英文法を基本から!「現在」「過去」「未来」はどうやって表現するのか?

今回は、「時」をどのように表すのか学習していこうと思います。

「今、テレビを見ている」「昨日、映画を見た」「明日、映画を見るつもりだ」というように、「現在」「過去」「未来」の「時」を英語ではどのように表現するのでしょうか。

これから、6つの時制を紹介します。

現在形

「現在の状態」を表したいときは、動詞の現在形を用います。動詞の現在形とは、動詞の原形と同じことです。もし主語が三人称単数であった場合には、-sや-esなど動詞を変化させましょう。

状態動詞

  • I love chocolates.(私はチョコレートが大好きです)
  • She loves chocolates. (彼女はチョコレートが大好きです)

上記の例文は、過去から未来を通して、「チョコレートが大好き」という状態が続いていることを説明しているので、「状態動詞」といいます。

つまり、《現在形》とは「今この瞬間」だけでなく、「今」を中心として、過去から未来にわたる、ある程度の期間に成り立つ行為や状態のときにも使える用法です。

「状態動詞」は意味上、3つに分けることができます。

  1. 心理を表す動詞:like(好き), love(愛する), hate(嫌い), hope(望む), want(欲しい), believe(信じる), know(知っている)など
  2. 知覚・感覚を表す動詞:see(見る), hear(聞く), feel(感じる), smell(においがする)など
  3. その他の状態を表す動詞:be(〜である), remain(〜のままである), have(持っている), belong to(〜に所属している)など

動作動詞

  • I visit my grandmother’s house in Canada. (私はカナダの祖母の家を訪ねます)

上記の例文は「訪問する」という1回のまとまった動作を指しています。このような動詞を「動作動詞」といいます。さきほどの「love(大好きだ)」と違って、「visit(訪問する)」という動作がある一定の期間続くということはありません。1度訪問したら、その動作はやり終えたことになります。

そのため、このような動作動詞は、繰り返し行われる動作を表す役割をもっています。

「状態動詞」と「動作動詞」の区別はつきましたか?

副詞を使った現在形

次に、副詞を使い、繰り返される動作を表す《現在形》の表現を紹介します。

  • I always read a newspaper before breakfast.(私はいつも朝食前に新聞を読みます)

上記の例文の赤文字は、「副詞」で、「いつも」という頻度を表しています。「私が新聞を読むのは、明日もそれ以降も繰り返し行われる」ということを示しています。

以下のボックスに、頻度を表す副詞をまとめておくので、覚えましょう。

頻度を表す副詞

always(いつも)

usually(たいてい)

often(しばしば)

sometimes(ときどき)

every day(毎日)

once a week(週に1回)

一般的な事実や真理を表す現在形

最後に、一般的な事実や真理を表す《現在形》の表現を紹介します。

  • The earth goes around the sun.(地球は太陽の周りを回ります)

上記の例文は、現在に限ったことではなく、過去もそうだったし、これからの未来も変わらない事実です。

このように、過去・現在・未来を通じて変化のない事実を表したい時にも《現在形》が用いられます。

現在進行形

現在形進行形とは、「今まさにしている動作」を表していて、〈be動詞+動詞のing形〉を使います。

  • My sister is playing tennis with her friend now.(私の妹は今、友達とテニスをしています)

上記の例文では、今まさに妹がテニスをしているということを意味しています。したがって、現在進行形は「今この時は〜している」という内容を表すことができます。

  • These days, I am drinking a lot of milk. (最近、私は牛乳をたくさん飲んでいる)

加えて、「今この時」に限らず、ある一定の期間で繰り返されている動作や、し続けている動作を表すこともできます。上記の例文だと、「普段は牛乳をそんなに飲まないが、最近に限ってたくさん飲んでいる」というニュアンスになります。

過去形

過去の事柄を表現したい時は、動詞の過去形を用います。

  • 過去に1回行われた動作
    •  I went to the art museum last week. (私は先週美術館に行った)
  • 過去に繰り返されていた動作
    • My mother sometimes took me to the zoo.(私の母はときどき私を動物園に連れて行ってくれた)
  • 過去の状態
    • She was very angry yesterday. (彼女は昨日とても怒っていた)

上記の赤文字が動詞の過去形です。(過去形の不規則活用は参考書の巻末などにまとめられているので、早い段階で覚えておきましょう!)

過去進行形

過去進行形は「過去のある時」にしている最中だった動作を表し、《be動詞の過去形+動詞のing形》を用います。

  1. I was reading a book around noon. (私は正午ごろ本を読んでいた)
  2. She was crying all night long.(彼女は一晩中泣いていた)

(a)の場合は、「正午ごろ」という「過去のある時点」でしている最中のことを表しています。

(b)の場合は、「一晩中」という「過去のある限られた期間」で繰り返されていた事柄も進行形で表しています。

未来形

英語の動詞の基本形は《現在形》と《過去形》の2つですが、「will」もしくは「be going to」という語句を使い、《未来形》を表すことができます。

  1. My father will be fifty next year.(私の父は来年、50歳になります)
  2. I will give you my answer tomorrow.(私は明日君に返事をします)

上記の赤文字を見て分かるように、willの助動詞のあとは必ず動詞の原形が続きます。

(a)は話し手や主語の意志とは関係なく、自然のなりゆきで起こるであろうことを表し、これを「単純未来」といいます。一方で、(b)の場合は、主語の意志を表す意志未来」といいます。

  • I am going to buy a new car.(私は新しい車を買うつもりだ)

上記の例文は、「車を買う」ことは未来のことであっても、現在すでに心構えができている、もしくは実際の準備を始めていることを表しています。つまり「be going to」は、話す前からすでにするつもりでいたことを表すときに用いられます。「be going to」のあとも、「will」の時と同じように、動詞の原形が続きます。

未来進行形

未来進行形とは、「今」から未来のある時点を予測したときに、その未来の時点で行われている最中であると思われる動作のことです。《will be + 動詞のing形》の形で用いられます。

  • I will be playing tennis at this time tomorrow.
    (私は明日の今頃はテニスをしているだろう)

一方で、「(何らかの都合で)未来のある時にする予定に決まっている動作」を表すこともできます。

  • I will be meeting her after school next week.
    (私は来週、彼女と放課後会うことになっている)

接続詞の後で用いる現在形

最後に「when」のような「時」を表す接続詞や、「if」のような「条件」を表す接続詞のあとには、現在形を用いるということについて紹介します。

  1. The birds will fly south when winter comes. (冬が来たら、その鳥は南へ飛ぶだろう)
  2. If it is fine tomorrow, let’s go swimming.(明日晴れたら、泳ぎに行こうよ)

2つの例文ともに、赤文字で示されているように動詞は現在形を用いています。なぜなら未来のことでも、「実際にあること」と考えるからです。

[時や条件を表す接続詞]

①    時を表す

when(〜するとき)

before(〜する前)

after(〜した後)

until(〜するまで)

②    条件を表す

If(もし〜ならば)

unless(〜しない限り)

演習問題

coming soon…

最後に

今回は、「現在のこと」「過去のこと」「未来のこと」など「時」を表現する方法について紹介ました。

まとめとして、

  • 動詞の原形を使う《現在形
  • 「be動詞+ing形」を使う《現在進行形
  • 動詞の過去形を使う《過去形》、
  • 「be動詞の過去形+ing形」を使う《過去進行形
  • 「will」もしくは「be going to」を使う《未来形》
  • 「will+ing形」を使う《未来進行形

の6つがあるので、きちんと覚えましょう。

また「when」や「if」のような接続詞の後には、現在形を使うということも忘れないでおきましょう。

続きは、こちらから。

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