【中学受験】今だからできる!国語勉強法・克服法 記述問題編

学校や塾が休校となっているいま、受験生の皆さんは自宅学習を順調に進められているでしょうか。塾でもオンライン授業が始まるなどして、カリキュラムを遅らせない工夫がされています。ただし、通塾しているときとは異なり、勝手が違うため、学習している間に生じた疑問点をどう解消したらよいかわからないという受験生の方も多いのではないでしょうか。

ですが、学校に行く時間や塾への通塾時間が節約できるいまの時期は、これまでなかなか時間をかけることができなかった「自分のための学習」をするのに時間が使えるという意味で、ピンチをチャンスに変えられる時期ということもできます。

「自分のための学習」とは、自分が苦手としていたり、弱点となっていて成績の足を引っ張っている部分を見極め、それを一つひとつつぶしていく、つまり×を○にしていくための学習のことです。普段、小学校に行きながら塾に通っている日々の中では、次のカリキュラムにどんどん進んでいくため、立ち止まって振り返りをする時間が十分とれなかったのではないでしょうか?

しかし、苦手分野や弱点をそのまま放置していては、総合問題に取り組んだり、志望校対策など入試に向けた実戦的な学習をするときに一つひとつつまずいてしまい、非常に時間がかかってしまって、本来その時期にやらなければいけない学習ができなくなってしまうことになりかねません。だからこそ、いま、この時期に克服していくように勉強することが必要なのです。

今回は、今だからできる勉強法・克服法の国語対策編の中でも、多くの受験生の方がつまずきやすい「書く」問題について、どのように学習したらよいのか、苦手意識をなくすにはどうすればよいのか、といった点について解説します。「書く」問題とは、記述問題や書き抜き問題のことです。最近ではオール記述問題という中学校もありますし、模試などでも配点が高い記述問題は多くの受験生の方がつまずきやすいところですが、「書き抜き問題」もあなどれません。

「書く」ことができるためには、準備が必要です。ぜひ参考にしていただき、「書く」ことに対する苦手意識を克服して、国語の成績をアップしていきましょう。

「書く」問題はただ書いているだけではできるようにならない

国語は算数と同様、中学入試でも配点が高いことは皆さんお分かりのことでしょう。特に近年の入試問題は、近年の入試問題を見ても非常に長い難解な文章を読ませ、設問に答えたり記述を求めたりという中学校が非常に多いです。このことは、中学校側が受験生の「総合的な国語力」をいかに重視しているかということの表れです。このことからも、国語は中学受験において軽視できない重要な教科であるということが言えますが、その自覚なく勉強している受験生が非常に多いのです。

先日の記事にも書きましたが、国語は非常に論理的な教科です。国語に必要な読解力、言葉を自由自在に使う能力、といったものはきちんと存在しているのですが、それに気づいている受験生や保護者の方は非常に少ないのが、国語に対する苦手意識につながっています。

記述問題を解くには段階を踏む必要がある

記述問題というと、とにかく何でもいいから書こうとして、設問内容に答えられていないということがよく見られます。記述問題は配点が高く、また設問の最後の方に置かれていることが多いので焦ってしまうのです。学校によっては200字を超える長い記述問題を出すこともありますし、設問自体がすべて記述式、という中学校も増えてきています。

入試問題の設問には必ず出題者=中学校の意図があります。記述問題で問われているのは「文章を正しく読みとる力」「設問の意図を把握する力」「相手に伝わるように書く力」です。これらの段階を踏まずに、ただ「書く」ことだけ意識しても、記述問題で正解することはできません。

長い文章を素早く正確に読む力、学校が作った設問を正確にかみ砕いて答える力、それらは中学校入学後に中学校生活を充実して過ごせるために必須のコミュニケーション能力をつけてきてほしいという中学校からのメッセージです。国語の入試問題からは特にそういったメッセージを読み取ることができます。

だからこそ、読む→文章構造や内容を理解する→設問に答えるという手順を省くことなく国語の学習を進めていくことが必要なのです。これを意識せずにいくら国語の勉強をしているといっても、結果的に点数に結びつけることはできません。特に記述問題はどうしても「早くやらなきゃ」「時間がない」という気持ちになりがちです。

