眠れない夜におすすめの映画6 選！あらすじ・見どころ・視聴可能なサービスなど

布団に⼊ってみたものの、今⽇はなんだか眠れない…という⽇、誰にでもありますよね。

⽇々の勉強、受験、⼈間関係などなど、ぐるぐるといろんなことを考えて不安になってしまう夜は、なんとも⼼細いものです。

そんなとき、映画を⼀本観てみるのはどうでしょうか？映画から何か学ぶもよし、元気をもらうもよし、ぼーっと観ながら眠くなるのを待つのもよし。

そこで今回は、眠れない夜にぴったりな映画をご紹介します。

明⽇も頑張ろう！と思える映画

ここでは「明⽇も頑張ろう！」と思える映画を2 本ご紹介します。

どれも学校を舞台にした「ティーン・ムービー」と呼ばれるもの。学⽣はもちろん、⼤⼈が観ても楽しめるはずです。

『ハーフ・オブ・イット：⾯⽩いのはこれから』（2020）

【あらすじ】

アメリカのある⽥舎町に住む中国系の⼥⼦⾼⽣エリーは同級⽣たちから毎⽇のように差別的な⾔葉を投げつけられていた。

成績優秀なエリーはレポートの代筆をすることで家計を助けていたが、ある⽇男⼦⽣徒にラブレターの代筆を頼まれる。そのラブレターの宛先は、エリーの好きな⼥の⼦だった…。

【⾒どころ・感想】

昨年Netflix のオリジナル映画として発表された本作は、ティーンムービーでありながら、⼈種やジェンダーなどの問題を⼤きく取り扱っています。

これだけ聞くと、なんとなく取っつきにくいように思えるかもしれませんが、恋愛、友情、家族…とテーマは普通の映画と同じです。

むしろ今を⽣きる私たちにとっては、「おてんば⼥⼦⾼⽣が⼈気者の彼と結ばれてハッピーエンド！」というステレオタイプのティーンムービーよりもリアルに感じられるかもしれません。

観た後は爽やかな気持ちになること間違いなし。

『ブックスマート』（2020）

【あらすじ】

勉強に⾼校⽣活を捧げてきたエイミーとモリー。

有名⼤学に進学が決まり、これまで⾃分をガリ勉扱いしてきた同級⽣たちをギャフンと⾔わせるつもりが、今まで遊んでいたはずの同級⽣も有名⼤学に進学することを知り⼤ショック。

最後の⼀夜だけでも⽻⽬を外してやろうと、⼆⼈は卒業パーティーに乗り込むことを決意する。

【⾒どころ・感想】

こちらも従来のティーンムービーとは違う様相を呈しています。ルッキズムやLGBT をテーマに織り込みつつも、主題は友情物語。

現在学⽣の⽅は「あー、こういうのあるある！」と共感できますし、⼤⼈の⽅も「⾃分も学⽣の頃こうだったな」と懐かしい気持ちになれるはず。

ラストシーンは号泣必⾄です。

癒される映画

次は癒される映画をご紹介。

作品の持つゆったりした雰囲気や、⼼が温かくなるストーリに思わず⾝体の⼒が抜けてしまうかも。鑑賞後はぐっすりと眠れるはずです。

『プール』（2009）

【あらすじ】

4 年前に娘のさよと祖⺟を残してタイの古都・チェンマイに移住した⺟に会うため、⼤学の卒業旅⾏としてチェンマイと訪れるさよ。

出会った⺟はゲストハウスを経営し、そこには様々な事情を持つ⼈々が暮らしていた。

【⾒どころ・感想】

同じ⼩林聡美さんの主演作『かもめ⾷堂』が好きな⼈には是⾮ともおすすめしたい作品。

とにかく⼤きなゲストハウスのインテリアが素敵です。⽇々せわしない⽇常を送っている⽅は、チェンマイのゆったりと流れる時間に癒されること間違いなし。

『オンネリとアンネリのおうち』（2018）

【あらすじ】

仲良しのオンネリとアンネリ。ある⽇⼆⼈が散歩していると、「正直者にあげます」と書かれた⼿紙と⼤⾦を拾ってしまう。

そこで⼆⼈はおばあさんから素敵なおうちを買い、⼀緒に住むことに。

【⾒どころ・感想】

「オンネリとアンネリ」シリーズの1 作⽬。

「⼦どもが⼤⾦を拾う」という展開に、「悪い⼤⼈が邪魔しに来るのでは？」と考える⼈も多いでしょう。しかしこの映画にそのような展開はありません。

終始平和でファンタジーな世界が繰り広げられます。カラフルな⾊彩、インテリアはもちろんのこと、主演の⼆⼈にはきっと癒されるでしょう。

「オンネリとアンネリ」シリーズは3 作⽬まで公開されていますので、1 作⽬を気に⼊った⽅はそちらも観てみることをおすすめします。

眠くなる？静かな映画

次にご紹介するのは、ほぼ台詞なし、映像でストーリーを形作っていく映画たちです。⽿から⼊る情報が少ない分、観ているうちにうとうとしてくるかも…。

とはいえ、もちろん映画のクオリティはお墨付き。最後まで観れば、「良い作品に出会えた」と思えるはず。

『ミツバチのささやき』（1973）

【あらすじ】

内戦終結直後のスペインを幼い少⼥の⽬線から描く1 作。

養蜂場を営む⽗の家庭で暮らすアナは、村の公⺠館で映画『フランケンシュタイン』を観たことから精霊を探し始める。

【⾒どころ・感想】

約50 年前の作品ですが、時代を感じさせません。名作として呼び声が⾼く、現在でも年に数度のスクリーンでかけられるほど⼈気のある作品です。

前述した通り台詞はほとんどないので、筆者もはじめて観たときは睡魔に襲われました。傑作なのですが、ある意味では睡眠にもってこいの映画かもしれません。。

⽉⽇が経って⾒直すと⾒⽅の変わる映画だとも思いますので、⼤⼈になってから⾒返すのも良いでしょう。

『A GHOST STORY』

【あらすじ】

アメリカ・テキサスの郊外で幸せな⽣活を送っていた夫婦だが、ある⽇夫が交通事故で亡くなってしまう。死んでしまった夫は、幽霊となって妻を⾒守り続ける。

【⾒どころ・感想】

タイトルを⾒てホラー映画だと思うなかれ。ホラー要素は全くない、とても静謐な作品です。

時の流れを強く意識させる作品でもあり、「永遠に続くことなんてないのかも」と考えさせられます。

今つらい⽇々を送っている⼈も、この作品を⾒れば前向きになれるかもしれません。

最後に

春は新しいことが始まる季節。新しい環境になかなか慣れず、不安になったり疲れてしまってはいませんか？

⽬の前のことを真剣に頑張るのも⼤切ですが、時には映画を観たり⾃分の好きなことをして⼼の休息を取ってくださいね。

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参考

• 『ハーフ・オブ・イット：⾯⽩いのはこれから』｜Netflix
• 『ブックスマート』｜公式サイト
• 『プール』｜Amazon
• 『オンネリとアンネリのおうち』｜公式サイト
• 『ミツバチのささやき』｜Amazon
• 『A GHOST STORY』｜Amazon

鈴木 凛

慶應総合政策卒で、現在は社会人として働いている鈴木です。独学で合格した経験を活かして、勉強法やオススメの参考書などを紹介する記事を書いています。趣味は映画鑑賞と読書です。よろしくお願いします！