中学受験を親子で楽しむと合格が近づく!意識するポイント

全学年にいえることですが、中学受験のために勉強しているお子さんのようすを見ると、楽しそうに勉強しているお子さんと、いやいや勉強しているお子さんの2つのタイプに分けられます。

中学受験は3年間にも及ぶ長丁場です。そのため、成績が上下することや、思うようにテストで点数が取れず、やきもきしてしまうシーンはたくさんあります。いくら楽しそうに勉強していると言っても落ち込んでしまうときはあるのですが、それでも前を向いてまた楽しそうに勉強できれば、長い中学受験生活にしっかり打ち勝つことができるでしょう。

一方、いやいや勉強しているお子さんの場合、「自分が勉強している」という意識が希薄な傾向があります。場合によっては中学受験なんてやりたくないのに、言われたからしかたなく勉強している、ということが少なくありません。そうすると目標を持って自分から勉強する、という基本姿勢を確立することができず、1回ごとのテストの点数をめぐって保護者の方ともめたり、すぐにあきらめてしまったりと、受験勉強に対して非常に消極的な姿勢のまま受験本番を迎えるということになってしまいます。

このように、受験勉強に取り組むときに楽しそうに取り組むか、いやいや取り組むかによって、得られる成果は大きく変わってしまいます。やはり中学受験に取り組むなら、結果を出したいですよね。お子さんの力を伸ばしてくれる学校に入学し、その環境の中で成長していってほしいと保護者の皆さんは考えているでしょう。そのような中高6年間を送るためにも、中学受験には「楽しく」取り組んでいくことが大切です。

もちろん、常に笑っていてください、ということではありません。受験勉強という大きな壁にぶちあたってもその状況を楽しみながら勉強を進めることができるかどうか、それが中学受験で成功するために大切なことです。

今回は、受験勉強に積極的に取り組むために、親子で楽しみながら取り組むコツについてご紹介します。すぐにでもできることがたくさんあるので、ぜひ参考にしてください。

勉強を楽しむ子、いやいやする子、違いはどこにある?

最初に、受験勉強に対して楽しみながらやっているお子さん、いやいや取り組んでいるお子さんにはどのような違いがあるのか見てみましょう。

受験勉強を楽しみながらやっているお子さんは、口では「また勉強かー」「あーあ」などと言いながらも、勉強しているときの表情を見ると、自分から主体的に頑張ろう、という真剣な様子がうかがえます。いわゆるやらされ勉強にはならず、「自分から」「積極的に」勉強しているのが、楽しそうに勉強をしているお子さんの特徴です。

こういったお子さんの場合、たとえば好きなゲームをしたりマンガを読んだりしているときと同じような気持ちで、目の前の問題に取り組んでいることが多いです。まるでパズルの1ピースをどこにおくか考えているかのように、一つひとつの問題に真剣に取り組み、できたときに大きな達成感を感じながらまた次の問題に取り組んでいく、という良いスパイラルができています。だからこそ、口では文句を言っているように見えても、問題を解くのが楽しいという基本姿勢ができるのです。

アスリートや芸術家、将棋など、さまざまな分野で結果を出し、世界レベルで戦っている人たちは、オリンピックやここ一番の勝負の場面でインタビューを受けるときに「楽しみたいと思います」ということが良くありますよね。自分に課された試練を楽しんで結果を出す姿勢がそこにはあります。

しかし、単に楽しんでいるだけでは結果を残すことはできません。「楽しむ」ということばの裏には、本番を楽しみながら、喜びを感じながら迎えることができるだけの「努力」のプロセスを経ています努力してできることはすべてやってきた、だからあとは力を本番で発揮すればよい、と思えるわけです。結果を出すためには楽しいことばかりではないのも現実ですし、長いプロセスの中には頑張っているのになかなか成果が出ないと悩むことも少なくありません。

これは受験勉強でも言えることです。苦しいプロセスをたどることがあっても、そこを打ち破ったときに得られる達成感を一つひとつ自分のこととして感じることができる、新しいことが分かってよかった、この失敗を次に活かそう、そのように考えることができるのが「楽しそうに勉強しているお子さん」です。

もしなかなか点数が取れなかったり、苦しいなと思うことがあったとしても、前向きな気持ちで勉強に向かうことができるので、もしスランプ、点数が伸びない、といった場面に遭遇したとしても、「何とかできる」というように踏ん張って頑張ることができるので、結果としてそういったスランプや成績の低迷を乗り越えていくことができるのです。

一方で、いやいや受験勉強をしているお子さんの場合、ことばだけでなく全身から「勉強したくない」といういやいやオーラが出ています。机に向かっているときもぼーっとしていて実は問題を解いていないで時間がたつのを待っていたり、塾の授業でもただ聞いているだけで問題演習の時間もぼーっと過ごして解こうとしなかったり、さらには宿題が出たとしても授業を聞いてきていないので理解していることがあまりにも少なく、机に向ってはいるけれどまったく成果が出ない、というような状態に陥ってしまっています。

