することは体によい)
  • His dream is to become a racing driver.(彼の夢はレーシングドライバーになることだ)
  • I don’t know how to pronounce his name.(私は彼の名前をどう発音すればよいのか分からない)
  • She is interested in going to China.(彼女が中国に行くことに興味がある)

名詞句とは?

文中で名詞と同じ働きをする句のこと。以下のような働きをします。

  • 主語:①のgetting exercise
  • 補語:②のto become a racing driver
  • 他動詞の目的語:③のhow to pronounce his name
  • 前置詞の目的語:④のgoing to China

名詞句はふつう、次のものに導かれる。

  • 動名詞:①のgetting exercise, ④のgoing to China
  • To不定詞:②のto become a racing driver
  • 〈疑問詞+to不定詞〉:③のhow to pronounce his name

形容詞句

He had to cancel his trip to Spain.(彼はスペインへの旅行を断念しなければならなかった)

形容詞句とは?

文中の名詞を修飾する句のこと。上の例文では、to Spainという〈前置詞+名詞〉が直前の名詞his tripを修飾している。このように、形容詞句はふつう、修飾される名詞の直後に置かれる

形容詞句はふつう、次のものに導かれる。

  • 前置詞;状の例文のto Spain
  • To不定詞:We have no time to lose(私たちは無駄にできる時間はありません)
  • 現在分詞:I spoke to a girl walking a big dog.(私は大きな犬を散歩させている少女に話しかけた)
  • 過去分詞:There are CDs players made in China.(これは中国製のCDプレーヤーだ)

副詞句

My father often goes to Singapore.(私の父はよくシンガポールへ行く)

副詞句とは?

名詞以外の語句を修飾する句のこと。副詞句はおもに、動詞、形容詞、副詞や文全体を修飾する。上の英文では、to Singaporeという〈前置詞+名詞〉が動詞goesを修飾している。

副詞句は次のものに導かれることが多い。

  • 前置詞:上の英文のto Singapore
  • To不定詞:She is working hard to buy a car.(彼女は車を買うために一生懸命働いている)
  • 分詞構文:Seen from the plane, this island looks like a ship.(飛行機から見ると、その島は船のように見える)

節の種類

名詞節

  • What he told me was true.(彼が私に言ったことは本当だった)
  • The problem is that we have no money with us today.(問題は今日私たちにお金の持ち合わせがないことだ)
  • I don’t know whether Mike likes Chinese food.(マイクが中国料理が好きかどうか私は知らない)
  • He is proud of what he has accomplished.(彼は自分の成し遂げたことに誇りを持っている)

名詞節とは?

名詞と同じ働きをする節のこと。

名詞節は文の中で次のような働きをする。

  • 主語:①のWhat he told me
  • 補語:②のthat we have no money with us today
  • 他動詞の目的語:③のwhether Mike likes Chinese food
  • 前置詞の目的語:④のwhat he has accomplished

名詞節はふつう、次のものに導かれる。

  • 接続詞のthat:②のthat we have no money with us today
  • 「~かどうか」の意味のwhether とif:③のwhether Mike likes Chinese food
  • 疑問詞:Do you know who broke the vase?(誰がその花瓶を割ったかを知っていますか?)
  • 関係代名詞のwhat:①のWhat he told meや、④のwhat he has accomplished

複合関係代名詞(whoever, whichever, whatever)も名詞節を導くことができる。関係副詞が名詞節を導く場合もある。以下、例文。

She plans to go back to where she was born.(彼女は生まれ故郷に戻るつもりだ)

関係副詞whereが前置詞toの目的語になる名詞節を導いている。

形容詞句

This is the book that sold best last year.(これは昨年もっとも売れたCDだ)

形容詞句とは?

文中の名詞を修飾する節のこと。上の例文では、that sold best last yearという関係詞節が直前の名詞the bookを修飾している。このように形容詞節は修飾される名詞の後に置かれる。

形容詞節はふつう、次のものに導かれる。

  • 関係代名詞:例文のthat sold best last year
  • 関係副詞:I will never forget the day when I first met her.(彼女に初めて会った日を私は決して忘れないだろう)

目的格の関係代名詞が省略されて、みかけの上で〈名詞+節〉の形になることもある。例えば、以下の例文では「I」の前の目的格の関係代名詞が省略されていれて「I met on the street」がthe manを修飾する形容詞節になっている。

副詞節

When he was young, he ran 100 meters in 12 seconds.(若かったころ、彼は100mを12秒で走った)

副詞節とは?

文中の名詞以外の語句(おもに動詞や主節全体)を修飾する節のこと。上の例文では「when he was young」という〈接続詞+節〉が主節he ran 100 meters in 12 secondsを修飾している。副詞節は、おもに次のものに導かれる。

  • 従属接続詞:上の例文のwhen he was young
  • 複合関係詞:whoever calls me, I don’t want to answer the phone.(誰が電話をかけてこようと、私は電話に出たくない)

おわりに

いかがでしたか?「句」と「節」の違いは、〈主語+述語動詞〉があるかどうかの違いだということが理解できたでしょうか?

「名詞句・形容詞句・副詞句」と「名詞節・形容詞節・副詞節」のそれぞれの働きをきちんと理解したうえで、これからの英語学習も引き続き頑張りましょう!

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上智大学総合人間科学部社会学科の片倉優花です。 私は中高をドイツで過ごし、高校はインターナショナルスクールに通っていました。ドイツ語も英語も身につけないといけなくて語学習得に苦労したのですが、その経験を生かして、主に「英語」をみなさんに楽しく分かりやすく習得してもらえるような記事を書いていきます。現在は弓道サークルに所属していて、中高はバスケ部でした。他にも水泳やクラシックバレエなども過去に習っていて、体を動かすことが好きです。趣味は、読書、旅行、写真撮ること、食べることです。ドイツに住んでいた時に、ヨーロッパ中を旅行しました。お気に入りの場所は、イタリアのベネチア、フランスのモンサンミッシェル、トルコのイスタンブール、ドバイです。60ヶ国制覇を目指しています!英語だけでなく、モチベーションや勉強法なども書いていけたらなと思っています。 よろしくお願いします!