日本有数の伝統的男子校「慶應義塾高校」!自由な学風で知られる高校、通称「塾高」の特徴など

慶應義塾高等学校は、福沢諭吉によって創立された日本有数の男子校です。通称塾高と呼ばれる慶應義塾高等学校は1948年創設された慶應義塾第一高校・第二高校が翌年に統合して現在の形となりましたが、元を辿るとその歴史は明治31年まで遡る伝統的な高校です。創立以来、「独立自尊」など創設者・福沢諭吉の理念が受け継がれ、将来「全社会の先導者」となる人材の育成を目指す教育の場となっています。全校生徒の数は約2,200人、各学年18学級であり、自由な雰囲気と個性豊かな人材育成が特徴的です。

〔福沢諭吉〕
©パブリック・ドメイン

施設

日吉駅(東急東横線/東急目黒線/横浜市営地下鉄グリーンライン)から徒歩5分。

〔慶應義塾高等学校校舎〕
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キャンパスは日吉駅からすぐの場所にある慶應義塾大学日吉キャンパス内に位置するため、立地はかなり良いと言える。校舎そのものはあまり綺麗ではないが、伝統校ならではの歴史を感じられる。また、学食の設置、豊富な蔵書数を誇る図書館の他、体育館もグラウンドも3か所ずつあるなど、全体的に施設や設備が揃っていて敷地もかなり広いのが特徴。

学費

入学金 340,000円
授業料 740,000円
施設設備費 130,000円
教材費 4,120円
保護者会費 130,000円
生徒会費 8,000円
1,235,120円(年額)

※奨学金制度あり

  • 塾内奨学金
    「小泉信三奨学金」給付、「2000年記念教育基金奨学金」給付、「同窓会自宅外通学者奨学金」給付
  • 塾外奨学金(計9種類)

入試情報(一般入試)

  • 募集人数:約330名(帰国生含む)
  • 試験科目:
    • 一次試験 国語、英語、数学(各60分・100点)
    • 二次試験 面接
  • 試験日程:一次試験 2月10日/二次試験 2月13日(2019年度)

慶應義塾高校は慶應普通部や中等部からの内部進学者も多いが、入学後の一年次には各クラスの内部進学者と外部入学者の比率が一定となるように調整される。

学校生活

  • 授業など
    慶應義塾高校は二期制をとっており、定期試験は5月と11月に行われる。クラスは18クラスに分かれ、各クラスは約40名。制服はあるがこれといった厳しい校則は無く、かなり自由が許されているという。学業に関しては補習などは無く、きちんと取り組まない場合は留年となったり、高校での成績が大学進学後の学部を左右するシステムとなっている。
    付属大学が有るということもあり、高校の時点で文系・理系に完全に分けるというよりかは、各々の興味に従って選択科目を履修するような制度を採っているため、自分の関心に沿った内容が学べたり自分の特性を活かせる学習が可能な場となっている。また、大学との併設という特性を活かした高大一貫講座の開講や、大学図書館の利用が許可されているという利点がある。
  • 学校行事
     高校の大きなイベントは球技大会選択旅行運動会日吉祭などである。生徒の雰囲気としてはイベントに対してそこまで熱狂的なわけではないが、日吉祭や球技大会では盛り上がりを見せるという。
  • 国際プログラム
     交換留学やその他の教育プログラムが用意されており、高校を挙げて国際交流に力を注いでいる。例えば、「ザ・ボールズ・スクール」や「セント・ジョン・ボスコ・ハイスクール」、「キングスカレッジ」、「ユネスコ」などの国際交流プログラムでは短期長期問わず、幅広い学習が期待できる。
  • 部活動
    30の文化団体連盟(ギター・アンサンブル、吹奏楽部など)と44の体育団体連盟(アメフト部、応援指導部、ヨット部など)がある。生徒数も多く、大規模高校なだけあって非常に多種多様なクラブ活動が行われており、全校生徒の90%以上がクラブ活動に参加し、インターハイや国体などで活躍している。非常に熱心かつ活発なクラブも少なくなく、コーチや監督をOBが務め、熱心な指導をしている部活もある。受験に追われずに部活に取り組むことができ、縦のつながりを有効活用する部活動の在り方は慶應ならではである。
    さらに、野球部やバスケットボール部などの一般的な高校の部活だけでなく、自動車部や馬術部、航空部などの珍しいクラブが多くあるほか、一部の文科系クラブでは慶應女子高と協同で部活動が行われることもある。大規模で設備の充実した塾高ならではのクラブ活動を通じて様々な体験が期待できる。

進学情報

慶應義塾高校では、9割以上の卒業生がエスカレーター式で慶應義塾大学に進学する。中でも進学者数の多い学部は経済学部法学部であるが、本人の希望した学部への進学か可能かどうかは高校での成績が判断材料となる。

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参考