いやいや勉強をしているお子さんの特徴としては、「やらされ勉強感が満載」ということです。自分は別に勉強したいと思っていないのに保護者の方に無理やり塾に入れられた、やりたくないのにやらないと先生に怒られるから宿題をやろうとするけど解けないからもっとやる気がなくなる・・・といった状況に陥っています。そもそも受験勉強に興味が持てない、また志望校に合格するためにはそのプロセスが大切で,一つひとつ乗り越えていかなければいけないということが分かっていないのでそのような状態になってしまいます。

3年生の2月に塾に入ったはいいものの、最初に中学受験をする理由や、どんな中高生活を送りたいかということを十分話し合っていないと、「やりたくないのになんで受験勉強しなければならないのか」という気持ちに陥ってしまうお子さんは多いです。リカバーする機会はたくさんあるのですが、点数が取れないことばかりに目が行ってしまい、どんな目標を持って受験勉強をするのか、という根本的なことを話し合う手間を惜しんで1問でも多く問題を解こうということに目が行ってしまうと、いやいや勉強するという姿勢を改善することはできません。

長丁場の中学受験では、いやいや勉強していては「この問題が解けた」「前回より成績が上がった」などの小さな達成感を得ることができません。もしそのような良い結果があったとしても、たいしたことはないと保護者の方が思ってしまい、声もかけずに次の勉強をさせているというケースも少なくないのです。

勉強を楽しんでいるお子さんの特徴

受験勉強を楽しんでいるお子さんには、共通して以下のような特徴が見られます。

集中力が高く、保つことができる

中学受験で勉強する範囲はとても広いです。そのため、高い集中力を持って勉強し、一つひとつ克服していくことが求められます。勉強を楽しんでいるお子さんの場合、目の前の1問に夢中になることができるので、集中して勉強できますし、またその集中力を持続することができるという特徴があります。

根気があるので粘り強く勉強できる

中学受験の勉強では、反復練習がとても大切です。長く勉強をしていると、必ずどのようなお子さんでも弱点となってしまう単元や問題のタイプといったものが出てきます。勉強を楽しむことができるお子さんの場合、反復練習を苦としません。なぜならパズルのピースがはまるように、わからなかったことが分かるようになること、できなかったことができるようになることがとても楽しいからです。反復練習を嫌がらずにできるということは、結局弱点克服を積極的にできることにつながるので、学力向上に役立つのです。

適度にリラックスしながら勉強できる

勉強には高い集中力が要求されますが、常に気が抜けない状況にいると、ある日パンクしてしまいます。勉強を楽しんでできるお子さんの場合、緩急をつけて勉強することができます。この緩急がポイントで、頭が煮詰まってしまう前に一息入れてリラックスし、気分転換してもう一度問題に向かう、という姿勢は、たくさんの問題を解くときには特に重要です。適度にリラックスする時間を入れてまたフレッシュな気持ちで勉強に向かうことができるので、結果としてはかどり、勉強量を増やすことができるだけでなく、しっかり理解するという勉強の「質」も高めることができるのです。

失敗してもへこたれない

勉強を楽しんでやっているお子さんに共通しているのは、「打たれ強い」ということです。長期間勉強していると、成績が上下したり、クラスが下がってしまったり、模試の成績が思うようにとれなかったりという波が何度も押し寄せてきます。その1回1回にへこたれてしまっていると、そこで足が止まってしまい、先に進むことができずにいじけてしまうことになってしまいます。

大切なのは「この失敗を次にどう活かすか」ということです。もし苦しい場面に遭遇したとしても、「この問題を解ければずいぶん成績は上がる」「ここまでは理解できているんだな、ではその先もしっかり理解してもう一度解いてみよう」という前向きな気持ちで勉強に向かうことができます。つまり、「次に向けての切り替えが早い」というのも勉強を楽しんでできるお子さんの特徴です。

「できるようになりたい」という向上心が強い

受験勉強は、いわばはじめて出てくる知らないことと戦い、自分のものとして克服するというプロセスの集合です。はじめて勉強することなので、最初は知らなくて、またできなくて当たり前です。ですが、そこで「なんでできないんだろう」とマイナスに考えてしまうと、先に進めることができなくなってしまいます。知らないことができるようになりたい、という向上心があれば、はじめて出てきたことに対して好奇心を持って勉強することができますし、「この1問が解けたから次はもっとできるようになりたい」という意欲があれば、目標を高く設定していても、着実にそれに向かって克服することも可能になるのです。

