英単語の学習って、地味でコツコツ毎日頑張らないといけなくて面倒って思う方が多いのではないでしょうか？実は英単語を覚えるにはコツがあるんです。
私はドイツのインターナショナルスクールに通っていた時に、なかなか英単語を覚えられず苦労しましたが、ある方法のおかげで飛躍的に英単語を覚えるころができたので、楽しみながら簡単に覚えられる方法をご紹介します！
Contents
英単語を制する者は英語を制する
なぜ英単語を覚えないといけないのでしょうか？
高校受験、大学受験、その後社会に出て英語を使うときに、いかに英単語を覚えているかどうかで、あなたの英語人生が大きく変わります。
知らない英単語ばかりだと、長文も読めないし、相手が言っていることも分からず、英語嫌いまっしぐらになってしまうのです。
中学生のうちに知っている英単語を少しでも増やしておくことが重要になります。「英単語を覚えるのなんて後回しでいいや！さきに文法を完璧にしよう！」と思う方もいるかもしれません。
確かに文法も大切ですが、英単語を後回しにすると後々大変になります。英単語を覚えたつもりでも、私たちの脳は時間が進むにすれ、記憶は忘れられていきます。
「人間の脳は復習しないと忘れるようにできている」とドイツ心理学者のヘルマン・エビングハウスが証明しているのです。
つまり、大切なのは「反復練習」です！英単語は1日で覚えられるものではありません。繰り返し学習するということが、英単語を制する上で最も重要なポイントになります。
繰り返し学習するなら、楽しい方が長続きしますよね？では、早速英単語の覚え方４ステップを紹介して、その後に実際に私が行っていた反復練習をご紹介します。
英単語の覚え方４つのステップ
聞く（インプット）
まずは、その英単語がどうやって発音されるのか聞いてみましょう。
付属のCD音声を聞いたり、Google翻訳に英単語を打ち込み、音声ボタンを押すとGoogleが発音してくれます。
私たち人間は、誰もが赤ちゃんの頃に、親が喋っている言葉を聞いて、言葉を覚えていきます。なので、英単語を覚える際にも“音”から入ることで、より覚えやすくなるのです。
例えば「sacred」という単語があったとします。「神聖な」という意味ですが、意味だけ知っていても、誰かと会話するときにこの単語の発音が分からなければ、会話中に相手が言っても理解できないし、自分が「神聖な場所」と言いたくても発音が分からないと相手に伝えられないのです。
発音する（アウトプット）
「聞く」ことはインプットですね。ではインプットしたものを今度はアウトプットすることが大切です。
正しい発音方法がわかれば、自分でも真似して発音してみましょう。実際に口に出してみることで、スピーキングの練習にもなります。
意味を理解する（インプット）
当たり前ですが、その単語の日本語訳も覚えることが大切です。この時に、そのまま日本語訳を覚えるよりも、イメージを持って覚えた方が脳に定着しやすくなります。
例えば「glitter」は「ギラギラした」という意味で覚えるときに、ただそのまま日本語訳を形で覚えるのではなく、頭の中でギラギラしたものをイメージするとより脳は鮮明にその単語を覚えてくれます。
書き写す（アウトプット）
実際に英単語を紙に書き出すことはアウトプットに繋がります。
正しい発音をしながら、書くとより覚えます。“書く”ときは、スペルに気をつけて下さい。ここで間違ったスペルで覚えてしまうと、後々大変です。
英単語をゲーム感覚で楽しく覚える3つの方法
自分でテストする
一番英単語を覚えるのは「テストする」ことです。本当に自分が覚えたのかどうか繰り返しテストをします。
と言っても、テストと捉えたらやる気が出なかったり、モチベーションが下がってしまうかもしれないので、「ゲーム」と考えてください。
例えば、下の図のように一番左に英単語や日本語を書きます。そして翌日にどのくらい覚えているか、3日後にはどのくらい覚えているか、さらに１週間後にどのくらい覚えているのか。
英単語を覚えるには、ただ単語を見て、書き出しているだけではダメです。このように自分の脳に思い出させる・考えさせることが重要になります。
空き時間に英単語アプリ
最近ではスマホで楽しく英単語を覚えられるアプリも増えてきました。ちょっとした隙間時間を有効活用してみませんか？
洋画や洋楽で覚える
おすすめなのは、英語音声英語字幕で見ることです。発音も聞けるし、英語字幕があるからスペルも分かる。意味が分からなければ、一時停止して意味を調べればいいのです。
ストーリーを楽しみながら、単語の意味を想像すれば、一段と映画を集中して見れます。
もし難しいようであれば、英語音声日本語字幕で始めてもいいかもしれません。洋楽も歌詞を見ながら聞くと、より英単語を覚えやすくなります。楽しみながら英単語を覚えることができるので、ぜひ洋画や洋楽に触れてみてください。
最後に
いかがでしたか？英単語を覚えるには、聞いて見てのインプット作業と、声に出して書き出すというアウトプット作業を組み合わせることが大切です。ぜひ４ステップを活用してみてくださいね。
そしてゲーム感覚で楽しんで暗記してください。英単語を制する者は英語を制します！
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参考
上智大学総合人間科学部社会学科の片倉優花です。
私は中高をドイツで過ごし、高校はインターナショナルスクールに通っていました。ドイツ語も英語も身につけないといけなくて語学習得に苦労したのですが、その経験を生かして、主に「英語」をみなさんに楽しく分かりやすく習得してもらえるような記事を書いていきます。現在は弓道サークルに所属していて、中高はバスケ部でした。他にも水泳やクラシックバレエなども過去に習っていて、体を動かすことが好きです。趣味は、読書、旅行、写真撮ること、食べることです。ドイツに住んでいた時に、ヨーロッパ中を旅行しました。お気に入りの場所は、イタリアのベネチア、フランスのモンサンミッシェル、トルコのイスタンブール、ドバイです。60ヶ国制覇を目指しています！英語だけでなく、モチベーションや勉強法なども書いていけたらなと思っています。
よろしくお願いします！
