【中学受験】ゴールデンウィーク中の学習計画と押さえておくべきこと

春期講習が終わったと思ったらまもなくやってくるゴールデンウィーク。中学受験を目指す皆さん、特に受験学年の6年生の皆さんは、模試も始まり、いよいよ本格的な受験勉強に取り組んでいらっしゃることでしょう。

受験生として、ゴールデンウィークをどう過ごすか、何をやるべきか、ということは非常に重要なことです。ある程度まとまった学習時間がとれる大切な時期ですから、新学年になってこれまでの学習の内容を見直し、ゴールデンウィーク後から夏休みまでを見据えて、しっかりと学習計画を立てて勉強を進めることが大切です。

ゴールデンウィークを過ぎると、あとは夏休みまで、まとまった学習時間をとる機会はありません。だからこそ、集中して自分に必要な勉強をすることができる大切な時期だということを意識していただき、学習に取り組んでいただきたい時期です。短い期間だと思われるかもしれませんが、この時期をどううまく使って学習するかによって、限られた時間で実力を伸ばすことができるかどうか、差がついてきます。

今回は、受験学年を中心に、ゴールデンウィーク中の学習をどのように進めるべきか、押さえておきたいポイントについて書いていきたいと思います。

何よりも大切なのは、いまの自分の実力とやるべきことを把握すること

現在の学年によって受験までの期間は違いますし、カリキュラムがどこまで進んでいるかについても学年によって異なります。ですが、どの学年であっても共通して言えることは、「いま、自分ができていることとできていないことをしっかり整理する」ことを念頭に置いて学習する必要がある、ということです。

「いま、自分ができていること」「できていないこと」は、お子さん一人ひとりで異なります。「できていること」は今後のカリキュラムで出てくるたびに確認していくことによってさらに実力をつけることができますが、問題は「できていないこと」、つまりこれまでの学習の中で苦手意識を持ってしまったり、抜け穴になっているところはどこなのか、ということをしっかりつかむことができるかどうかです。これまでの受験勉強の中で理解しきれず、積み残してしまったり、理解があいまいになってしまっているところがどこなのか、を確認することが必要です。

ゴールデンウィーク中、お通いの塾によってはゴールデンウィーク特訓授業を行い、入試問題を解いたりする時間をとるところもあります。順調にカリキュラムをこなしてこられた方はぜひ挑戦してみるとよいと思いますが、時間的な拘束という観点からいうと、優先順位が高いのは、新しいことに手をつけることよりも、これまでに積み残した、抜け穴となっているところをしっかり埋めていくことです。抜け穴となっているところは一人ひとり違うのですから、ほかの生徒さんに無理に合わせる必要はありません。落ち着いて、自分の弱点をしっかり補強することに目を向けてみましょう。

今の実力の目安をはかるためにやるべきこと

そうはいっても、特に6年生は、すでに中学受験に向けたカリキュラムを一部を残してほぼ終えているはずです。その範囲、解いてきた問題の量や身につけてきた(はずの)知識の量は膨大です。ただやみくもに、「あ、これがわかっていない」と一つ見つけてはやってみる、というやり方では、結局抜け穴となっている部分を見つけることも中途半端に終わってしまい、時間だけが過ぎてしまいます。

そこで、意識していただきたいのは、ゴールデンウィークが終わるまでに、受験の基礎、定番問題と言われるものの理解度を確認することです。全ての範囲をゴールデンウィーク中に解き直して理解度をはかるというのは時間的にも無理ですから、これまでに受けた模試やテストの問題などを使って、基礎的内容の理解が不十分なところをまず洗い出しましょう。

受験の基礎的内容とは?

その際に、以下のようなことができているかどうか、という視点から、理解度をはかることをオススメします。たとえば、このようなことです。

  • 計算を正確に、スピード感を持って解くことができているか(計算問題に限らず、文章題などの計算も含みます)
  • 特殊算や図形問題などの受験定番問題を解くことができているか
  • 漢字やことばなど、国語の知識問題は確実に得点できているか。よく間違えるもの、知らないものはどのようなものか
  • 国語の長文読解問題の問題文の内容を正確に読みとることができているか
  • 記述問題では、設問で聞かれていることに対応して、起承転結の構成が整った文章を書くことができるか、減点されるのはどのような部分か
  • 理科、社会の知識問題を正確に解くことができているか。使用しているテキストに出てきている内容を理解できているか、人にわかりやすく説明できるか
  • 理科の計算問題はどの程度解けているか、苦手な種類の計算はどの分野のどの単元か
  • 社会の知識について、漢字で正確に書くことができているか、記述問題に必要な知識を理解できているか
  • 時事問題について興味をもちながら学習できているか、ニュースや新聞で話題になっていることを知っているか

