家で勉強するのが得意ではない、という人は多いかもしれません。
しかし、受験生にとっては新型コロナウイルスやインフルエンザに罹らないことはとても重要です。
なるべく家から出ずに集中して勉強する、ということがこれからの時代は求められるのかもしれません。
そこで、家で少しでも集中するためにできる工夫をご紹介します。
家で勉強に集中する工夫
視界を遮る
スマートフォンや漫画、テレビやベッド。
視界に入ると誘惑になるものは部屋の中にたくさん存在します。とりあえず、それらが視界に入らないようにしてみませんか?
家にあるダンボールで囲いを作るだけでも良いですし、市販のデスクパーテーションを買っても良いでしょう。
プリントなどを挟んで使うことのできるものも販売されています。その日やるべきことを書き出して貼ってみるなど、色々と工夫して使えそうです。
勉強をする時には本当に必要なもの以外は手元に置かない、は大原則。
机に色々と物を置いている人も、勉強中の視界に入るところからは避けるか遮るかするようにしましょう。
特に気になりがちなスマートフォンは、必要な時以外は別の部屋に置く!とルールを決めるのも良いですね。
姿勢を良くする
在宅での勉強や仕事の時間が長くなると悩まされるのが腰痛や肩こり…。家にある椅子や机が身体に合っていないと、長時間の勉強は苦痛になってしまいます。
座り心地が悪ければ集中できないのは当然。環境を整えることも大切です。
- スタンド
スマートフォンやタブレットで動画を見て学習することが多いのであれば、スタンドはあると便利でしょう。
下をむきすぎない方が、首にも負担がかかりません。
簡単なものであれば500円もせず購入することができます(スマホタブレットスタンド)。100円ショップにも売っているようです。 - クッション
姿勢が悪い自覚があるのならば、姿勢を矯正してくれるクッションはいかがでしょうか。集中している時に姿勢を意識するのは難しいこと。
自然と正しい姿勢をキープできるクッションを使うことで、意識せずとも身体をケアすることができます。受験生は運動不足にもなりがちです。それまで運動を多くしていた人はほど、座りすぎで身体が痛くなってしまうことがあるので気をつけましょう。
値段は少々張りますが、何にせよ身体は資本。腰痛は一度発症すると再発しがちですので、学生のうちから気をつけましょう…。
また、勉強する時とそうでない時のクッションを変えることで、メリハリをつけやすくなる効果も期待できます。
まとめ
家でどれだけ勉強をできるかが、今年の受験生の明暗を分けるといっても過言ではありません。
しかし、自宅は学校や塾・予備校の自習室のように「勉強だけ」に特化した場所ではありません。
勉強をしやすい環境を整えるにも限界はありますが、勉強をする時とリラックスをする時の視界や座り方を分けることで、少しでもスイッチを入れやすいように工夫をしていくと良いでしょう。
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参考
1995年生まれ。東京都出身。
中高一貫の女子校出身で、高校時代は部活動で部長を務める他、学外で学生団体を立ち上げるなど活動。活動歴を活かせるかもしれないと、高校2年生からAO入試を視野に入れる。同時に、一般入試では早稲田大学を目指して勉学に励む。受験期の国語の偏差値は70以上で、センター模試では現代文・古文は常に満点。AO入試で慶應義塾大学総合政策学部に入学後は、研究会活動のほか、大学受験予備校や書店でのアルバイトに励む。専門分野はジェンダー学、倫理学(主にケアの倫理)、労働法。大学卒業後はコンサルティングファームなどを経て独立し、現在は予備校講師やライター、個人コンサルタントとして活動中。書店と映画館と美術館と歌舞伎座をこよなく愛し、芸術文化全般に関心を持っている。