受験生の中でも特に人気のある文法書、「Next Stage(通称ネクステ)」。入試で問われる文法が網羅的に載っており、共通テスト〜難関大学まで対応できます。
今回の記事ではそんなネクステの中身や特徴、おすすめの使い方をご紹介します。
「Next Stage英文法・語法問題」の概要
- 価格:1463円(税込)
- 目次
- Part1 文法
- Part2 語法
- Part3 イディオム
- Part4 会話表現
- Part5 単語・語彙
- Part6 アクセント・発音
「Next Stage英文法・語法問題」の特徴
ネクステは、基本的に左ページに問題文、左ページの下に問題文の訳、右ページに問題の解説、右ページ下にポイントを整理した情報が書かれています。
ネクステは幅広い受験生に使われているのですが、少し注意しなければならないことがあります。それは、「基礎ができていない受験生は手を出すべきではない」ということです。なぜなら、ネクステの解説文はあくまでテーマに沿った文法や語法を解説したものしか書かれていないので、その他でわからないことがあるとなるとつまずきがちだからです。
ネクステに出てくる問題文は基本的に大学の入試で出てくるものであり、簡単ではないので使用するのは自分の基礎がある程度固まってからにすることをおすすめします。
おすすめの使い方
ネクステはおよそ500ページの参考書です。入試では基本的にPart1とPart2の知識が重要になってくるので、時間がない場合はそこを重点的に勉強するとよいでしょう。Part1とPart2が占めるのは240ページほどですので、1日10ページずつこなせば一ヶ月もかからずに一周できます。
ですが余裕がある場合は、是非Part3〜Part6にも取り組んでほしいと思います。なぜなら、単語帳や熟語帳で身についていなかった知識をネクステから得られる場合があるためです。自分の知識の穴が埋まっていくという感覚は、非常に楽しいものです。
どちらの場合にせよ、必ず何周かして知識を完全に理解できるようにしましょう。ぜひネクステを完全マスターして、英語が得意と言えるようになってください。
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参考
慶應総合政策卒で、現在は社会人として働いている鈴木です。独学で合格した経験を活かして、勉強法やオススメの参考書などを紹介する記事を書いています。趣味は映画鑑賞と読書です。よろしくお願いします!