中学受験・国語 詩の問題で点数がとれないのはなぜ?詩の読解ポイント3つ

中学受験生の皆さん、詩の問題が苦手、と思っていませんか?たしかに、詩の問題はその解釈が難しく、苦手意識を持っている人にはどうしても理解できないものでしょう。しかし、入試問題に出題されるのですから、逃げるわけには行けません。

この記事では、詩の読解ポイント3つと、入試における詩の出題についてご紹介します。

詩の出題はそれほど多くない?

詩の鑑賞は奥が深いので、問題を作る場合、答えが複数になりやすく、作問者にとっても作りづらいのです。そのため、詩の出題は、中学入試においてはそれほど多いわけではありません。しかし、特定の学校では毎年のように出題されています。筑波大附属駒場中学などはそのよい例です。また、桜蔭中、灘中でも過去に出題されています。どれも難関校ですよね。それだけ詩の問題は難しい、逆に言えば難関校では詩の問題でも恐れずに解ける人を合格させたいと思っているわけです。

詩の鑑賞そのものではなく、詩の解説文の読解という形で出題されることもありますので、自分が受験したいと思っている学校で、詩、あるいは詩の解説文が出題されているかは確認しておいたほうがよいでしょう。ですが、「絶対に出ない」ということはないので、普段の学習でもポイントを押さえて触れておくことは必要です。

読解ポイント① 詩の種類を覚えよう

詩の種類には叙情詩、叙景詩、叙事詩、口語詩、文語詩、自由詩、定型詩など、その種類を覚える必要があります。設問で詩の種類を問われる知識問題も出題されることがあるので、これらの基本的な種類は覚えておきましょう。でも、詩の種類によって詩の解釈が変わることはありません。まず、詩の種類は短時間で覚えてしまい、詩のテーマを正確に読み取れるように、詩の解釈の勉強のほうに時間を注ぎましょう。

読解ポイント② 表現技法をしっかり覚えよう

表現技法には、連、体言止め、比喩、擬人法など様々あります。特に、比喩表現は、そのことばに作者の思いが込められているので、「何をたとえているのか」読み取る学習は必須です。比喩表現は物語文でもよく設問にありますので、注意して読むようにしましょう。ですが、表現技法の種類事態は詩の解釈に全く関係ないとは言いませんが、ただ表現技法の種類を覚えただけでは詩の解釈ができるわけではありません。それぞれの表現技法を使って、作者が何を伝えたいのか、が詩の読解の中心です。ただし、知識問題として表現技法は出てきますから、基本的なものはしっかり覚えておきましょう。

読解ポイント③ 詩を読んでイメージしてみよう

詩の問題を解くには、詩を読んでイメージをする必要があります。イメージというのはその人によって異なると思われがちですが、作者は特定のイメージを読者に想起してほしくて詩を作っているわけです。そのため、特定のイメージを持った場合、そのイメージの根拠を説明できるようにならなければなりません。詩の中のどの言葉がどのようなイメージを抱かせるのか、作者の意図を踏まえて説明できるように意識してみましょう。

過去問で実際に訓練を

最初に書いたように、詩の問題を出題している学校はそれほど多いわけではありません。ただし、特に難関校ではいつ詩の読解が出題されるかわかりませんから、過去問をチェックしておくことは必要です。また、塾のテキストでもあまり詩についてはページを割いていません。ですから、テキストの問題だけでは演習量としては足りないでしょう。入試問題を集めた問題集なども利用して、詩の読解にも時間をしっかりとりましょう。あなたが受験する学校でも、いつ詩が出題されるかわかりません。軽視せず、詩の読解についても勉強しておきましょう。

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