受験勉強を楽しんでできるお子さんには、以上の5つの「強み」があります。もちろんすべてそろっていなくても大丈夫ですが、それぞれ密接につながっているので、ひとつ備えていれば勉強を進めるにつれてほかの点も身についてきます。こういう強みを活かすことができるので、普段の受験勉強だけでなく模試においても必要以上に力まずに立ち向かうことができ、少しずつでも向上していくことができます。それを入試本番まで続けることができれば、塾の成績が上がるだけでなく入試本番でもしっかりいつも通りの実力を発揮することができるので、合格を手にすることができる確率も上がるのです。

勉強を楽しむ子にするために保護者ができること

このように、楽しみながら受験勉強ができるお子さんには、メリットがたくさんあります。志望校合格にも近づきます。そうであれば、保護者の方から見ても勉強を楽しみながらできる子になってほしい、と思いますよね。そのためには、保護者の方の働きかけがとても大切になってきます。なかでも、おすすめなのは、親子で一緒に勉強してみることです。その際に意識したいキーワードは「きょうそう」です。これにはいくつか種類があります。

共に走る「共走」(きょうそう・その1)

これはお子さんの気持ちを高揚させるためにとても大切な「きょうそう」です。1回のテストで失敗したとしてもそこで怒るのではなく、「ここを頑張ったら成績が上がるよ!」「できる問題が増えるよ!」とほめたり励ましたりするように働きかけ、落ち込むお子さんの気持ちを盛り上げていくのがこの共走です。保護者の方はいわば伴走するイメージだと思ってください。

どうしても成績が思うように伸びないと保護者の方の気持ちからすると「なんでできないの」と責めたくなるのはよくわかりますが、そこはグッとがまんです。成績が思うように取れなくて一番落ち込んでいるのは実はお子さん自身です。なぜできなかったんだろう、と自分を責めてしまいます。反省することはとても大切ですが、勉強から背を向けるようになってしまったり、成績を直視できなくなってしまうことは受験勉強のなかではやってはいけないことです。できなかったことを直視し、できるようにするためにはどうするか話し合って、お子さんがその弱点を克服できるように共に走ってあげてください。

協力しながら走る「協走」(きょうそう・その2)

受験勉強をひとりでやっているお子さんは孤独感と戦いながら1問1問克服するために頑張っています。孤独感に押しつぶされてしまうと、わからない問題が出てきたときに考えることをやめてしまうことが少なくありません。また、できないことを自分で責めてしまい、最悪の場合「自分はできないんだ」と思い込んでしまってこれまで楽しんでできていた受験勉強が「単なる辛いもの」に代わってしまいかねないのです。

もちろん、受験勉強は楽しいことばかりではありません。ですが、そういった逆境を楽しむことができれば、どんなに高い壁であっても克服することは難しくないのです。そういったことは小学生のお子さんがひとりで考えて納得することはまずできません。そこで保護者の方が手を差し伸べてあげるのです。

たとえば、つまずいている問題があって手が止まってしまっているなら、同じ問題を一緒に考えたり、どこが分からないのかを聞き、課題点を引き出してあげると、わからずに悩んでいる状況から抜け出すことができますし、わかった課題点を解決できれば最終的にその問題を解ききることができます。そうすれば「解けるようになった!」という達成感や、解けた喜びを味わうことができます。お子さんのためにする働きかけではありますが、わからない悩みや解ける喜びをぜひ共有してあげてください。わからないときも見守ってくれる、解けたら一緒に喜んでくれる、というのは孤独感と戦いながら受験勉強をしているお子さんにとって大変な励みになります。

親子で競う「競走」(きょうそう・その3)

勉強を楽しむお子さんにするためには、受験勉強を刺激的なものにするというのもひとつの方法です。勉強を楽しんでできるお子さんは、言ってみれば目の前の問題をパズルのピースをはめるように、一種のゲーム感覚で取り組んでいます。勉強=ゲームというわけではありません。できるかできないか、その問題に勝つか負けるか、という刺激を感じながら勉強することが大切なのです。

もし少しだれているな、と思ったら、保護者の方の方からはたらきかけてたとえば算数の計算問題10問をどちらが先に全問正解するかといったゲーム、競争感覚を取り入れてみましょう。あるいは、文章題や図形の問題などでもいいですね。ここで大切なのは、親子で一緒に競う、ということです。ひとりだけで時間を計って計算問題を解くよりも、横で一緒に解いている保護者の方がいて、「よし、まけないぞ!」という新鮮な気持ちで問題を解く方がよほど楽しいものです。

ゲーム感覚で知識を口に出してみる、手を動かして問題を解いてみる、そして競うということが3つめのきょうそうである「競走」です。競いながら走ることは、お子さんにとって非常に刺激的な行動です。自分から「一緒にやろう」とお子さんが言ってきたらしめたもの。ぜひ少しの時間でいいので付き合ってあげてくださいね。