ですが、文章の構造や内容をしっかり把握できていれば、怖がることはないのです。「書く」ためにはテクニックも必要です。ただし、テクニックにだけ走ってしまい、段階を踏まずに設問に向かうのは非常に危険であることを意識しておいてください。

小学校の休校中のいまの時期だからこそ、国語の学習時間を確保して正しい国語の学習法を身に着け、記述問題を得点源にしていくことができるチャンスです。では、どのようにして記述力をつけていくのか、段階ごとに見ていきましょう。

 ステップ①文章のどこから答えを導けばよいのか把握する

記述問題を解く際にまず必要となるのは、文章全体をしっかり理解しながら読み、「どこに何が書いてあるのか」という文章構造を確実に把握するということです。これができていないのにいくら記述問題に取り組もうとしても何を書いたらいいかわかりませんし、記述問題以外の設問であっても簡単に正解することはできません。

国語の文章を読むときには、「意味段落」に注目しながら読む必要があります。いわゆる文章の起承転結をつかみながら読み進む必要があるのです。説明文や論説文なら、どこに説明が書いて合って、どこに筆者の意見が書かれているのか、意見に変化はないか、具体例はどこにあるのか、といったことが重要です。物語文なら、場面がどこで変わっているのか、登場人物の心情はどこに書いているか、その心情が変化しているところはどこか、なぜ変化したのか、作者が文章を通して読者に伝えたかったことは何か、といったことです。

入試問題では長い文章を読むことになるので、ただざっと読んだだけで内容が把握できるほど簡単ではありません。最後の方を読むころには最初に何が書いてあったか忘れてしまう受験生がほとんどです。中には、最初の方に何が書いてあったか、どんな流れで文章が書かれているのか覚えられる受験生もいますが、それは本当に一握りです。そのような受験生の真似をしても国語の読解力はアップしません。

そこで、どの意味段落から答えを導けばよいのか把握する、ということに重点を置いて文章を読むという意識を持つようにすることが非常に重要になります。文章を読む際に、意味段落ごとに区切っていくのと同時に、どの部分に何が書かれているのかを把握するのです。

具体的には、文章を読みながら、上の方に「意見」「具体例」「結論」「心情」「(心情や場面の)変化」「主題」といったように簡単にメモしていきましょう。つまり、文章の構造をつかみながら、どこに何が書いてあったかあとからわかるように印をつけていくのです。物語文なら、登場人物の心情に応じて、プラスの心情なのかマイナスの心情なのか、ということを印をつけていくのも非常に良い方法です。

このようにして、文章を読み終わったときに、「どの意味段落に何が書いてあったか」ということをつかんだ、という痕跡を残すことができます。そうすれば、最後まで読んだときに、あれ、最初には何が書いてあったっけ、ということに陥らず、設問を解くときもいちいち答えを探すためにまた読み直すという手間が省けるので、設問に時間をかけることができるのです。

ステップ②意味段落ごとの重要なポイントをピックアップして整理する

ステップ①で文章全体の構造をつかむことがまず必要ということを説明しました。次のステップは、つかんだ文章構造の中で重要なポイントがどこに書いてあるのかピックアップすることです。実は、ここが一番文章の内容を把握するためにつまずきやすいポイントなので、なかなか国語の成績が上がらないという方は意識してみてください。

国語の文章は、もちろん一字一句むだなことは書いてありませんが、その中でも筆者・作者が重点を置いている部分というものが必ず存在します。それは各段落にちりばめられて書かれており、重要部分をつなぎ合わせるとその文章の要旨や主題が見えてくるという構造になっています。

ですから、ステップ②は、ステップ①と並行して、文章の構造をつかむ際に必ずやっておきたい手順です。これを省くと、記述問題はおろか、どの設問も「ハズして」しまうことになるので、とても重要なステップと言えるでしょう。

とはいえ、やることはそれほど難解というわけではありません。具体的には、意味段落に分けながら読み進む際に、同時にその意味段落の中で重要な部分に線を引いていくというものです。ステップ①でどの段落に何が書いてあるかをメモするとあとで楽だということを解説しましたが、さらに文章の中の重要部分をピックアップするためにステップ②が存在するのです。

