現役慶應生が解説!『やっておきたい英語長文700』の特徴と使い方について

英語長文問題集の中でも特に受験生に人気の高い「やっておきたい英語長文」シリーズ。

「やっておきたい英語長文」シリーズには共通テストレベルの300、国立大、MARCHレベルの500、MARCHの難問〜早慶レベルの700、最難関大レベルの1000がありますが、今回は700をご紹介します。早慶を目指している受験生であれば、1000にまで手をつけなくとも700にしっかりと取り組んでおけば十分なのではないかと思われます。MARCH志望の方も余裕がある方は700に取り組むことをおすすめします。

「やっておきたい英語長文700」の概要

  • 価格:975円(税込)
  • 目次
    • 問題1 グローバル化(同志社大)
    • 問題2 食糧問題(三重大)
    • 問題3 自宅教育(同志社大)
    • 問題4 高齢化社会(早稲田大)
    • 問題5 インターネット(旭川医科大)
    • 問題6 言語の偏在性(明治大)
    • 問題7 英語の将来(明治学院大)
    • 問題8 イランでの旅(東京大)
    • 問題9 文化と社会(同志社大)
    • 問題10 環境と経済(大阪大)
    • 問題11 太陽エネルギー(佐賀大)
    • 問題12 地球温暖化(青山学院大)
    • 問題13 遺伝子(青山学院大)
    • 問題14 脳死(中央大)
    • 問題15 20世紀最大の発見(千葉大)

「やっておきたい英語長文700」の特徴

「やっておきたい英語長文700」は、はじめに問題編として問題1から問題15までの長文と問題が載っています。そして後ろのページに解答・解説編として解答と設問解説、要約、構文・語句解説が書かれています。

やっておきたいシリーズの特徴は、英語長文で頻出のテーマを扱っていることです。よく出るトピックの知識をあらかじめ得ておくことによって、試験の本番で文章を読んだときに「背景知識がないのでよくわからない…」という事態になることを防ぐことができます。また長文の解説はかなり詳しくされており、和訳だけでなく英単語や熟語の解説や、構文の解説も丁寧にされています。

おすすめの使い方

「やっておきたい英語長文700」は、かなり骨のある問題が多いため、解くのに少し時間がかかることが予想されます。

その後に解答・解説を見て理解していくとなると1題勉強するのに1時間半〜2時間ほどかかる方もいるかもしれません。

そのため、1日1題ずつ解いていくのが良いのではないでしょうか。

手をつける時期としては、高2の秋〜過去問をやり始めるまでの高3の時期が良いのではないかと考えます。その理由はかなり難易度の高い問題が多く、一通り受験英語を勉強し終わっていないと理解するのが難しいためです。

とはいえ15題しかないので、1日1題ずつ取り組んでも2週間ほどで終わります。

何周かして、完全に理解できるようになるまで取り組むことをおすすめします。

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