【大学受験生必見】東大生がオススメする過去問の使い方(使い始める時期編)

こんにちは!わいあーるです。

受験生にとって過去問演習というのは欠かせないものですが、過去問は塾や予備校、学校の授業などで扱われるものではなく、自分で解いて採点をして復習をして…というように自発的に行わなければならないものです。

そのため、多くの受験生が「過去問ってどうやってやればいいんですか?」とか「いつから始めるべきですか?」という疑問を持ちます。

今回の記事では、過去問を具体的にどうやってやればいいのか?復習は?時期は?といった受験生の疑問を解決していきます。

僕がやっているTwitterに寄せられた質問をもとにして書いているため、みなさんの実情に合った内容が書けるかと思います。

過去問を始める時期

僕はTwitter で一年中質問を募集しては暇なときに答えていますが、過去問関係の質問で最も多く寄せられるのが「いつから始めればいいのか?」ということです。

正直これはけっこうコメントが難しい質問だったりします。

というのも、僕は「実力をしっかり固めてから実戦に移る」というスタンスを取っていて、授業の復習や普通の問題集で基礎的な力をつけてから、最後の仕上げとして過去問をやっていました。

しかし、他の多くの人、こと受験関係のアドバイスをしている人の多くは「夏休みなどの早いうちに一度過去問は解いておいて、自分の大学の問題がどんな感じなのかをつかんで今後の勉強に指針にすべきだ」という趣旨の発言をしているからです。

盲目にマジョリティに従うわけではありませんが、多くの人が発言している事柄は、そう考える人が多い、すなわち何らかの理由で優れている可能性が高いわけで、どこか参考にすべき点がありそうなわけです。

僕は「そんなまだ実力が固まってもなくろくに問題が解けるわけでもない時期に過去問なんかやっても、その大学の傾向とか問題の性質とかを読み取れないと思いません?」と遠慮なく言いたいのですが、実際に自分がそういう早い時期に過去問に手をつけて意味がないと思った経験があるわけではないので・・・。

まあ何が言いたいかというと「とりあえず早い時期に過去問を解いてみて、成果がなければ後回しにしよう」というどっちつかずの回答をせざるを得ない、ということです。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからは僕の立場、すなわち、実力が完成してから過去問に手を付け始めるスタイルに焦点を置いて書いていきます。

このスタイルの場合、過去問を始める時期が入試の直前であるため、タイミングに繊細にならざるを得ません。

自分の実力を見極めてスムーズに日々の勉強を過去問演習に接続できればいいのですが、そういう自己分析ってなかなか難しく具体的な方法がないため、ここでは僕がいつ過去問演習を始めていたのかを書いておきます。

僕は2次試験の数学とセンター国語が苦手で点数が良くなかったので、その2つは他より早めに対策を始めました。

センター国語は11月の東大模試が終わってから、つまり11月の中盤くらいに始め(ついでに地理も解き始めました)、2次試験の数学は12月の頭らへんから1年分ずつちょっとずつ解きましたね。

他の教科についてですが、センター試験の科目(数学・理科)は年明けから一気に過去問を解いて、英語には一切手を付けず、2次試験の科目(国語・理科・英語)はセンター終わりから一気に解き始めました。

けっこうギリギリから始めたことがわかります。実際ギリギリすぎて、今年はこのくらいやろうとビジョンを立てていた量の半分くらいしか終わりませんでした。

自分がサボることも考えて、もう少し計画的に開始時期を見定めてもいい気がします。

最後に

ここまで、過去問の開始時期について書いてきました。

まとめると、とりあえず夏休みくらいにやってみて、もし効果が感じられなければ、自分の実力が固まってきたと思ったころに始めるのがいいでしょう。

実力の完成時期ってそんなに簡単にわからないので、過去問を実力試しの素材に使ってみるのもいいと思います。

では今回はこのへんで!後編では具体的にどのようにやったらいいのかを書いていきます!

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駿台予備学校お茶の水3号館東大理系演習コースでの1年の浪人生活を経て、2019年に東京大学理科一類に入学。浪人中に書いていたAmebaブログ「東大理1を目指す浪人生の物語」は、その悲喜こもごもの浪人生活を絶妙な筆致でつづることにより、東大受験生ブログランキングで半年以上に渡って1位を獲得するのみならず、Amebaブログの高校生・浪人生ジャンルでも長きに渡って頂点に立ち続けた。地方の非進学校出身で、都心の名だたる有名校との格差を感じながらも工夫をして成績を伸ばした姿が共感を生み、いまも受験を控える高校生・浪人生から支持を得ている。東大進学後も「とある東大生の脳内をのぞく」と銘打ったブログを開設し、Twitterで受験生の質問に親身に答え続けるなど、精力的に活動している。