段落ごとに、必ず「中心文」が存在します。中心文とは、その段落の中で筆者・作者が読者に「これはわかってほしい」と考えている重要部分のことです。段落の最後の方でまとめて書いていることもありますが、半ば、あるいは段落の冒頭に一文で「この段落では何を書く」と宣言していることもあるので、そういった文を探して線を引くようにしましょう。

説明文・論説文であれば、筆者が「○○なのである。」「○○という特徴がある。」と書いてあるときは、重要な事実が書かれていますし、「○○と言えるだろう」「○○と考えられる」といったところには、筆者の意見が書かれています。物語文であれば、登場人物の身に起こったできごとやその時間、登場人物の行動、セリフ、また場面が変化したところや、心情が変化している部分について線を引いていきます。いずれも文章を読解する点で非常に重要な部分ですし、設問もその部分を読みとれているかどうかを試すように作られていることがほとんどです。

最終的に記述問題に解答するときには、「○○字以内で答えなさい」という字数の目安が書いてあることが多いです。もしマス目がなくて欄の形の解答用紙に書く場合であっても、適当な字数というものがあります。なぜステップ②が重要かというと、次のステップ③のときの大きなヒントになるからです。最後に記述をまとめるときに、見つけ出した重要部分を一から十まですべて書こうとすると、書けているように見えて実は設問に答えていなかったり、字数が足りなくなったりすることや、削りすぎてしまって重要なポイントを落としてしまったということになりがちだからです。

このようなもったいないことを防ぐためには、意味段落の中の重要な部分、それも最も重要な部分をしっかりピックアップしていくことが欠かせません。細かい具体例は内容が難しいので、受験生は「ここに重要なことが書かれていそうだ」と思って長々と線を引いたりします。ですが、具体例はかたまりでとらえ、上の部分に「具体例」と書いておけばそれで充分です。こういったメリハリをつけながら、文章の中で重要な部分、そうでない部分をしっかり見極めることを訓練しましょう。重要部分をピックアップすることはすなわち、筆者や作者が文章を通じて伝えたかったことを順を追ってつかむということなので、設問に答えやすくなるということにつながります。

ステップ③ピックアップしたポイントをわかりやすい文章にして整理する

文章の中から重要部分をピックアップしたら、記述問題の仕上げ、「書く」段階に入ります。ですが、記述問題は「○○について書きなさい」という指定が設問の中に必ずあるので、それを無視して重要そうなことを何でもかんでも書けばいいというわけではありません。模試などで「書いているのに0点だった」という経験はないでしょうか。それは、的外れなことを書いているからなのです。

記述問題は、一部の最難関校を除き、多くの場合は字数が指定されています。短いもので50字程度から、長いものだと200字超えというものもあります。あるいは、最難関校に多いケースですが、枠だけが解答蘭にあり、その中に過不足なく記述できるかどうかを採点していくという形の記述問題もあります。

ですが、どちらの場合であっても、「書く」内容は同じです。つまり、設問で問われている内容を正確に、過不足なく書くことが求められています。内容としては、ステップ②までに見つけ出した意味段落の重要部分を中心にして、設問に合わせて肉付けしていくのです。

見つけ出した意味段落の内容はどれも重要そうなので、どうしても一から十まで全部書きたくなるのが受験生の心理です。しかし、落ち着いて設問を吟味するようにしましょう。「筆者の意見を、理由にも触れながら説明しなさい」という場合は、まず筆者の意見がまとまっているところをピックアップし、その理由付けになっている部分を合わせて、相手にわかるように文章として整理するのです。

また、「なぜ登場人物はこのような行動をしたのでしょうか。心情の変化に触れながら説明しなさい」という場合は、登場人物の心情がどのように変化したのかをピックアップし、そのきっかけになったできごとをつかんで、最終的にそのような行動をしたのだ、というようにまとめていきます。

いずれの文種の場合も、「○○について説明」するという記述問題が多いです。でしたら、まず「○○」の部分が骨組みになるので、それに対応した重要部分をピックアップします。そのうえで、過不足なく設問で聞かれている内容を付け加えていくというところから始めてみるとよいでしょう。