細かく挙げていけばきりがないのですが、以上に挙げたような内容は、受験学年のお子さんの実力がいま、どのレベルまで到達しているかを確認するものさしとなります。まずはどの程度までできているか確認しましょう。

抜け穴を見つけることこそ最も大事

苦手としている分野は各教科によってさまざまだと思いますが、教科ごとに間違えがちなところをピックアップするところから始めましょう。整理しきれないと感じた場合は、お通いの塾の先生に、苦手な分野を前もって聞いておくとよいでしょう。ただし、集団塾の場合、かなり広い分野を指摘されることが多いと思います。

たとえば、「算数の図形の問題が苦手ですね」と言われたらどうでしょう?図形にも平面図形、立体図形があり、範囲は非常に広いです。その中で、どのようなタイプの問題が苦手なのか、手を動かして解こうとしないのか、それとも最後の計算で間違えてしまうのか、そもそも公式自体を理解できていないのか、単に「苦手」と言われただけでは、どこから手をつけていいかわからなくなってしまいます。

そのような場合には、この時期だけでも、個別塾あるいは家庭教師をうまく活用して、苦手分野のピックアップと対処法を教えてもらうということをオススメします。1対1の個別指導では、集団塾と異なり、お子さんの「問題の解き方」をつきっきりで見てもらうことができます。どこまでわかっていて、どこで手が止まってしまうのか、問題の解き方の「クセ」を指摘してもらうことは、これからさらに本格的になってくる受験勉強のために一度試してみる価値のある方法です。

もし、親御さん、お子さんともに「どこがわからないのかわからない」状態だとお感じになった場合は、早いうちにプロの目で抜け穴を見つけてもらうことも大切です。ギリギリになってから個別に頼ろうとされる方が非常に多いのですが、そのときにはさらにやらなければならないことがプラスされていて、効果が得られないこともよくあります。うまく活用するなら、早いうちに手を打つ決断も必要です。

受験定番問題と模試の復習をしっかり行おう

いま、できていること、できていないことがわかったら、その部分をゴールデンウィークの間にできる限りしっかり補強しましょう。ただし、その際には注意が必要です。

どうしても、「ここがわかっていない、できていない」と思うと、「今までの教材では理解できなかったのだから新しいもので一からやり直そう」と思ってしまいがちです。ですが、これまでにできなかったものが、問題集を新しくしたからといって突然できるようになるわけではありません。

むやみに手を広げるのではなく、これまで使用してきたテキストや模試の問題を使って、その中の「できなかった1題」をまずは題材として、もう一度解き直してみましょう。そして、その問題の「どこまでができていて、どこからができていないのか」をまず見極めましょう

いわば、自分の実力の「分岐点」を見つけるのです。それができれば、同じような問題の同じようなところで間違った方向に自分を誘導してしまっていることがわかってきます。

そのような問題を解く際には、1問にあまり多くの時間をかけすぎないことにも注意しましょう。もちろん、一から自分の頭で試行錯誤し、正解にたどり着くというプロセスは大切です。ですが、「できない分岐点」のところをいくら時間をかけて考えても、一度でスムーズに解けるようになるとは限りません。大切なのは、その問題が解けるようになることではなく、その問題をヒントとして、同様の問題が出たときに、どのような解法を使うと解けるのか、という解答までのプロセスを身につけることです。

解いていて、途中で解法がわからなくなってつまずいてしまったら、時間をある程度決めて考えてみて、それでも解法が浮かんでこなければ解説を読み、最初には浮かんでこなかった解法を使って再度解いてみる練習を積む方が効率的です。ただし、すぐに解答を見て数字合わせをして〇をつけて終わり、というような解き方だけはしないでください。ほかの問題にも応用できるような解法を身につけるのが目的だということを忘れないようにしましょう。