親子で勉強するときには同じ目線で

さきほどの3つめの「競走」で特に言えることですが、親子で一緒に勉強するときは、保護者が一から解説するようにして「教え込む」のではなく、「一緒に克服する」という意識を持つことがとても大切です。どうしても時間がないと考えて一からもう一度解説して、「さあ、もう一度自分で解いてみなさい」となりがちなのですが、それはかえってお子さんの考える力を奪ってしまいます。

ですから、「うまく教える」のではなく、「一から競走する」という意識を持って、お子さんと並んでよーいどんでスタートして、一緒に同じ問題を解いてみるのがポイントです。

そして、一緒に問題を解いてみる際に意識したいポイントには以下のような点が挙げられます。

・間違えても怒らずに励ます
・お子さんがわからないときは一緒に考え、悩む
・できたらほめて一緒に思い切り喜ぶ

当たり前のように思えることかもしれませんが、親子が気持ちを共有することはなかなか時間に追われる中でできることではないのです。だからこそ意識してやりたいことだと言えるのです。

間違えた場合、「なんでこんなのを間違えるん尾か」と責めてしまうことはご経験があるのではないかと思いますが、そこで責めてしまうと実は難易度が低い問題でも同じミスを繰り返してしまうことにつながりかねません。ですから、間違えた場合も怒ったり責めるのではなく、「どこで間違えたのかな?ここならもう一度落ち着いてやってみたらできるよ」と励ましてあげてください。

また、お子さんの手が止まって悩んでいる様子なら、どこで止まってしまっているのか説明させてみましょう。どこが分からないのか、どこで止まっているのかを口に出すことで、お子さん自身が「どうして解けないのか」という原因を究明することにつながります。なかなかうまく説明できないというときは、保護者の方が一緒に考え、「ここじゃない?」というように、悩みを共有することが大切です。ここでも、止まってしまうことを責めるのではなく、一緒に考え、悩んだうえでその問題を解ききることが大切です。

そして、お子さんができたらそのときは思い切り褒めてあげてください。お子さんは黙々と勉強しているように見えて、まだまだ甘えたい小学生です。いつも保護者の方から褒められることを待っています。できているからわざわざ褒めるまでもない、と大人は考えてしまいがちなのですが、お子さんがひとりで考えて解ききったときはぜひしっかり褒めてあげてください。褒められると普段からは考えられないようなファイトがわくのがお子さんの特徴です。手間を惜しまず、冷静にどこができてどこができていないのかを把握するとともに、ひとつでも克服できたら褒めてあげて一緒に喜んでくださいね。

競走するときに、お子さんの方が速く正確に解けることは喜ばしいのですが、中には保護者の方が負けてしまうと子どもに馬鹿にされないか、と気にされる方がいらっしゃいます。ですが、そんなことはありません!大人でも間違えることはありますし、むしろ負け(てあげ)ることによってお子さんは自信をつけます。普段から特殊な中学受験の勉強をしているお子さんの方が速く解けることは珍しくありません。そういう場合はむしろ大げさなくらいに悔しがると同時に、「すごいねー負けちゃったよ」とオーバー気味に褒めてあげてください。

このように一緒に「きょうそうする」ことにはたくさんのメリットがあります。どうせなら楽しく勉強したいですから、そういった雰囲気を家庭で作ってあげると、最初はいやいや勉強していたお子さんもやらされ感が減っていきますし、最初から楽しんで勉強できているお子さんはさらにモチベーションをアップして勉強に取り組むことができるでしょう。

まとめ

楽しんで受験勉強ができると、お子さんの実力は飛躍的にアップします。そのカギは実は保護者の方が握っています。一緒に走ること、雰囲気をつくってあげること、そういったことは保護者の方だからこそできることです。

仕事や家事、また下に幼いお子さんがいらっしゃる場合は、なかなかつきっきりで様子を観察するのは難しいかもしれませんが、いつもべったりついていなくてはいけないわけではありません。

大切なのは、お子さんと一緒に悩み、解決していくこと、壁を克服していくことです。お子さんは声に出せないけれどもわからないと悩んでいます。そういう様子を見逃すことなく、努力していることを認めてあげて、頑張っているね、と声をかけてあげてください。まずは1日に少しの時間で構いません。お子さんと一緒に受験勉強に向き合ってみることで、モチベーションアップにつなげていきましょう。

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一橋大学卒。 中学受験では、女子御三家の一角フェリス女学院に合格した実績を持ち、早稲田アカデミーにて長く教育業界に携わる。 得意科目の国語・社会はもちろん、自身の経験を活かした受験生を持つ保護者の心構えについても人気記事を連発。 現在は、高度な分析を必要とする学校別の対策記事を鋭意執筆中。