重要部分を全部書こうとすると字数は必ず足りなくなります。最初のうちはそれでもかまいません。大切なのは、「字数が足りなくなる」原因を自分で理解することです。なぜ全部書いたら字数オーバーになるのか、ではいらない部分が含まれているのではないか、設問にもう一度戻って何を書けと指定されているのか確認する、そのうえでいらない部分を削って修正する、というステップを③で踏むことが、記述とても重要なのです。

また、字数がオーバーしたからと言って焦ってしまい、削りすぎるということも受験生が陥りがちなことです。字数制限がある場合は特に、「過不足なく書けばこのくらいの字数になる」というヒントが与えられているのですから、オーバーしすぎ、あるいは足りなさすぎるということは、設問に答えられていないということが容易にわかります。焦って削りすぎて、書かなければならなかった重要部分が抜け落ちてしまっては、一生懸命書いたにもかかわらず最終的には点数をもらえないという結果になってしまいます。

記述問題で大切なのは、「重要部分を」「過不足なく」「正確に」「書ききる」という4点です。今は練習の時期ですから、この4つが守れているかどうかを記述問題を解く際に必ず意識してみてください。記述問題は減点方式なので、重要部分が過不足なく書かれていないと点数がどんどんひかれてしまいます。そのさじ加減を身に着けるのは、小学校がお休みの今の時期だからこそ時間をかけられるいいチャンスです。

意味段落を読み分けてピックアップした重要部分から、さらに設問に合った重要部分をピックアップするという二段階の読解力が試されるのが記述問題です。細かい具体例は要旨とは実は関係ありません。答案に何が必要で、何が不必要なのかをしっかり見極める訓練をしましょう。

記述問題で重要なテクニック

記述問題は、ただ文章中の重要部分を順を追ってつなげていけば完成するというものではありません。「採点者にわかりやすくい文章を書く」ことが設問に答える際には最も重要です。試行錯誤しながら文章を書きますが、最終的に採点者が見るのはその結果「どういう答えを導き出したか」ということです。そして、その文章が支離滅裂だったり読みにくかったりすると容赦なく減点していくのです。

入試問題は、出題者と受験生の間の会話のキャッチボールのようなものです。「これに答えてね」「はい、答えはこれです」ということを繰り返しながら、合否が決まります。特に、国語は読む文章が長いこともあり、文章選びから中学校側はある意図をもっています。だからこそ、国語の問題にこそ中学校のアドミッション・ポリシーが色濃く含まれているということを忘れてはいけません。

聞かれていることをピックアップする

これは、先ほどのステップ①②③で説明したことを訓練すれば慣れてきます。「ここに書いてあった」というヒントを読みながら残していけば、設問に直結した部分をピックアップすることができるようになります。

聞かれていないことは書かない

どうしても、重要部分を見つけた嬉しさから、聞かれていないことにまで言及してしまいがちになるのが記述問題の怖さです。あくまで記述問題であっても設問のひとつです。ですから、「聞かれていること」だけを過不足なく書くという意識を持ちましょう。そのためには、設問をしっかり読み込んで何に答えたらいいかを瞬時に把握することも大切です。

その際は、設問自体の重要部分に線を引く癖をつけておくとよいでしょう、「理由」なのか「結論」なのか、「心情」なのか「主題」なのか、問われている内容によって書かなければいけない内容は異なります。「書きすぎ」「書かなさすぎ」は減点のもとですので気をつけましょう。

一文を長くしない

実は、国語、それも記述問題に抵抗があまりない生徒さんによくある傾向なのですが、普段から長い文章を読み慣れており、また重要部分もわかるだけに、記述問題の解答を書くときに200字もの字数が設定されているのにもかかわらずすべて一文で書こうとしてしまう受験生は少なくありません。200字というと、1行10文字として20行、20文字としても10行です。それが一文で書かれていると大人にとっても読みにくいことは想像できるのではないでしょうか。