「抜け穴」を埋めていき、今後回すべき分野・単元を絞り込む

ゴールデンウィークが終わるまでに、以上のような抜け穴となっている分野や単元をできるだけ潰していきましょう。そうすると、残りの抜け穴が減っていきます。その残りの部分については、その後夏休みまでの間の通常授業の合間に一つずつ潰していく、というような計画で進めていくとよいでしょう。

一度にすべての抜け穴を埋めることは容易なことではありませんし、時間もかかります。ですが、ゴールデンウィークにある程度集中していくつか潰すことができれば、抜け穴は確実に減っていきます。そうすると、模試やテストのタイミングで再度見直しが必要な抜け穴部分が少なくなってくるので、それを何度も回していくことによって、苦手部分全体を克服することができるようになります。

理解のあいまいな解法や知識、公式や文章の読み方などについては、ぜひゴールデンウィークから手をつけて確認し、少しでも解決していくようにしましょう。

模試の復習を兼ねて苦手問題を集めたノートを作ってみる

苦手分野の克服のためには、新しいものに手を広げすぎる必要はないということを先ほども述べましたが、題材として使うのは、通常テキストやこれまでに受けた模試で十分です。まずはそれらを徹底して解き直し、理解を深めて潰していくことから始めましょう。これから嫌でも新しい問題を大量に解いていくことになります。そのような進出問題を正解するためには、確かに問題を解く量も大切になってきますが、今の段階では、「解法」「考え方」といった受験に必要な基礎を徹底することが最も大切です。

特に模試は、通常テキストとは少し違う形での出題がなされるので、そのときは全く知らない問題に見えても、あとから解説を読むと「知っている知識や解法」で十分対応できた、というものが実は非常に多いのです。なぜ解けなかったかというと、必要な知識や解法を「知ってはいるけれど、使いこなせるまでにはなっていなかった」からです。

このような問題は、今後夏休みにかけての学習においてもとても大事なものです。入試で点数をとるためには、知識や解法を知っているだけでは足りません。実際に問題を解くときに、「これを使えば解ける」ことに気づかなければならないのです。ですから、模試やテストを受けたら、受けっぱなしにせず、解き直し、時間を置いての復習をしっかりやり遂げるようにしましょう。その際には、このような問題を間違えたことを責めるのではなく、「これができるようになれば一歩志望校に近づく」と励ましてあげてください。

そして、間違えた問題は見たくないかもしれないですが、それはお子さんの力を伸ばす「宝物」であることを忘れないでください。それを解き直して終わりにするのではなく、できればこの時期から間違えた問題を集めたノートを作り、それを繰り返して解法まで理解できるようにしていきましょう。自分だけの間違いノートを作るのです。問題を手で書き写す必要はありません。コピーをノートの半分に貼るだけで十分です。そしてノートのもう半分にもう一度問題を解いていきます。また間違えるかもしれません。そうしたら、解法や忘れていた公式や知識を赤字などで書き込んでいきましょう。

今後模試は全範囲から出題されますから、模試の前にもう一度解けなかった問題を解き直して理解度を確認していきましょう。そのうちにできる問題が増えてきますから、そういったものは印をつけて外していくようにすれば、模試のたびに回すべき問題がだんだん減ってきます。そして、模試のたびに同じように解けなかった問題を集めていきましょう。模試を受けるほど、どんどん解けない問題が増えていくように思えるかもしれませんが、それを確実に理解していくことによって、だんだん解けない問題、全く手の付けられない問題は減っていきます。

最終的に残った問題は、自分の志望校対策に必要かどうか仕分けし、短いサイクルで何度も回していくようにすれば、理解が深まっていきます。ノートに問題を貼るのは結構な手間になるので、できれば親御さんが手伝ってあげてください。このようなノートを作って、自分がやらなければならないことが目に見える形になると、受験に対する漠然として不安感も減っていきますのでオススメです。

過去問にもトライしてみる

塾のゴールデンウィーク特訓では過去問を扱うところが多いと思いますが、必ずしも自分の志望校の過去問とは限りません。塾によってはすでに過去問演習を通常授業で扱っているところもあるかもしれませんが、それも同じです。ぜひ、ゴールデンウィーク中に、志望校の過去問、または志望校と同レベルの問題を解いてみましょう。

