【中学受験】国語の入試問題でよく出題されるテーマとは?~説明的文章編

中学受験の国語で出題される文章の種類としては、①説明的文章(説明文・論説文・説明的随筆文)、②文学的文章(物語・小説・文学的随筆文)、③詩、に大別されます。

今回は、説明的文章について、中学受験で出題されやすいテーマについて書いていきます。

説明的文章で扱われやすいテーマとは?

中学入試で出題される説明的文章のテーマは多岐にわたりますが、近年よく扱われるテーマを紹介します。

①現代の社会について

現代の社会について、文化や文明、教育、日本人の考え方や生活の変化などについて論じたり説明する文章がよく出題されています。社会科の出題のリード文にもなるようなものも中にはあります。たとえば、  

  • 現代の人間の行動について、問題点や、昔は見られなかった行動や便利な世の中になったがために変化してきたことなどについて論じる文章
  • 現代の文化を、「食」「住まい」「農業」「伝統」などの視点からどう変化してきたか論じる文章
  • 日本の文化について、外国の文化と比較して論じる文章
  • 日本人のものの考え方について、外国と比較して論じる文章
  • 昔の社会と現代の社会を比較して論じる文章
  • 現代の社会における人間関係について考察する文章

等が挙げられます。これは近年の定番と言えるテーマです。特に多文化社会になりつつある現代において、比較の視点を理解することが求められる文章が出題される傾向にあります。

②「ことば」について

「ことば」について論じる文章も多く出題されます。たとえば、

  • 日本語特有の表現や、日本語そのものの特徴について論じる文章
  • 言語・コミュニケーションのあり方について論じる文章
  • 昔から現代にかけての言葉の変化について論じる文章
  • 文学論
  • 手紙形式の文章
  • 読書について論じる文章

等が挙げられます。現代人は語彙力が貧困だと言われて久しいですが、「ことば」そのものや表現方法について考えさせる文章が多く出題されます。

③人間と自然のかかわり方について

人間と自然のかかわり方について論じる文章。たとえば、

  • 環境問題(森林破壊、大気汚染、全世界で起こっている環境問題、環境保護の取り組みなど)について論じる文章
  • 生態系の変化について論じる文章
  • 自然に対する人間の接し方を論じる文章
  • 動物や植物と人間との共存関係や、動物・植物そのものの特徴について論じる文章
  • 人間のからだのはたらきについて論じる文章

等が挙げられます。理科に通じる文章も多く、背景知識があると読みやすいものも多いですが、専門用語を使い分けて論じている文章も多いので、難解なものも多いです。

④人生について

人生とは何なのか、について論じる文章。たとえば、

  • 哲学について論じる文章
  • 社会の中で生きる個人、グループについて論じる文章
  • 家庭や家族のあり方、核家族問題などについて論じる文章
  • 古来からの日本人の心とは何か、を論じる文章
  • 学生時代の意義について論じる文章
  • 日本人の仕事に対するかかわり方について論じる文章

等が挙げられます。かなり抽象的な文章も多く出題され、筆者の意見が色濃く出るテーマでもあります。

終わりに

ここに挙げたのはあくまで一例です。ほかにも様々なテーマの文章が出題されることを忘れないでください。よく、誰が書いた文章を読めばいいのか、という質問を受けますが、よく引用される筆者の文章ばかり読んでいるとその考え方に引きずられる可能性もあります。あくまで筆者の意見を中心に論じられているのですから、偏りなく様々な説明的文章に普段の学習で取り組んでみてください。

 

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