原因は、たとえば「結論と理由」を書くことを求められている場合に、「○○だから、○○になって、だから○○という結論になった」と、いくつもの要素をつなげて書いてしまっていることにあります。内容は決して間違っていなかったとしても、一文で書かれている文章は読みにくく、結局一番書きたいことは何なのか、ということに端的に答えられていないという結果になってしまっているのです。

「筆者は○○と考えている。なぜなら、○○という理由があるからだ。そのため、○○という結論になった」というように、200字程度であれば三つくらいの文に分けて起承(転)結をつけることがとても大切です。記述問題は採点者とのキャッチボールですから、相手がとりやすい球を投げる必要があります。自分が投げたいボールを投げても受け取れるとは限りませんよね。それと同じことで、採点者が読みやすいように、一文を簡潔にしてまとめていくことが重要です。

ただし、あまりにも一文が短いと、気づかないうちに同じ内容を2回繰り返してしまったりしていることがあるので気をつけてくださいね。もちろん、30~50字程度の記述問題であれば、一文の方が読みやすいですから、設定されている文字の量に臨機応変に対応できるようにすることも意識しておくとよいでしょう。

文末処理はしっかりと

記述問題は、短い説明文を書いているのと同じようなものです。一文で書かない、というのもそうですが、設問に答えた形で文末処理をおこなうこともとても大切です。「理由を答えなさい」という設問に対しては、「~だから。」という形で答えたり、「○○はどういうことを指していますか」という設問には、「~こと。」と答えるといったことが文末処理です。

文章を読むときに、文末が書かれていることに対応していないと読みにくいですよね。もちろん、例外的に文末を変えた方が読みやすい場合もありますが、今の時期に記述の訓練をするのであれば、文末処理の形をまず身に着けることを意識しましょう。文末処理がうまくできていないと、「あれ?理由を答えるということをわかっているのかな?」「心情を聞いているのに、これでは場面の説明に偏っているな」と採点者が思ってしまうことが往々にしてあるので、一生懸命書いたのにその意図が伝わりません。

記述問題は採点者が納得して読める文章を書く必要があるので、「相手に読んでもらいやすい文章」を努めて書くようにしなければなりません。そのためには、軽視されがちなのですが、文末処理はとても大切なのです。特に100字を超えるくらいの長めの記述問題では、いくつか文を分けて書くのがよいと先ほど説明しましたよね。その文ごとに文末処理を自然にできるようにしなければなりません。

文末処理は当たり前に見えて正確にできるようになるには意外と時間がかかる盲点ともいえるものです。読むときはさらっと読んでいても、いざ自分で書いた文の文末を処理するのは簡単なことではないのです。読みやすい文章を書くために必須なので、常に意識するようにしていただきたいポイントです。

まとめ

多くの受験生が頭を悩ませている国語の「記述問題」。記述問題はいまや国語に限らず、算数、理科、社会にも出題されることがあります。算数であれば、途中式を書いていく際に飛ばしていないか、思考回路を説明しますよね。それも立派な記述です。

また、理科や社会では設問の中に「○○について簡単に説明しなさい」というものから、たとえば麻布中学校などでは200字程度の記述問題が毎年のように出題されるなど、骨組みをたてて理由付けをして文章を書くという力が試される理科、社会の記述問題は広まりつつあります。

その際も、今回解説した記述問題の書き方の通りにすれば、まず書き負けることはありません。出題者が「何を聞いているのか」をしっかり把握し、ヒントとなる文章やデータから重要なものをピックアップしてわかりやすくまとめる、という手順は一緒です。ぜひ、記述問題は国語だけ、という意識は捨てて、どの教科を学習するときにも、「○○をわかりやすく説明するにはどうしたらよいか」という意識を持つことがとても大切ですし、今後の入試問題ではさらにそういった意識が重要視されます。

記述問題は、テクニックがある程度必要ではありますが、まず必要なのは出題者の声、つまり中学校からのメッセージをしっかり受け止めることが大切です。それが設問です。設問とヒントになる文章をしっかり読み解き、「この学校に入りたいから、この設問に答えます!」という気持ちを込めて記述問題に取り組むようにしてください。慣れてくれば、記述問題は得点源になりますよ!ぜひ、今から対策を始めてみてくださいね。

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