今の時期ですから、合格最低点に届くことは難しいと思います。ですが、この時期に少し志望校の問題に触れるということは、「いまの自分の実力と志望校との距離をはかる」というメリットがあります。本格的な志望校対策はまだ先ですから、何年分も解く必要はありません。受験定番問題がしっかり解けるようになってからでないと、得点がとれずにモチベーションが下がってしまいます。

あくまで、志望校に向けてどのような学習を進めていったらよいのかを体感し、「こことによって、モチベーションを上げ、受験生としての自覚を促すために行う練習です。点数がとれずに親子で「入試ではこういう形式で出題されるのか」「もう少しでこの問題は正解できた」など、志望校のレベルや問題の傾向を実感することが大切です。点数がとれずショックを受けることもあるかもしれませんが、これからの受験勉強の目標を改めて自覚するきっかけになるでしょう。

ゴールデンウィーク後の学習計画を練り直すきっかけをつかもう

ゴールデンウィーク中に押さえておくべきことについてまとめてきましたが、ゴールデンウィーク後はさらに本格的な受験勉強が、さらにスピードアップして進んでいきます。ゴールデンウィークに取り組んだ学習の効果を上げるためにも、この期間に行った学習について、親子でしっかり意思の疎通を図っておきましょう。

お通いの塾の、ゴールデンウィーク特訓に参加されたのであれば、親御さんからお子さんに、「苦手分野が克服できたという手ごたえがあったか」をストレートに聞いてみてください。おそらく、お子さんは「できた」と言うと思いますが、実際に克服できたかどうかは、よく間違そうな問題を1問解かせてみればわかります。しっかり正解し、解法の説明までできるようになっていれば、その分野を克服できた、という自信がつくでしょう。

ですが、もしできなかったとしても、お子さんを責めるようなことはしないようにしてください。「なぜできなかったか」ということを親子で話し合い、お子さん自身の頭でよく考え、次の学習につなげるようにすることが大切です。やらなければならないことはたくさんありますから、すべて克服できなくても当然です。少しずつ克服していって、入試当日、しっかり合格点が取れるように学習を進めていけばいいのですから、受験に対するお子さん自身のギアを上げるために、励ましてあげてください。

なぜ親子でゴールデンウィークの学習について親子で意思の疎通をはかることが大切かというと、その期間にできるようになったこと、まだ克服できていないことを確認することによって、今後の学習計画や、夏期講習の講座の取捨選択など、見直すべき点が多くあるからです。克服できた苦手分野の数が多ければ多いほど、一歩進んだレベルで夏期講習で問題演習を積むことができますし、それに向けて少々ペースアップした学習計画を立てることができます。

逆に、問題はたくさん解いてきたけれど、復習までは時間が取れず、結果としてやはりかなりの苦手分野を積み残しているならば、ひたすら新しい問題に手を広げるよりも、まず夏休みまでに抜け穴になっている部分をどう克服するのがよいのか、日々の学習時間の中に、苦手分野克服のための時間をどう組み込んでいくかという学習計画を立てる必要があります。

そして、苦手分野は全体でとのくらいあるのかも洗い出し、夏期講習までの学習時間を、新出の問題演習とすでにわかっている苦手分野の克服にどのように配分するかも考えなければなりません。学習に使える時間には限りがあるからです。もし苦手分野が深刻な状況であるならば、夏期講習の講座のとり方も考え、どの講座を受講するか取捨選択して、自分がやらなければならない勉強をするか、ということも考える必要があります。

夏期講習は集団授業ですが、そのころまでには受験生一人ひとりによって、苦手な教科や分野、単元、知識といったものが大きく異なってきています。自分が得意とするところにほかの受験生と同じ時間をかけ、自分が克服しなければならない、時間をかけなければならないところにあまり時間をかけられないようでは、夏期講習を実のあるものにすることができないので、「自分の勉強」をする時間を確保することを第一に考えなければならないということも言えるでしょう。

ゴールデンウィークの学習を通して、お子さんの学力レベルを再度確認し、志望校とお子さんの学力の間にどのくらいの距離にあるのかをはかり、今後の学習計画に無駄がないか、あるいは無理がないかという点を重視して受験勉強を進めていくきっかけをつかんでいただきたいと思います。

