国府台女子学院中等部-2019年度算数大問2(3)濃度-過去問解説

問題:12%の食塩水250gと8%の食塩水□gを混ぜて、これに水を20g加えると10%の食塩水が出来ます。

食塩水の問題は水と食塩に分けて考えると非常に見通しがよいです。

まず、12%の食塩水が250gありますから、水は220g、食塩は30gあることになります。

次に8%食塩水の方は、食塩水全体の重さを□gとすると、水が□×0.92g、食塩が□×0.08gと表せます。

よってこれらを混ぜあわせてさらに水を20g加えると、水・食塩・食塩水はそれぞれ

  • 水; \(220+□ \times 0.92+20\)g
  • 食塩; \(30+□ \times 0.08\)g
  • 食塩水全体; \(220+□+20\)g

となります。

また、最終的な食塩水の濃度が10%であるので、

\((220+□+20) \times 0.1=30+□ \times 0.08\)

\((240+□) \times 0.1=30+□ \times 0.08\)

\(24+□ \times 0.1=30+ \times 0.08\)

\(□ \times 0.02 = 6\)

\(□=150\)

となり、食塩水全体の重さは150gとわかります。

答え:□=150

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