【関係代名詞と関係副詞の問題12問】どれくらい理解しているチェック!(解説付き)

今回は関係代名詞の問題演習と解説をしていきます。まずは自分で解いてみて、そのあとに理解できるか解説をよく読んでチェックしてみましょう!

関係代名詞の問題

  • I have a friend ( )lives in Boston.(私にはボストンに住んでいる友人がいます)
  • They live in a house( ) stands on a hill.(彼らは丘の上に立っている家に住んでいます)
  • The man ( )I met on the street works at a bank.(私が通りで会った男性は、銀行で働いている)
  • He has a friend ( )wife is a singer.(彼には奥さんが歌手の友人がいる)
  • I am looking for a book ( )subject is jazz.(私は、ジャズがテーマの本を探しています)
  • I lent him the money ( )was in my pocket.(私はポケットの中にあったお金を彼に貸した)
  • This is the only suit ( )I have.(これが私が持っている唯一のスーツです)
  • This is the city ( )I was born ( ).(これは私が生まれた街だ)
  • ( ) worries me is the result of the exam.(私を不安にさせるのは、試験の成績のことだ)
  • There was a time ( )dinosaurs lived on the earth.(地球上に恐竜が生きていた時代がありました)
  • Tell me the reason ( )you look so happy today.(今日そんなに嬉しそうにしている理由教えてよ)
  • That’s ( )he succeeded in business.(そのようにして彼はビジネスに成功したのです)

解答&解説

  • I have a friend who lives in Boston.(私にはボストンに住んでいる友人がいます)

こちらは関係代名詞が主語の役割をする文章です。2つの文章に分けると「I have a friend」と「He(She) lives in Boston」になります。先行詞「friend」は人なので、主格の関係代名詞「who」を用います。

  • They live in a house which stands on a hill.(彼らは丘の上に立っている家に住んでいます)

こちらも関係代名詞が主語の役割をします。しかし①と違って先行詞は「a house」という人以外なので関係代名詞は「which」を用います。2つの文章に分けると「They live in a house」と「It stands on a hill」になります。

  • The man whom I met on the street works at a bank.(私が通りで会った男性は、銀行で働いている)

こちらの文章を2つに分けると「The man works at a bank」と「I met him on the street works at a bank」になります。先行詞は「the man」になり、この場合は関係代名詞は目的語の役割を果たすので、目的格の関係代名詞を用います。したがって「which」を用います。

  • He has a friend whose wife is a singer.(彼には奥さんが歌手の友人がいる)

こちらの文章を2つに分けると「He has a friend」と「His wife is a singer」になります。「その友達の奥さん」という所有の意味になっています。なので所有格の関係代名詞を使うことになり「whose」を用います。先行詞が人でも人以外のものでも、所有格の関係代名詞は「whose」になります。

  • I am looking for a book whose subject is jazz.(私は、ジャズがテーマの本を探しています)

こちらの文章を2つに分けると「I am looking for a book」と「Its subject is jazz」になります。「その本のテーマ」という所有の意味になっているので所有格の関係代名詞「whose」を用います。④と⑤を見て分かる通りwhoseの後には必ず【名詞】が置かれて【whose+名詞】の形になります。

  • I lent him the money that was in my pocket.(私はポケットの中にあったお金を彼に貸した)

関係代名詞のthatは、whichの代わりによく使われます。こちらの文章を2つに分けると「I lent him the money」と「It was in my pocket」になります。この場合の先行詞は「the money」なのでモノになりますが、人が先行詞の場合は「who(whom)」を使うことが多いです。

  • This is the only suit that I have.(これが私が持っている唯一のスーツです)

この文章の場合は「that」が好んで使われます。なぜなら先行詞に「the only」という特定の1つのものであることを指す修飾語を伴っているからです。他にも「the first(最初の)」「the second(2番目の)」「the last(最後の)」「the very(まさにその)」「the+最上級(もっとも~な)」「all(すべて)」「no(まったく~ない)」「人+人以外のもの」などの場合は「that」を用います。

  • This is the city which I was born in.(これは私が生まれた街だ)

この文章を2つに分けると「This is the city」と「I was born in the city」になります。先行詞は「the city」で、関係詞節は「which I was born in」です。この場合、前置詞「in」を文末においてもいいし、「in which」のようにすることも可能です。もしくはこれを関係副詞「where」を使って「This is the city where I was born in」という風にすることも可能です。

  • What worries me is the result of the exam.(私を不安にさせるのは、試験の成績のことだ)

関係代名詞whatは「~すること」という意味を表し、先行詞なしで用います。この文章はwhatの導く関係詞節what worries me(不安にさせることは)が文章の主語になっています。

  • There was a time when dinosaurs lived on the earth.(地球上に恐竜が生きていた時代がありました)

関係副詞のwhenは「その時~する」という意味の節を作ります。「a time」が先行詞になっていて、関係代名詞を使って表すと次のようになります。

There was a time in which dinosaurs lived on the earth.

  • Tell me the reason why you look so happy today.(今日そんなに嬉しそうにしている理由教えてよ)

関係副詞のwhyは「~する理由」という意味の節を作り、a/the reasonを先行詞とします。したがってこの文章は「嬉しそうにする理由」という意味になります。

  • That’s how he succeeded in business.(そのようにして彼はビジネスに成功したのです)

関係副詞のhowは「this is how」のように使われます。「これが~するやり方だ」の形で使われることが多いです。なお「~するやりかた」は「the way ( in which)」で表現されることもあります。以下例文です。

Could you tell me the way (in which) I can get a discount?(割引を受けられる方法を教えてくれませんか?)

まとめ……の前に

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さいごに

いかがでしたか?関係代名詞を用いるときは、先行詞に注意しながら、主格なのか目的格なのか所有格なのか見極めることが大切です。

さらにwhen/where/howなどの関係副詞の働きにも注意しましょう。

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参考

 

 

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上智大学総合人間科学部社会学科の片倉優花です。 私は中高をドイツで過ごし、高校はインターナショナルスクールに通っていました。ドイツ語も英語も身につけないといけなくて語学習得に苦労したのですが、その経験を生かして、主に「英語」をみなさんに楽しく分かりやすく習得してもらえるような記事を書いていきます。現在は弓道サークルに所属していて、中高はバスケ部でした。他にも水泳やクラシックバレエなども過去に習っていて、体を動かすことが好きです。趣味は、読書、旅行、写真撮ること、食べることです。ドイツに住んでいた時に、ヨーロッパ中を旅行しました。お気に入りの場所は、イタリアのベネチア、フランスのモンサンミッシェル、トルコのイスタンブール、ドバイです。60ヶ国制覇を目指しています!英語だけでなく、モチベーションや勉強法なども書いていけたらなと思っています。 よろしくお願いします!