どんな子でも算数が好きになる学習法~小学校1・2・3年生編~

小学1・2・3年生の時期は、子どもが将来に渡って勉強を続けていくにあたって基礎となる大切な期間です。この時期に「勉強が楽しくなる」ことが一番の「伸びる要素」であり、これがあるとないとでは雲泥の差がつくことになりかねません。

では、どのようにしたら「勉強が好きな子ども」にすることができるのでしょうか?今回は算数を例にとって、小学1・2・3年生が学習する内容から、その方法を探っていきましょう。

「わかった!」を大切に

小学校低学年での算数の学習は、簡単な問題をたくさん解いて、徐々にレベルを上げていくという段階です。まず小学1年生では、繰り上がりのない足し算や引き算、そのあと繰り上がりのある足し算や繰り下がりのある引き算を勉強します。

小学2年生では、筆算の計算に進むわけですが、小学1年時に繰り上がりや繰り下がりを十分に理解していないと、ここでつまずくことになります。子どもにとっては「わからない=おもしろくない」こととなり、勉強が苦手だと思い込みんでしまいます。そうなると、なるべく遠ざけようとするため、宿題もやりたがらなくなります。

大人でも得意だと感じていることをするのは楽しいですよね?子どもの場合には、それが顕著に現れます。もしもつまずいてしまったら、ちょっと前に戻ってできる問題を解かせるようにしてみましょう。「これがわからないとこの先大変!」と思い、できないところをやらせたい気持ちはよくわかりますが、わからないところばかりをやらせていると、子どもは達成感を得ることができず、勉強嫌いに拍車がかかってしまいます。まずは「解けることが楽しい」と思わせることが、この時期の勉強が好きになるコツです。

親も一緒にできる学習

小学1・2・3年生の学習内容なら、まだまだ親御さんにも教えることがたくさんあります。特に「九九」は何度も復唱することで習得するものなので、お風呂の中や買い物の最中などに、ゲーム感覚で一緒に練習してみるとよいでしょう

小学3年生の算数になると、3ケタの筆算や筆算の掛け算を学習します。また、割り算やこの時期の最大の難関である「分数」を学習します。これらは難しいように見えて、実はしっかりと九九ができていれば理解しやすい単元です。

分数は頭の中だけでは理解しにくいので、実際にケーキやピザを等分に分ける作業を子どもに任せて「実感を持たせる」ことで、日常生活でも学習することができます。そのように、楽しみながら一緒に勉強していくことが大切です。

「知りたい」という気持ちを大切に

子どもの好奇心はとても強いものですが、持続しにくいという傾向があります。子どもに「教えて」といわれて、忙しさからついつい「あとで」とか、「自分で考えなさい」と言っていませんか?自分で考えてわからないから聞いているので、そのように親御さんに突き放されてしまうと、子どもはどうしたらよいのかわからず、そのままわからないところを放置してしまう可能性があります。

そして、今後の受験勉強の土台となる大切な基礎部分の理解が不十分なまま学年が上がっていくと、「どこがわからないかがわからない」という状態に陥ってしまいます。

子どもが「教えて」というときは、子どもが知りたいと思っているときなので、勉強が好きになる最大のチャンスです!わかったときに達成感を覚え、勉強が楽しいと感じることができます。ですから、家事やお仕事で忙しい毎日をお過ごしだと思いますが、お子さんが「教えて」と意思表示をしてきたときは、ぜひ手を止めて一緒に考えてあげる時間をとってあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?勉強好きになる最大のチャンスは、「知りたいと思っているときに一緒に考えたり答えてあげること」です。そのチャンスを積み上げていくことによって、子どもの好奇心は無限に広がります。そして、「わからなかったことがわかるようになって嬉しい」という気持ちを持つようになり、その後の受験勉強にも耐えうる基礎知識とメンタルを養うことができるのです。

今回は低学年の算数についてご紹介しましたが、 算数に限らず子どもの「知りたい」という気持ちを大切にして、勉強が好きになるよう、親御さんも働きかけていきましょう。

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一橋大学卒。 中学受験では、女子御三家の一角フェリス女学院に合格した実績を持ち、早稲田アカデミーにて長く教育業界に携わる。 得意科目の国語・社会はもちろん、自身の経験を活かした受験生を持つ保護者の心構えについても人気記事を連発。 現在は、高度な分析を必要とする学校別の対策記事を鋭意執筆中。