今後、夏休みまでは受験の基礎定着を中心に学習を

ゴールデンウィークも終わり、塾の通常のカリキュラムに戻ったら、まずはそれに確実についていくようにしましょう。教科によっては、夏休み前まで新出単元が残っている場合があります。「受験に必要な基礎」をどこまで理解できているかどうかのチェックを毎週、確実に行っていきましょう。

塾のカリキュラムについていくのと同時に、家庭学習の際には、苦手分野の克服と基礎中心の学習時間をしっかり確保するように注意してください。先の話にはなりますが、塾の夏期講習はまず「総復習」という形ですべての分野の一斉問題演習を行います。すでに受験カリキュラムの全範囲が終了しているため、そのペースは速く、量もかなり多くなります。

また、さらにレベルアップした難問や、入試問題にも取り組み始めますので、基礎がしっかり身についていないと、最初のうちについていけなくなります。夏期講習で総復習する機会があるから基礎が抜けていてもなんとかなる、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、秋以降本格的に始まる志望校対策を効果的なものにするためには、受験に必要な基礎力を底上げしておくことが何より重要です。したがって、まだ基礎に不安があるならば、その克服を第一に考えるべきでしょう。

「総復習」ということばに安心してしまうのは禁物です。その中には、お子さんが得意とする分野、苦手とする分野に関わらず全範囲が含まれているので、受験生は一人ひとり、自分はどこを重点的に学習するべきなのか、何に時間をかけて学習するべきなのか、それをしっかり考えたうえで取り組むのでなければ、ただ全体を薄く広くさらうだけで終わってしまいます。夏期講習での学習を充実させるためにも、ゴールデンウィーク後、夏休みまではぜひ受験定番の基礎の理解と演習を大切にしてください。

まとめ

ゴールデンウィークが明けると、学習カリキュラムもいよいよ本格的に受験モードに入っていきます。集団塾のカリキュラムは当然、全員に対してそのようなカリキュラムを課しています。受験生一人ひとりの実力とかなりの距離があったとしても、入試レベルの文章題や応用問題を中心とした問題演習が重視されますし、その演習量やテスト、模試の数も増えてきます。

ですから、ゴールデンウィークから夏休みまでが苦手克服や復習にじっくり取り組める大切なチャンスと言えます。まだ十分受験までには時間がありますが、それを言い訳にすることなく、この時期を大切なものととらえてください。

6年生ともなればさすがにあまりないでしょうが、ゴールデンウィーク中は、旅行など、家族で過ごすことを重視されるご家庭もあるでしょう。また、塾によってはこの時期を休みにするところもあれば、特訓を実施する塾もあります。連休だから少し休みたい、というお子さんもいらっしゃるでしょうし、連休でも勉強を休みたくない、と燃え続けるお子さんもいらっしゃいます。

どれがよくてどれがダメ、ということはありません。ご家庭によって、塾によって、お子さんの個性によって、過ごし方には様々な考えがあってよいと思います。ただし、受験生たるもの、全く勉強から離れてしまうことは、カンを取り戻すのに時間がかかることにもなりかねませんから、やめておいた方が良いでしょう。

いずれにしても、ご家族でよく話し合って、お子さんに合った学習計画を立てることをオススメします。主導権を握るのは塾ではなく親御さんになるでしょう。そのためには、普段からお子さんの学習のやり方を親御さんがしっかり把握しておく必要があります。小学校6年生ともなれば、かなり精神年齢の高いお子さんもいらっしゃいますが、それでも自分で塾の勉強と自分自身の勉強を仕分け、計画をしっかり立ててやり切ることは難しいものです。

そして、学習計画を立てて勉強を進めるのはゴールデンウィークで終わりではありません。これから先、入試までずっと見直し、改善しながらご家庭で学習計画を立てていくことが受験を成功させることができるかどうかのカギになります。迷ったときは塾の先生など第三者に意見を求めることも必要ですが、一般論で終わってしまうことがよくあります。お子さん一人ひとりによってより良い学習計画、学習方法があります。ぜひ、ご家庭の中でもよく話し合って方針を決めながら、学習を進めていっていただきたいと思います。

<関連記事>

【中学受験】苦手科目や分野の克服には戦略が必要!

【中学受験】効率よく学習するために、スケジュールの共有・見える化は大事!

GWの学習を活かすために心がけたいこと

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です